まい・だいありー・ばい・えむ ~都わすれ~

振り返れば、まんざらでもない日々をめざす雑記帳。

美容部員の仕事 その③

2024-03-01 21:53:36 | 過去のお仕事
化粧品会社は女社会。というか
利益を上げてくれるのはポーラレディさんなわけで。
半期に一度、ホテルでポーラレディさんの慰労会がある。
宴も盛り上がってくるとチークタイムなどもあり
男性社員は明らかに少ないので奪い合いです。
成績の良いベテランさんは必ず踊れます。
ちょっとした大奥?
化粧品会社の男性社員はダンディで良い匂い(笑)
これが業績をあげる励みとなるのかもしれないな。

ある日、販社の美容部員にならないかと話が来た。
これは特別例外なことらしかった。
どうやら先輩美容部員の方々が推してくれたらしい。
販社の美容部員になるには東京の本社で一定期間
研修がある。

しかし、その頃から母が更年期に入り、体調を崩しがちになり精神的にも
不安定になった。母と離れる事は出来ない。

ほどなく母は働くことができなくなった。
兄と私で生活費を何とかしなければ・・・

当時の給料は手取りで10万あるかないかの状態。
折角のチャンスも諦めて退職することになった。

わずか2年程度の美容部員の仕事だった。
だけど、その後に働くことになるドラッグストアでは
美容部員をしていたということで
資生堂やカネボウの勉強会に参加できるという
楽しい思いもできたのでした。

あれから40年。
ポーラも体制ががらりと変わり、販社も支店も無くなり、
当時を知る人もほぼ皆さん退職されたことでしょう。

今も耳に残るのは先輩美容部員の
「女は何歳からでもキレイになれるのよ」の言葉。

勿論、シミやシワは消えないけれど
心持ち次第で表情は変わる。
キレイになれると私も思います。

懐かしくてつい長々と書てしまいました。



花壇のラナンキュラス。
葉の茂り方が凄い。20cm間隔を開けたのだけど
それじゃ足りなかったのでしょうか。
気温が上がってくると病気になるんじゃないかと心配・・・










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2 コメント

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Unknown (マダム)
2024-03-01 22:19:36
ポーラ化粧品は一時期母が使っていましたよ。それから母の知人の紹介でカバーマークを晩年まで使っていました。義母は資生堂だったかな。気が合わない二人でしたが、体が動かなくなる前まで、朝、キチンとお化粧をしていました。スッピンで過ごすことは病気でない限り無かった二人でした。
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>マダムさん (都わすれ)
2024-03-02 20:09:19
私がポーラに勤めていた時に、仲の良い子がオリリー化粧品(カバーマークと同グループだった)
に勤めていて、彼女は髪も夜会巻きでデパート勤務でした。
夜会巻きは美容部員の中で流行っていました。
話がそれましたね(;^ω^)
私たちの母の時代の女性は昼間にスッピンでいることはなかったような印象ですね、
女性としての身だしなみといいますか。
私なんぞ、出かけるギリギリまでスッピンです(;^ω^)
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