朝、ベットまで射しこむ明るい陽射し
この張り詰めたような早春の空気が
私は大好きです
突然なんの脈絡もなくこの詩が~。
山のあなたの空遠く
(幸)さいはい住むと人のいふ
ああ、われひとと とめゆきて
涙さしぐみ かへりきぬ
山のあなたに なほ遠く
(幸)さいはひ住むと人のいふ
当時中学生
退屈な授業では、こっそりなぶり書きしながら
覚えたものでしたが<笑
朝からこんな昔を思い出すなんて
間違いなく老いの域に入っているようです。。
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全豪オープンテニス
只今大坂選手の三回戦
今年の大坂選手 本当に強い
19年 同じ全豪で優勝した時
勝利直後のなおみ選手
今年も期待しましょう
中高時代、口調の良い詩が好きで
洋の東西、ジャンルも様々、構わず
見つけては暗記していました<笑
高校で故郷の辺りを詠んだと教わった
天地の~>で始まる憶良の<貧窮問答>の
さわりも永い間覚えていたのですが、今となっては
一節も思い出せません<笑
同様に啄木も晶子も思い出せる歌が少なくなって
ききたのは仕方のない事として
残念なのは俳句が作れないことです
俳句を勉強しておけば良かったのにと
今にして悔やまれております
ことが自然に、懐かしく想われるのはごくふつうのことです。思ひ出の抽斗が沢山あることは
日々の心の彩を美しくしてくれます。
ブッセのこの詩は、やはり上田敏の名訳によるものですね。たぶんドイツ語で味わってもこの
ような感慨はないのではと思います。私は物心ついた頃よりの啄木ファンですが、藤村も、将又
ゲーテも読み耽りました。それらはやはり心の糧だっと思います。
ブッセの詩は、今ハ昔、文芸部の顧問をしていた時、いつも部員の女子生徒が好んで諳んじて
いました。今更ながらあの頃に返りたいと思ふことしきりのこの頃です。
往年の<束の間の高校国語教師の成れの果て>でした。今宵はこれにて。