真夜中のコーヒー2

人生の最終章
 ボケ防止のためにも
  ブログ遊びを楽しもう

私の<戦争を語り伝える

2020-08-17 03:26:32 | 雑記


                          先ほど日付が変わり
        
         8月15日 終戦の日を迎えました


       戦後75年
       戦争の申し子である私たち世代でさえ
       ほとんど戦争の記憶はない

       75年前のこの日
       お盆で訪れていた父の実家、祖母の家で
       幼い私は従兄に連れられて、遊びに出ていたのか
       家では母達大人が玉音放送を聞いたという。

       同じころ、遠く離れた満州で
       28万?とも言われた日本人がソ連軍の襲撃をうけ
       悲惨な目にあいながら帰国に向けて満州の荒野を
       彷徨い歩いていたなどとは、ずっとずっと後になって
       知ることになりました


      幼く戦争体験もなく見聞きすることもなかった子供時代
      を過ごし、成人した私が、ある日本屋で手にした一冊の本

      
         ノンフィクション   角田房子さんの

         満蒙開拓団の壊滅   「墓標なき8万の死者」


                        戦争体験は語れないけど、60年安保を過ごしています
       旗振りまではしなかったけど<笑
       意識は今でもリベラルです

       この本によって、戦争への関心が向けられました

       IF>はないというけど
       私が満州で生まれていたら、過ごしていたら
       当時は必ず弟か妹がいて親には頼れない
       一人で歩き通すには幼すぎるで
                         孤児になっていたかもしれないと思うと!
       
                       後に始まった孤児の親探しの新聞情報を逐一観ても
       同年代の子が多かった記憶が在る

       戦争がもたらす怖さを感じました

      その後、
      流れる雲は生きている>に代表されるように 
      個々の人々の体験記に衝撃は受けても怖さを感じる
      ことはなかったけど

      どれほどの人に取材を重ねたのか、綿密な検証に基づき
      当時の戦況も詳しく織り込まれたこの本には
      衝撃よりも只々怖さを感じました 

       戦争を二度と起こしてはならない>
        戦争を語り継ぐ体験を持たない私が出来ることは 

       一人でも多くの方にこの本の存在を知ってもらえればと
        この拙いブログを書き残します


       戦争体験を親たちの世代が口を閉ざしてきたように 
        若い人々が関心を失くすことが無いよう願っています
   

                       
コメント (1)
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