真夜中のコーヒー2

人生の最終章
 ボケ防止のためにも
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寿命 <今と昔

2016-03-15 23:50:43 | 雑記


      作家の曽野綾子さん(84)が「週刊ポスト」のインタビュー記事で語った「高齢者は『適当な時に死ぬ義務』がある」との主張がネット上で大反発を受けている。

高齢者は権利や機会を若者に譲り、死と向き合うべきだ――そんな「生き方」の主張だったが、「あなたからどうぞ」など厳しい意見が相次いでいるのだ。


    ===============================


     あまりに歯に衣着せぬ物言いに、

       笑ってしまいましたが。。。


  
     
      ネットで大炎上を起こしているとか、起こしたとか




     デモね


      <言わんとすることは、分かるわよね>


         友人との会話です




      <人間五十年> と謡った信長

      今は八十年を超して九十年に近づいているのでは?


     最近では 九十四歳で亡くなった母がとても

      早死にしたように感じられてしまいます<笑




      人間の細胞分裂は確か130歳位まで続くので、理論的には

     それまで生存が可能だという事らしい


     今の医学の進歩からしても近い将来それも夢では

       ないのかもしれない




      元気な100歳以上のお年寄りが、大勢闊歩している

       世の中ナンて、想像するだけでも、おぉ~怖<笑




     私の周りにも、長寿にこだわっているお年寄りは
 
       そうそう見当たらない



     長寿に拘っているのは、本人ではなく、周りの身内の者では

       ないのでしょうか




    私にしても、母の介護をブログにする時、タイトルを

     「100まで頑張ろうネ」  にしたほどですから<笑




      友人との会話は続きます



     「心配することはないわよ」


     「いざと言う時、若者に機会を譲る> 誰しも感じて

       いることだし、譲りますよ」
 


     「それほど声を大にして言うほどのことではないし

       目くじらを立てることでもないわよね」





      昭和30年代の初め、

        祖母が子宮がんと宣告されました



      その時の話です


        祖母が診断を仰いだ病院


        1. 九州大学病院

        2. 00病院 (某有名00鉱業経営の町の総合病院
            当時、北海道からでも治療を受けに来る名医と言われる
            医師がいたそうです)

         3.父の務める会社の総合病院

         4.町の医院  (母達が子供の頃から往診してくれていた
                 町の医院)




       4人の医師の判断は  余命3年


          00病院の名医からは手術を勧められたが

          他は

           「この歳で苦しい思いをさせることはない

           残りの人生、好きなように過ごさせる方が良い」




         母達が選択したのは、

            手術をしないという事




         当時、祖母は 65歳

             今では考えられないことですね。。。 






         いつでも入院出来る体制を取っておいて


         四人の子供の家庭を長期滞在して回り

          宣告通り  3年目


           入院することも苦しむこともなく



         「子宮がんで、こんなきれいな亡くなり方は初めて」

          と、医者に言わせた、穏やかな最期でした

       
        今では信じられないようなお話です   



       あれから(゜д゜)(。_。)ウン十年 


        人間の寿命はどれだけ延びるいえ延ばされるのでしょうか



        どんなに医療が進歩しても
       

       オバはん達はそれほど長寿も延命も望んではいませんよ


        願わくば、苦しむことなく逝くことだけです<笑




         かって言われた言葉を思い出しました



       <戦後育ちは、それほど長寿を耐え抜く力は持っていない>と



         確かに

       親世代の逞しさは持ち合わせてはいませんよね


         と言うことは


      
       若者に譲る> ナンて騒がなくとも


         いずれ帳尻の合う世の中になることでしょう



              曽野綾子さん


            
コメント
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