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詩と物語を紡ぎます

零度五分の哀しみ

2018-02-01 23:00:00 | poem
     零度五分の哀しみ



寒暖計が、零度五分を指している



路地裏に、未だ横たわる、氷河を
降りかかる、冬の涙が、葬り去る



冬の涙は、張り裂ける、哀しみに
零度五分の雪に変わり、降り注ぐ


寒暖計は零度五分のまま眠らない


**************
 written:18/02/01
 photographed:18/02/01
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素敵な感性だなって思います (̴夢見)
2018-02-02 10:29:27
でも 寒そう!です


ああ 出かけたくないけれど 行ってきます!
返信する
Re:素敵な感性だなって思います (つかさ)
2018-02-02 22:40:08
夢見さま、こんばんは(^o^)。いつもありがとうございます。

お義母さま具合はいかがでしたか?
今度はそちらの方に強力寒波到来の予報が!
どうぞお大事に。

ご主人、大丈夫だったのかな?(笑)
返信する

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