
カルディアKIXのスペックをみると判りますが、標準で5BB、1ローラーBBという仕様です。
今回の改造で標準の5BBに3BBの追加ということに。
パーツが一通り揃い、組み込んだので記事にします。
交換する場所は
1.ラインローラーのプラスチックカラー
2.スプール受けのローターのアルミカラー
3.ハンドルノブ内部のプラスチックカラー
追加で調整ワッシャーをかまして糸巻き形状を変化させます。
ついでなのでPEも新しくゴーセンの剛戦XSW1.2号を巻く。
左がラインローラー部のノーマルのブッシュとカラー 右はスプール調整ワッシャー0.5mm
左から1.2.4番目のものがワッシャーとベアリング
上の二個の部品がノーマルの部品
スプール受け部は以前記事にあったRCSのBBチューンキット(交換済)
左のベアリングとアルミカラーを交換
ハンドルノブ内部のプラスチックカラー(上)とベアリング(下)を交換するだけ~
作業的に特別な技術を要するものでなく、誰にでも出来るレベルだと思います。
注文するパーツもメーカに普通に頼める、KIX純正品という扱いのもので、
パーツ表(ダイワのHPの部品表に記載)に注番もあります。
RCDキットの効果は体感済みで以前よりも滑らかにドラグが作動しました。
セルテートやフリームスKIXを使っている人にも有効なパーツ。
フリームスの人も同様の改造が可能だと思います。
となるとカルディアの意義は!?(笑)
KIXの泣き所的な評価をされているラインローラー部ですが、
これで良くなるんじゃないかと思います。
エギングで使っているわけではないのでどれだけ効果が出るかは不明。
セルテートのBBを使うとスグにシャリシャリ音がでてなんて記事もありますが、
マメに清掃&注油するしかないですね。
よく考えてください、この径のベアリングがキャストする毎に潮や水に濡れて回ってるんですよ。
一晩キャストしたら万単位で回ってるはずですよね。
気分的に やるとこまでやった そんな感じで(笑)
ハンドルも同様の効果レベルだと思います。
費用は¥3600くらいかかったのかな?
スプールやハンドルなどの見た目カスタマイズよりは安く済んでますね。
ゴーセンの剛戦XSW1.2号(150m) ¥2573
調整ワッシャー0.5mmを一枚追加した後の巻き形状。
ステラと違ってツライチまで巻くのは非常に怖いので控えめで。
これで少し使ってみて後でもう一枚ワッシャー追加してみようと思います。
最近ステラを使用せずにサブのタックルばっかり使ってるな~(笑)
これからキス釣り行って海で泳ぐかも~。
今、キャスタウェイ使ってて剛戦に変えようかと思ってるんでよかったら教えて下さい。
今日キス釣りの帰りに30分ほどキャストしてきましたが、個人的になかなか良い!そんな印象。シマノのAR-Cのようにゴワゴワしていなくて糸鳴りも少なく捌きやすい感じがします。
バリバスのPEにシュッ!を塗布、記事のようにPEの巻き形状も変えてありますがスス~とラインが出て行く感じです。
糸鳴りや滑りではサンラインのキャストアウェイPEも悪くないんじゃないかな~(自分はまだ使ったこと無いですが)
FGノットでの結束も特に問題なく編み込めました。
耐久性やコーティングが剥げたりビチョビチョに水分を溜めた状態での飛距離の低下具合など、今後使い込んでみないとわからない部分もまだありますが、現段階では高評価です。
あくまで個人的な意見なので使う人のタックルやフィーリング等で違いはあると思いますので参考までに。
スプールの径が大きいのは飛距離の面で有利だとは思いますが、ノーマルの状態で逆テーパーが標準なのがどうも気になります。
順テーパーが何か問題があるのかとか疑ってしまいますね。そんなわけでのワッシャー追加です。