世界記録工場のソフトボール対決を見て

ソフトボール、世界最速投手から打てば２００万円！
有名プロ野球選手や野球好き芸能人がチャレンジすると言う企画。

対戦する投手は
日本女子ソフトの上野由岐子投手

アメリカのジェニー・フィンチ投手

の二名です。

一応高校時代ソフトボール部（弱小）だったのですが見てると楽しいです。
隣の地区に110km台を投げる投手が二人居たので、悲しいかなどうしようも無かった記憶が。
高校総体も補助員として他県の試合を見ましたが、正直レベルが違い過ぎたように見えた。
高校野球も高知は有名ですが、実はソフトもなかなか有名。
当時の大会は高知の高校が優勝。


部活の遊びで野球部と対決をしたのですが楽勝で勝てました。
確かに当たれば飛ばすパワーを持った人も居ましたが、
野球と決定的に違うのは下手投げ（ウィンドミル）で球が浮き上がること。
この浮き上がる魔球ライズボールはヘタに野球をやっているとまず打てません。
人間の目は横の動きに対してはカナリ反応は出来るのですが、
縦の動きにはなかなか付いていかないものです。

野球のピッチャープレートよりも近い約１２ｍ、セカンドベースが１８ｍ。
野球が１８ｍなのでほぼ２／３の距離、セカンドが野球で言う投手版の位置です。
ソフトボールでの最速はカナダの選手が出した１３９ｋｍだとか。
高知県で有名な人は高知闘犬センターソフトボール部（現：高知パシフィックウェーブ）の
西村投手で、１２０ｋｍ台の球をコンスタンスに投げてました。（今も居るんだろうか？）
当人の最速は１２８ｋｍだそうです。

たかだが１２０ｋｍと言う速度、硬球と比べたら全然遅いです。
が、前述したピッチャープレートの位置が問題なのです。
ソフトを知らない人に体感速度をどのくらいかと答えると・・・
ソフトの１２０ｋｍと言う速度は野球の１６０ｋｍ級なんです。
こんな球を投げれたのはメジャーのノーラン・ライアンなど一部の人だけなんです。
剛速球を武器に三振の山を築きましたが、彼はノーコンで有名（笑）

野球はマウンドが高くなっていますが、低かったら意外とたいしたこと無いかもしれません。
野球の球は少なからずお辞儀をするんです。
ソフトボールは膝の高さ付近から放たれたボールが、
極端な話そのままの軌道でミットに収まります。
野球で言うキレのある伸びる球なんかがソレに当てはまるでしょう。
ライズボールは球が浮き上がります。
自分は主にセンターを守っていましたが、
背後から見ると５０ｃｍどころじゃないように見えました。
マジでグイ～～～ンと上がっていくんですよ！
ただ、横から見るとそんなに変化はしてないんですよ。


ただ斜めに上がっていっているだけ！（爆）



簡単に言うとこの浮き上がるだけの球が
体感速度１５０～１６０ｋｍで目の前に来たら素人は打てません。
例えプロ野球選手でも一筋縄ではいかないでしょう。

今回も例に漏れず三振の山でした。
ただ、クロマティがヒットになったのは守備ミスと言う感じの内野安打。
というか、野球場じゃなければアウトだったはずだ、マウンドが邪魔した。
個人的に配球に問題があったんじゃないかな～と。
素直にライズボールを投げてれば三振していたでしょう。
理由はクロマティのクラウチングスタイルから振り出されるバットの軌道。
アッパースイングではないので当たる可能性が高いと言うこと。
確かに低めないしドロップボールを投げても打ち取れたかもしれないけど、
レベルスイングに近いだけにバットに当たる率が上がりそうだから。
で、ドロップも縦変化の魔球ですが、野球には無い上への変化が最も効果的。
参加しているほとんどのバッターがボールの下をスイングして、アッパー気味に振っている。
要するに高めの球に釣られているわけなんですよ。
クロマティに対しては投げてはいけない球だったかもしれない。
クラウチングスタイルのあのフォームからライズボールはすごい打ちにくいはずだし。
ソフトは上から叩くのが基本よ～。


参考までに最もホームランに出来そうな球と言うのは実はライズボール。
球の回転方向もあるんでしょうけど意外と球が軽いと言うかそんな感じ。
逆に下に落ちるドロップボールは芯を食ってもすごい重いです。

踏み込むようなスイングでは振り遅れてしまう可能性も高く、
最悪チェンジアップなど抜いた球に体が泳いでしまうかもしれないです。
一番面白そうな対戦はソフトｖｓイチローじゃないでしょうか。
あと巨人の小笠原とか。
小笠原のスイングは気持ちいいからね


以前ヤフーの掲示板でプロ野球選手と女子ソフト選手が対決したら、
どっちが勝つかと言う記事がありました。
ソフトボールルールでやったら間違いなくプロが負けると自分は思っています。
ソフトを知らない人が1000回やったら999回はプロが勝つと言っていました。
正直野球のスイングではなかなか打てないもんなんですよ。
野球選手では１００ｋｍ級の球を投げることもなかなか出来ないでしょうし、
あと守備位置の問題があります。

野球の場合、ファーストとサードの守備位置がベースの後ろに守りますよね？。
ソフトの場合、ベースよりも前で守ります。
バントシフトの場合、ベースとホームの中間よりも前に守ることもあります。
野球のように打球が速くは無いですがそれでもすごい怖いです（笑）


年食ったので流石に当時のように体が動きませんが、
バッティングセンターに行ってソフトボールのコーナーがあれば好んでそっちを打ちます。
当然最速設定で！　（いいところ１００ｋｍかな？）
普通に打つなら９０ｋｍは無いと楽しめません。
それより遅いと球がお辞儀しちゃうから

釣りブログですが、たまには釣りと関係ない雑記を書いてみました。
一応日々の出来事を綴るということだからＯＫなのかな。

今思い出した、
番組の内容ほとんどが世界記録には挑戦してねえジャン！