私の「認識台湾」

個人的な旅行(写真)の記録を主眼としつつも、実態は単なる「電子落書き帳」・・・・

「新・台湾の主張」(その4)~両岸関係の正常化に向けて

2005年08月03日 | 台湾
陳総統は、中国が崩壊する局面で真っ先に政治・経済・人的交流面で影響を被るのが台湾であると指摘し、「中国が崩壊した際の衝撃が全世界を動揺させることを望んでおりません」と明確に回答しています。 陳総統によれば、「拡大する市場経済の吸引力、持続的に拡大する軍事力、潜在的な社会と経済の混乱要素、政治における中央の統制能力、さらに政治の民主化が安定的に発展するかどうかなどの複雑な基礎」的要因が中国の脅威的台 . . . 本文を読む

「新・台湾の主張」(その3)~「積極開放、有効管理」の対中経済政策

2005年08月02日 | 台湾
先日の陳総統のインターネット講演は「アジア太平洋情勢と安全保障」をテーマにしたものでしたが、終了後の記者との質疑応答ではそれ以外にもあれこれやり取りがなされていたようです。 万年野党が与党になった時のアキレス腱は経済政策だとよく言われますが、激動の21世紀に船出した陳政権も失業率や株価対策等種々苦心していたようです。もっとも、誰が舵を取っても一筋縄ではいかない感もある昨今の台湾の経済政策に関して、 . . . 本文を読む

「新・台湾の主張」(その2)~総統府、HPで〝中華民國是台湾〟を宣言

2005年08月01日 | 台湾
私が生まれた頃までは、大陸への実効支配が及んでいないにも関わらず、国府・台湾が中国全土の代表として国連の常任理事国でもありました。そして国連においてその中華民國の代表権を巡る争いが起こり、結果的には中華人民共和国が「全中国を代表する主権国家」として承認され現在に至っています。 国際社会の大勢が承認する〝中国〟が中華人民共和国ということになって以降、台湾は五輪等のスポーツ大会(76年のモントリオール . . . 本文を読む