no music no lifeかもしれない日々

素人による音楽的感想を目的とするRAG FAIR中心ブログ

RAGッSTORY感想その2(スターズオン)

2005-12-01 23:02:56 | RAG FAIR曲感想

スターズオンの感想に行きましょうか。

・Start
Startという曲にここまでかきたてられるとは思わなかった、という。もともと好きな曲ではありますけど。
無意識に体を動かしたくなりますね。

・あさってはSunday
このへんまでは普通に聞けるんですよね(苦笑)。
洋輔さんの上ハモ目立ちますねぇ。

・ラブラブなカップルフリフリでチュー
ファンじゃなかった当時、ラブフリの後にあさSunがリリースされた時に、なんか変わり映えのしない歌詞を書く人だな土屋礼央って、と思っていたことを今思い出しました。世界観が同じですよね。同じ人が書いてるんだから当たり前っちゃ当たり前なんですけど。
「そーなんだ」っていう洋輔さんの入り方が乱暴でちょっと耳に引っかかりますね・・・。洋輔さん・・・ごめん・・・ボイトレ頑張って・・・。

・Dip!Dip!Dip!
この入り方やばい。
オリジナルのバージョンより音が半音下がっているので、聴きなれた耳には微妙に違和感がありますねー。リズムパターンも変わっているからっていうのもあるんでしょうけど。Dipっぽくない。いや、悪い意味で言ってるわけではないです。

・tea time lover
AIRアレンジと和音は同じなのに、新録だとこうも違って聴こえるものか。
不協和音に聴こえませんよね。

・オールナイトニッポン
RAG FAIRのオールナイトレコーディング(徹夜したのか)(笑)
ビタースイートサンバとStartのミックスがありえない。すごい。
礼央さんの超絶しゃべりを聞き取ってやるーと踏ん張っているのですが、一人では何かと限界があるのでみんなで「ここはこうじゃない?」ってやりたいんですけど、ブログ上でそれやっちゃったら著作権法上の問題が生じる可能性がありますので、泣く泣く諦めますー。
ちょっと今度一緒にやりましょー>身内のみなさん
高久さんの名前が出てくるあたりがいいですねぇ。
おっくんのドラムロールはどれくらい続けられるんでしょう。
礼央さんにとってオールナイトニッポンがいかに大きいものであったかということと、それを知っていてここに組み込む洋輔さんに愛です。
反則だ。

・白い天使が降りてくる
シンプルなコーラスですねー。
この繋ぎ方だと、高久さんが白い天使なのかと(笑)

・ハレルヤ
よく加藤さんこんな高音を金属音にならずに出せますねー。完全に女超えてますよね、この人。いや、一応音域が高い部類に入る女として加藤さんに負けるわけにはいきませんけど。
加納さんの「運命なんて」の「しーんじてる」がちょっと・・・濁り過ぎてて汚く聴こえてしまうのが残念ですねぇ。加納さんって、ベースボーカリストにしては低い音域が狭いですよね?
構成としてはここでベースだけにして「ぐるぐる」というメリハリは非常に効果的だとは思いますが、それだけに惜しいです。

・ヨーヨー・マン
冬版恋マレというだけあって、違和感ゼロですね。

・恋のマイレージ
加藤さんの「いぇいいぇいいぇい」のところで強く思いますが、声が太くなってますね。
金属音に聴こえない。
「あーあーあーあーあーあーあ」のところ、これミックスでやってるんじゃないんですよね。まじでこう歌ってるんですよね。

・Summer Smile
完全ライブノリですね。
サマスマ1曲を歌い切る場合にそれが似合う曲かと言われれば微妙なんですけど、スターズオンの中だから一切違和感なく許される。

・Sheサイドストーリー
ダバダバのかぶせ方が神。

・空がきれい
私ねぇ、私の周りでやたら評価が高いにもかかわらず空きれってそんなに好きじゃないんです。歌えないから。曲としては良い曲だなーと思いますけど、礼央さんの音域は低いし、何より加藤さんと健一さんがどこで何歌ってるか聴こえないからコーラス歌ってても楽しくないんです。要はアレンジが個人的に気に入らないという話なんですけどね。
でも、このアレンジはほんと好き。

・のほほん
何回も言いますが、「ゆっくり~」の歌詞の使い方が神。

・Old Fashioned Love Song
割とあっけらかんと歌ってますよね。
新アレンジがレコーディングされたもので聴けるなんてねぇ。おいしすぎます。
コーラス超きれい。
こんなにコーラスが強いOFLSなんて、ここ以外じゃ聴けないんじゃないでしょうか。
コーラスが強くなったら礼央さんの声負けてますけどね・・・。

・君でなければ
音楽会バージョン再来。神。
"Nothing's gonna change my love for you"が、CDでも音楽会でも感じられなかったような温かみを持って歌われていて、ずきゅんと来ました。
あの時のアレンジの、微妙だった部分が一切なくて神な部分のみがここに入っているので、個人的に非常に満足です。

・青空
tea time loverと思うことは同じ。
アレンジが同じくせに、なぜここまで違って聞こえるのか。
本当に、彼らの声がいかに変わったかということですよね。
単純なドミソの和音が不協和音になっているI RAG YOUもどうかっていう話ではあるんですけど、コード進行的に取りづらそうだとは思います、確かに。

・半熟ラプソディ
何回も言いますけど、「ほら急いで」の使い方がうわーもーありえない。
でも半熟短いなー。

・七転び八起き
OFLSからここまでの歌詞の流れをまとめると、本気の片想い→本気の失恋→回想→上手く言えないけどドンマイ!(素)っていうことですよね。
この流れ凄い。
七転び八起きの歌詞が史上初めて活かされた瞬間。ものすごいあったかい歌に聴こえます。
もっと言えば、ものすごい個人的恋愛の世界ドンマイ!の次がHANAという世界観の広い歌だというつながりもポイントですね。

・HANA
何が凄いって、「風に揺られながら」の後、本当にHANAを歌ってるリードがいなくなることですよね。
それでもHANAだってわかるのは、リズム隊がそれまでと同じラインをキープしているからですけど。
これこそ、RAG FAIRにしかできない。
ほれ見ろこんなことラグにしか出来ないだろーんっふっふって洋輔さんにケンカ売られてると思う。
ところで、私、売られたケンカは買う人なんですけど>ファンバンドのみなさんへ私信
だってね。まとめてみると、
普通にHANA~おっくんで仕切りなおし~HANA中心にいろんな曲があふれ出す~HANAが消える~そばーでーさーくーユニゾン
これ悔しすぎる。
洋輔さんがここ一番やりたかったところだそうですが、本当に好き勝手やりすぎなんですもん、あのリーダー。そこがものすごく好きですけど。
でもねぇ。だからと言ってやっぱり泣くことはないよねぇお互いー。よ--こさんー。

・Start
R・A・G・F・A・I・R!ですけど。
こういうの、なんか「S! M! A! P! SMAP!」みたいでこっぱずかしくてあんまり好きじゃないんですけど、一歩間違えれば自己満足で終わる可能性もありますけど、かっこいいから許す。(ドロ甘)

・総評
何回も言いますけど、洋輔さん大好きだ。
聞き飽きましたかそうですか。
これを聴いた世界中の人が洋輔さんに惚れるんじゃないかと(頭が弱い子だと思われるのでやめましょうね)

ライナーノーツにも「おっくんの淡々とした(中略)ボイパ」とありましたが、本当に流れは淡々としてるんです。
DJさんによるリミックスがオリジナルより、時には無味乾燥と思えるまでに淡白に聴こえることを意識しているのかいないのか、まさしく人間リミックス。
その上、おっくんが言っているように「人間が目の前でやっていたら退屈しない」という強烈な強み。
この発言はともすればDJさんに対して非常に失礼なんじゃないかと私は密かに心配しているんですが、でも個人的にはものすごく同感です。
このCDがライブで聴くときとは別物に聴こえるのはその淡白さだと思います。
ライブでは淡白には聴こえませんよね?
それは演奏者側のテンションの問題なのか聴いている側のテンションの問題なのか、両方あると思いますけども。

加藤さんが「ライブとCDは別物で考えるのか」迷ったこともあったみたいなことを雑誌で言っていましたが、ライブでそのまんまできることをCDに入れて、その上でライブにはCDと全く違うテンションがあるというのがかなりの重大ポイントかと思われます。
「同じものをCDとライブで違う楽しみ方が出来る」ようになってきたんじゃないかと思います。
今まではCDをライブで可能な限り忠実な限り再現する、ような感覚だったと思います。歌唱力の問題もありますし、声を重ねたことによる音の厚みをライブでは再現しようがないけれどなんとか・・・みたいな苦しさが見えることもありました。だから、RAG FAIRはライブじゃなくてCDで楽しんでいたほうがいいんじゃないかと思っていた時期もありました。
でも、CDを聴いてライブに行きたいと思えた。それはすごいことじゃないかと思います。

うーわー、スターズオン1曲に長いなー。