女一人で地球散歩

2016年11月6日よりスタート!!!本能のままに!地球散歩へ行ってきます:)

久しぶりのアクティブモード

2018-12-24 15:58:31 | Japan🇯🇵
あっという間に年末です。



旅記録ではないのですが、日々の記録として記そうではないか。


日本に帰国して早2年。
旅先で知り合った人はたくさんいるが、やはり時間が経つと疎遠になるものだ。


そんな中、今年の1月にイタリアで知り合った中国人の青年が日本に遊びに来てくれたので、東京、鎌倉を案内したことがあった。
二人で色んなところを周り、彼はとても喜んでくれた。






このように再会したり、継続的に連絡を取り合う人は少なくなってきた。



こんな中で、今でもちょくちょく会う人がいる。



その人とはつい最近会ってきた。



朝陽も上らぬ5時に起床。
寝ぼけ頭のまま電車に乗り込み、ついた先は…












奥多摩!!!





何故奥多摩か??


もちろん目的はトレッキングだ。





そして一緒に行く人はもちろん…













ちーぴょん( ´ ▽ ` )ノ





ちーぴょんとは南米パタゴニアで出会い、帰国後もちょくちょくあっていた。



彼女は生粋の山好きだ。

一人で山篭りをしたり、色白華奢な見た目とかなりギャップがある。




そんな彼女に連れられ、今回は都内の奥多摩にトレッキングにやってきた。


そして今回はもう一人、頼もしい山好き仲間がいる。
山オタクのユースケさんだ。


彼はもう常軌を逸した山好きだ。


仕事終わりに山に行って、そのまま野宿、なんてこともよくあるとか。
他にもトレイルランの大会で優勝したりと、とにかく凄い人だ。


頼もしい二人に連れられ、トレッキングスタート!




下車駅はJR古里駅。

ここでユースケさんと待ち合わせ。


ユースケさんはやたらでかいザックに、なぜかマットまで持っている。


疑問に思い、まさかと思うが尋ねると…




「昨日、会社が終わってからそのまま山に行って、野宿してきたんだ。だから荷物が多くなっちゃったよ」







と、彼はにこやかに答えた






流石すぎ😂😂😂😂😂





というわけで、登山スタート!!!




入り口へ。





東京都とは思えないのどかな風景に心が和む。

地元の人たちは登山者に慣れているせいか、すれ違うたびに

「いってらっしゃい」
「気をつけてね」

と、声をかけてくれた



少し登ると、大きな杉が現れた





写真だと全く迫力はないが、実物はかなり大きく、なかなかの迫力であった。

三人でワーワー言いながら写真を撮り、再び登り始める。


陽射しはあるが、日陰は寒い。
ここは山梨と東京の境目の奥多摩だ。
寒いに決まっている。


しかし本当に寒い。


手袋を忘れた私は負け組…



しばらく歩き続けると、なにやら地面に白いものが…








霜柱!!!




大量の霜柱が地面を覆い、踏むたびにザクザクと音が鳴る。


大の大人三人で霜柱を踏みつけながら遊ぶ。




山に来ると、童心に帰るね…(ᵔᴥᵔ)






しばらくアップダウンの激しい傾斜が続いて疲れてきたため、陽当たりのいい山の中腹で休憩することに。




手作り感溢れる看板




南米では多いときは1日で30キロ近く歩き、そのあとのニュージーランドでも20キロ、最後の旅の地である韓国では山小屋泊も経験した。


貧弱で登山とは無縁の私だったが、これらのお陰で多少は体力がついたようだ。



休憩をして体力が回復したところで、再び歩き出す。

しばらく歩くと、ビジターセンターが現れた。
中に入って資料を三人で眺める。


奥多摩の山には、国の特別天然記念物のカモシカが生息している。
このお方。



なんとも神々しく、そうそう簡単に見れる存在ではなさそうだ。
こんなことを三人で話していると、ビジターセンターのお姉さんが隣に来て説明をしてくれた。

「意外にも簡単に見れるんですよ」

え?嘘???

お姉さん曰く、キャンプをすると夜行性の動物たちに多く出会えるそうだ。

カモシカ以外にも熊、モモンガ、鹿、猿など、多くの動物たちを見かけることが出来るらしい。


自然の中で見る野生動物の姿は、美しく凛々しい。
暖かくなってきたら、奥多摩でのキャンプに挑戦しようと心に決めた。



お姉さんはこんなことも教えてくれた。

「日陰では氷の華が見れるので、ぜひ探してみてください」




氷の華?




写真を見せてもらうが、いまいちピンとこない。
せっかくなので、教えてもらった場所へ行ってみることにした。



しばらく歩くと、日陰が続く石垣の上の草むらに到着した。
よく見ると、草木の根元に白いものがある。



????









一瞬ゴミかと思ったが、これが氷の華らしい。


出来方はこうだ。



地上は枯れても地下では根が水分を蓄えているため、茎の内部をのぼって染み出した水分が外気に触れて凍り、大きく広がって"氷の花"になるというわけ。その姿が地面にできる霜柱に似ているのでシモバシラという名前がついたそう。




なるほど、それで氷の花か。
なんともロマンチックな名前じゃないか。
よく見なければ、氷の花の存在はわからない。
教えてくれたお姉さんに感謝🥰



坂道を登り、御嶽神社へ続く参道へ。



大きな杉!






神社参拝の前に、お腹がすいてきたのでお昼にすることにした。



今回の登山のメインイベント…







山で鍋・:*+.\(( °ω° ))/.:+





とは言っても私はグッツは何も持っていないため、全てユースケさんとちーぴょん任せだ。


私が持ってきたのは、ネギとビールのみ…




手際よくユースケさんがガスバーナーと器具をセッティングし、私とちーぴょんで具材を切る。



ユースケさんは前日に食材を買ってきてくれ、なんと鍋まで持って来てくれたのだwww




大量の食材を切り、鍋にぶち込みあとは煮るだけ。



ひたすら煮込む…


ユースケさんは食材の他にも日本酒を持ってきてくれた。
神…






そろそろ鍋がいい頃合いだ。

















めちゃくちゃ美味しいwwwwww




山で食べる食事は格別だ。

しかしこの鍋はもう神の領域である。


冷えた身体に暖かい食材が滲みる…









大量の食材だったが、ちーぴょんも私も大食いだ。
締めのうどん3玉、お菓子のクッキーも全て食べきった。

だから太るんだな。






お腹を満たしたところで、再びの登山!




奥多摩の日の入りは4時半。


時間的なあまり余裕がないため、少し巻いていくことに。


食事場所からの絶景





元来た道を戻り、御嶽神社へ。









こんなかわいこちゃんにも出会った



再び歩き出す。


静寂に包まれる山

少し下山すると、多くの登山客とすれ違った



登山客の年齢は様々だが、年上の人たちが多い気がした。
山ですれ違うときは、必ずお互いに軽く挨拶をする


「こんにちは」
「天気が良くて気持ちいいね」



私が登山を好きになった理由の一つでもある。

ほんの短い言葉だが、1日でこんなにも知らない人と声をかけ合うことがあるだろうか

山好きな人は人種性別年齢問わず、フレンドリーな人が多い。




古里駅に来るまでにも、同じような登山者の人たちと会話をした。




山の空気、出会う人たち、絶景。




疲れるけど、やっぱり楽しいなぁ。



しみじみとしながら歩き続ける。




しばらく歩き続け、ようやく山頂に到着した。


日の出山だ。






陽が暮れかけギリギリだったが、景色を拝むことができた。


1人では絶対に来れなかったであろう景色に出会えて、ユースケさんとちーぴょんに感謝である。




陽が暮れかけてきたため、下山することに。

目指す先は温泉た。


その名もつるつる温泉www



笑えるネーミングだ。




日の出山山頂からつるつる温泉までは約3キロ。

暗くなってきた山道を慎重に歩く。




看板も出てきた。




出てほかほ…







車道近くになると、ほぼ真っ暗になってきた。


ヘッドライトを付けるか微妙なラインだったが、なんとか間に合った。




車道に出て、あとは平坦な道を歩くのみ!!




しばらく歩くと、ようやくつるつる温泉が現れた。









生涯青春出来るようだ






登山の後の温泉は最高だ。
冷えた身体に染みる。
幸せとはこのことだ、と思える。




温泉のあと休憩室で三人で雑魚寝をしてしばし仮眠…



ヤバイ、このまま寝てしまいそうだ…



寝ぼけ頭を奮い起こし、バスに乗って帰宅。
ちーぴょんとユースケさんは年末年始に熊野古道をキャンプトレッキングするらしく、電車の中で2人で地図を眺めていた。



本当にこの2人は最強すぎるwwww



来年は離島にキャンプに行こう、と約束をして本日の登山は終了。

疲れたがいい一日だった*\(^o^)/*








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