女一人で地球散歩

2016年11月6日よりスタート!!!本能のままに!地球散歩へ行ってきます:)

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灼熱の国へ

2017-01-28 09:05:08 | Namibia🇳🇦
1/15

眼下に広がる風景に眼を見張る。

赤々とした大地。

ついに憧れの地に来たのだ。



15カ国目 ナミビア




ナミビアと聞いて、ピンとくる人が何人いるだろうか。

ナミビア共和国(ナミビアきょうわこく)、通称ナミビアは、アフリカ南西部に位置する共和制国家である。北にアンゴラ、北東にザンビア、東にボツワナ、南に南アフリカ共和国と国境を接し[2]、西は大西洋に面する。首都はウィントフック。イギリス連邦加盟国。
(Wikipediaより)


ナミビアはアフリカ南部にある。
南アフリカから2時間。
広大な大地はほとんどが砂漠で覆われた国だ。



飛行機はウィントフック空港に到着。






外に出てその暑さ、太陽の眩しさに目が眩んだ。
今まで長袖だったのだが、ここでは長袖など着ている人など誰もいない。

上着を脱いで半袖になる。
半袖なんていつ以来だろう、バンコク以来かも?
今晩のホステルのスタッフが空港に迎えに来てくれている。
早くイミグレを通過しなくては。
焦る私とは裏腹に、イミグレの混みっぷりは尋常じゃなかった。

とにかく遅い。
どこに並んでいいのかもよくわからなかった。
結局1時間以上かかり、ようやく到着ゲートに着いた。
到着ゲートには私の名前が書かれたボードを持つ女性が一人。


ホステルの人だ!
と思ったら彼女は空港スタッフで、あとからホステルのピックアップの人が現れた。

彼に着いていくと、車に既に他の客が待っていた。
えらい待たせてしまったはずだ。

謝罪しながら車に乗り込む。

後ろの一家は男の子が3人の賑やかな人たちだった。
どこの国の出身かはわからなかったが、プラチナブロンドに真っ白な肌だったので、北欧あたりだろうか…
彼らは私がモロッコから来たことを言うと、色々尋ねて来た。
そして子供達がめちゃくちゃ可愛かった。
特に一番上のお兄ちゃんがずっとニコニコしており、別れ際にははにかみながら手を振ってくれた。



ラブリーすぎる

ホステルまでの道のりは、ひたすら爆走だ。
信号がないからスピード出し放題だ。




陽気な運転手と二人になった。
彼は私に年を訪ねてきた。


「29歳だよ」


答えると、彼はもともと大きい目を更に大きくさせ、



「嘘だろ?!29!?16歳かと思ったよ!!」

とオーバーリアクションをした。



アラサーがティーンエイジャーにwww



彼のはさすがに嘘だろうが、日本人女性が若く見られるのは事実だ。
小柄で華奢な日本人は、実際の年より若く見られるのだろう。


陽気な運転手さんと共に、ナミビアのホステルに到着。

入り口には鉄格子。
鉄格子の上には電流の流れる鉄条網…






しかしホステルの中はとても快適だった。


ナミビアの首都、ウィントフックは比較的治安のいいところとされていた。
しかしそれはあくまでも他のアフリカの国と比べて、の話だ。
日本と比べたら話にならない。

なんならここ最近、このホステルの近辺で日本人を狙った強奪事件が起きているらしい。
アフリカでアジア人は目立つ。
体力のない日本人は狙われて当然だ。

なので空港の迎えもホステルの人に頼んだのだ。
モロッコもアフリカの国とはいえ、ここはまるで違う。
本当に本当にアフリカに来たのだ。


ホステルに到着したのは四時頃だった。
ナミビアの日の入りは遅く、夜7時半過ぎだ。

部屋でゴソゴソやっていると、後ろから声をかけられた。
振り返ると、アジア系の女性が立っていた。

「さっきマウン(ボツワナの街の名前)に行くって聞こえたんだけど、マウンに行くんですか?」

レセプションでマウンへの行き方を聞いているときに、ちょうど彼女は後ろにいたらしい。

彼女は韓国人だった。
まだ予定がはっきりしていないと伝えると、彼女はありがどう、と言って去っていた。

チェックインし、ひと段落したところで夕飯について不安になってきた。
一人で外に食べに行くなんて出来る訳がない。
スーパーに行くか…

ホステルから700メートルほど先に、スーパーがあったはずだ。

意を決して外に出る。
もちろん手ぶら。
持つのはカード一枚のみ。(ナミビアドルを持っていないため)


ビクビクしながら周りを伺う。

信号に止まるだけで周りを伺う。

心臓が飛び出るのでは、と思うほどビクビクしながらようやくスーパーに着いた。


はぁ…
やっと着いた…


フラフラとスーパーに向かう。





既に閉店してた。







嘘だろ…

なんのためにここまで死にそうになりながら来たんだ…


後に知ったが、スーパーは七時までだったそうだ。
事前に調べなかった凡ミスだ。


仕方ないのでケンタッキーでツイスターを購入。
ナミビア初の食事がケンタッキーとは…

虚しくなりながらも、無事ホステルに帰宅した。



ブツブツ文句を言いながらツイスターを食べる。




美味い




日本には無いメニューかもしれない。
美味しくて完食してしまった。


一人で黙々と食べていると、声をかけられた。
先ほどの韓国人の女性だった。

「今私も夕飯なの。一緒に食べない?」


ぜひ(((o(*゚▽゚*)o)))


彼女の席には、同じ韓国人の男性二人がいた。
年齢的に彼女の夫、息子かと思ったら違うらしい。
後から知ったのだが、彼らはSNSの旅行の交流サイトで知り合い、3人でアフリカを回っているらしい。


彼女も二人の男性も、とても親切だった。
夕飯を分けてくれたり、旅の話をした。

ヨハネスブルグからずっと緊張していたせいか、彼等の優しさが本当に心に沁みた。

夕飯と会話を楽しみ、就寝。

しかし夜はなかなか眠れなかった。
暑いのだ。
クーラーなどない。
あるのはファンが一つのみ。
しかも蚊がいる。
1月なのに、寝汗と蚊に悩まされるなんて…

早速アフリカの洗礼を受けた初日であった。

1/16

ここのホステルは朝ごはん付きのため、早めに起きる。
朝ごはんはシリアル、トースト、ヨーグルト。
炭水化物で炭水化物を食べる。




朝ごはんを終え、荷造りをする。
今晩はここのホステルに空きがなかったので、違うホテルに移動しなくてはならない。

しかしホテルはチェックインが2時のため、しばらくホステルに居させてもらうことにした。

ホステルを去る前に、しなければならないそとがある。


食材の購入だ。

昨夜は時間を調べずにスーパーに行ってしまったので、今日はリベンジだ。


再び気合いをいれ、スーパーに向かう。



道を歩いていると、何度も道路からクラクションを鳴らされる。

タクシーの勧誘だ。

クラクションを鳴らし、客がそれに同意したら乗るような感じだ。

もちろん私はタクシーなど乗らない。

走りながらではなく、道にたむろしているひとが近寄って来て勧誘するときもある。
なんにせよ私には怖すぎるが…


スーパーに到着。

店内はいたって普通のスーパーだった。

表記も英語なのでわかりやすい。
超巨大スイカがあったのにはテンションが上がった。
あと、ミルクバーというものがあった。
その名の通りの、ミルクバーなんだろうか。

あとは水の販売の単位が大きいこと。
みんな4リットルの大きなプラスチックのケースを持参しており、そのケースに店頭で水を入れていた。
一つや二つでは無い。
だいたいみんな五個は持って来ていた。
私も早速真似て4リットルの水を購入。



購入した食材たち。
これで千円未満。



他にもいくつか購入し、スーパーを出る。

一つ驚いたことがあった。
ビニール袋が無料なことだ。
ヨーロッパの国はほとんどビニール袋が有料だった。
そして質がかなり悪いし、お願いしなければくれないことの方が多い。
しかしナミビアのビニール袋は質もいい。
この違いは何でだろう…
スーパーは出口で商品購入の確認のレシートチェックがあった。
出入り口にはガードマンのような人たちがいるし、安心できた。

が、やはり一歩外に出ると落ち着かない…


ホステルに帰宅し、荷物を準備する。
しばらく時間があるので、昼ごはんを食べるためにキッチンに向かうと、昨夜の韓国人の男性二人組がいた。
女性は早朝にチェックアウトしている。
彼らもランチの真っ最中だった。
再び私をテーブルに招いてくれ、ランチと共にビールまでご馳走してくれた。







韓国人ってなんであんなにフレンドリーで優しいんでしょうか。

明日から二泊三日でキャンプツアーに参加する。
そしてなんと彼らも同じキャンプツアーに申し込んでいた。

一旦ホステルを出て、レセプションで呼んでもらったタクシーに乗り込む。
今夜のホテルはここから約4キロ。
タクシーの運転手の男性は陽気な人だった。
しかし相変わらず私の緊張は解けない。

ホテル到着。
代金は80ナミビアドル、ナミビアのタクシーの相場と比べるとかなり高い。
しかし呼んでもらった手前、値段交渉は出来ないので支払う。
あいにく100ナミビアドル紙幣しかない。

彼はレセプションで両替してもらう、と言って一緒にレセプションまで着いてきた。

レセプションでチェックインの手続き中、彼はレセプションの女性に何か話しかけ、私の手続きが終わるのを隣で待っていた。
しかし待つのが嫌になったのか、女性に何か言ったあと、

「お釣りは彼女にもらって、俺は帰るよ」

と言って帰っていった。



そうか、彼女に託したんだな。


納得してとりあえずチェックインをしてから部屋に行く。
今夜は贅沢に個室だ。
シャワーもトイレもタオルも冷蔵庫もある!
なんて贅沢なんだ…

ひと段落したところで、レセプションに20クワチャを貰いに行く。


「さっきの男性に、お釣りはレセプションでもらって、って言われたんですが…」


レセプションの女性に尋ねると、キョトンとした顔の女性。




やられた




もちろんお釣りなど返ってこない




あーあ…



20ナミビアドルは約220円程。
金額は大きいものではないが、金額云々より、騙されたことが悔しかった。

仕方ない、いい勉強になったと思うしかない。


個室の部屋で今後のルートをひたすら練る。


アフリカ以降のルートが白紙なのだ。
適当な旅はいつものことだが、今後は南米に向かうため、さすがに適当な旅というわけにいかない。
不安定なWi-Fiの中、調べつつける…



たまの個室はいいもんだなぁ。

贅沢な気持ちで就寝。


コメント (2)

モロッコで平和を願う

2017-01-25 09:59:12 | Morocco🇲🇦
1/13

早起きをし、バスに乗車。

乗車時間は約7時間。

シャフシャウエンから、一気にカサブランカまで下る。


バスは指定席だ。

1番前の席だったため、景色がよく見渡せた。


そしてバスに乗るとすぐに眠ってしまった。夜行バスでは眠れないのに、どうして昼のバスだと眠れるのだろうか。


2時間ほど走った後、バスは休憩のために休憩所のようなところに到着した。

ここで軽めの朝食を購入し、再びバスは出発。



バスは走り続け、カサブランカの街中に入った。





めちゃくちゃ都会だ





大きなスーパー、マック、IKEAがあったのには驚いた。


カサブランカは都会と聞いていたが、ここまで都会とは思わなかった。


バスターミナルに到着し、ザックを背負って今夜のホテルを探す。
歩いて行こうと思ったが、街の雰囲気が少し怖い。
通りにはゴミが散乱し、異臭もする。
恐ろしくなってきたので、トラムに乗ることにした。
トラムがあることにもびっくりしたけど…






トラムは市民の足だ。


観光客らしき人は誰もいない。
アジア人が珍しいのか、視線を感じる。


怖い…


今になれば別に怖いことでもないのだが、初めての街で、ましてやザックを背負っているとなかなか恐ろしいのだ。

ホテルはトラムの駅のすぐ近くだった。



まさにシティホテルの出で立ちで、レセプションの女性はテキパキと手続きを済まし、ルームキーをくれた。

モロッコ初のカード式のルームキーだ。


部屋はとても綺麗だった。
Wi-Fiも早い。
今までと全く違う環境に、驚きと戸惑いを感じる。
同じ国でも、こうも違うものなんだなぁ…

ひと段落したところで、街に繰り出すことにした。


再びトラムに乗り、海辺へ行ってみることにした。

カサブランカの街中。
なかなか都会だ。







市場がズラリと並んでいた。
オレンジがやたらと多い。






食べ歩きをしながら、屋台を見て歩いた。

しばらく歩くと、巨大なモスクが現れた。





モスクを眺めつつ、海沿いを歩く。



目の前に広がるのは、大西洋だ。



ここまで来たのか…



海辺のブロックの上で、若者3人がワイワイしながら写真を撮り合っていた。
彼らとは言葉も文化も違うが、やることはみんな同じようなことだ。
見ていてなんだか微笑ましかった。


海を見た後は、モスクに行ってみた。

巨大なモスクは威厳を放っていた。
建物は美しく、黄色のライトがモスクの前の広場を優しく照らしていた。










モスクの入口近くに行き、通りの近くの石段に座って様子を眺めた。
隣に小さな男の子と、父親らしき男性が二人で座っていた。





男の子を見つめる男性の目がとても優しく、見ていて暖かい気持ちになった。
彼が男の子に何を話していたのかはわからない。
けど、深い愛情に満ちていたのは間違いない。
男の子がとても可愛く、見つめて思わず微笑んでいると、男の子が私の視線に気づいた。
男の子は別れ際に手を振ってくれた。

そのまましばらく座っていた。

モスクの真ん中あたりに、イスラムの服である ニカブを身にまとった女性と、彼女の息子と思われる男の子がいた。
あとから父親らしき男性も現れ、彼は男の子を抱き上げ、女性と何か話しながら3人で楽しく歩いて行った。
国は違えども、親が子供を愛するのはどの国も共通のことた。

ISのせいで、イスラム教は恐ろしいものだ、と思う人が増えていると聞く。
当たり前だが、ISとイスラム教は全くの別物だ。


イスラム圏であるモロッコに訪れ、このモスクに訪れ、このひどい勘違いが一刻も早く払拭されればいいのにと、心底思った。

イスラム教でもキリスト教でもヒンドゥー教でも何の宗教でも、家族や友人を愛するのはすべての宗教に共通することだ。

子供を見つめる彼らの眼差しはとても暖かく、愛情に満ちていた。
何故この世から争いが消えないのだろうか。
宗教など関係なく、すべての人が幸せに生きていける世の中になればいいのに…

強く願った夜だった。




そろそろ夕飯の時間だ。
今日はモロッコ最後の夜。
ちょっと贅沢なレストランに行ってみることにした。



もちろんタジン╰(*´︶`*)╯♡♡


魚料理も注文した。


相変わらずめちゃくちゃ美味しい!






私は好き嫌いが多いのだが、モロッコ料理は本当に美味しかった。
程よい塩加減に、味付け。
機会があればモロッコ料理を習ってみたいものだ。


夕飯に大満足し、しつこいタクシーの客引きを振り払いながらホテルに帰ってきた。

短時間であったが、カサブランカを満喫できた。
見どころがないと言われるカサブランカだが、そんなことはなく、とても満足できた。


1/14
モロッコを旅立つ日。


ホテルの前の鉄道駅、カサ・ボヤージュ駅からカサブランカ空港を目指す。
電車は1時間に1、2本しか無いらしいので、早めに駅に向かった。

タイミング良く、つぎの電車まで15分程だった。

電車は新幹線のようなものだ。
自由席なので、好きな席を陣取る。
濃い時間を過ごせたモロッコ。
本当に楽しかった。
思い出に浸っていると、あっという間に空港に到着した。


空港ゲートに入る前に、セキュリティチェックがあった。
ここがめちゃくちゃ時間がかかる。
ゲートが一つしかないのだ。
仕方ないのでジッと待つ。
搭乗券控えとパスポートを見せ、カバンの中を空港職員に見せるのだが、パスポートを見せると、カバンの中身はチェックされなかった。

これも日本人クオリティのお陰かしら…



チェックイン前に残ったDHを使うべく、カフェでサンドイッチとタルトを購入した。
カフェの親父さんはテンションが高くて面白かった。


チェックインカウンターで荷物を預ける。
今回は二回乗り継ぎのため、荷物が最後の空港にちゃんと届くか確認しなくてはならない。
どうやら飛行機は最後の空港まで着くようだ。
安心して荷物を預け、搭乗ゲートに向かう。



セキュリティチェックを受け、ゲートへ向かう。
カフェを覗いて驚いた。
価格がDHでなく、€なのだ。
支払いはDHも使えたが、下手をすれば大損する危険もある。

カサブランカ空港は不安定ながらもWi-Fiがあった。
今後はWi-Fiが期待できない環境だ。
いよいよSIMフリースマホの出番だろうか。


飛行機は50分程遅れながらも無事出発。

飛行機にはスクリーンがなかった。
5時間のフライトなので、そこまで期待はしていないので許容範囲だ。

カサブランカ空港から5時間のフライトを経て、到着したのはエジプトのカイロだ。
私は再び国際線にトランジットのため、乗り継ぎカウンターに並ぶ。
ここにはアジア人が誰もいなかった。
遠いところまで来たのだなぁ、と感慨深くなった。

今度は8時間のフライトだ。
目指すは南アフリカのヨハネスブルグ ダンボ国際空港。
南アフリカでは下りず、そこから再びトランジットだ。



クリスマスとニューイヤー?



私の隣に、金髪碧眼の青年が座った。
彼は南アフリカのケープタウンに住んでいるらしい。
これから私がアフリカを回ること、一人で旅をしていることを伝えると、彼は


「君は勇気があるね。尊敬するよ。」


と、しみじみした様子で言われた。


今まで勇気が有るね、とは多くの人に言われたが、尊敬する、と言われたのは初めてだった。
彼は軽い気持ちで言ったのかもしれないが、この言葉は私にとても深く響いた。
これからの人生で、初めて会う人に尊敬する、と言われることがあるだろうか。

旅とは不思議なものだ。
普通の人生を送ってきた自分だが、見ず知らずの外国人の青年にそんな言葉を投げかけられるのだ。


8時間のフライトを経て、飛行機は翌朝の7時にヨハネスブルグに降り立った。






当然だが、黒人の人たちが多い。
黒人の女性は本当にスタイルがいい。
足が細く長く、顔がめちゃくちゃ小さい。
みんなスーパーモデルなんじゃないか、と思う程だ。

そしてヨハネスブルグといえば、治安が最悪と言われる都市だ。
空港内とはいえ、私のビビリ度はマックスになっており、呼吸が荒くなるほどであった。


ヨハネスブルグから再び乗り継ぎなのだが、飛行機を別で予約したため、一度イミグレを通過し、荷物をピックアップしなければならない。



荷物のピックアップ場所にて。
日本凄い



すべてスムーズにこなし、搭乗予定のブリティッシュエアウェイズのカウンターを探す。


出発予定のボードを見ていると、黒人の男性に

「チェックインするの?」

と、声をかけられた。


ブリティッシュエアウェイズと伝えると、彼は案内するよ、と言って私を誘導した。

尋ねると彼は空港スタッフという。

そうか、私が突っ立っていたから親切に助けてくれるのか。
ヨハネスブルグって言っても空港だし、心配し過ぎだかなぁ。


一人で呑気に考えなから、男性の後をついて行く。
ブリティッシュエアウェイズのカウンターに着き、順番を待つ。

そしてふと彼の姿をまじまじと見ると、制服を着ていないし、名札もしていない。

嫌な予感がしてきた。

普通、空港スタッフなら制服を着用しているはずだ。


ヤバい、これは詐欺だ。



とりあえずチェックインを済まし、彼から逃げる隙を狙うが、彼が隣を歩くためなかなか離れられない。

セキュリティチェック前に着いた。

やっと解放される!


そう思った瞬間、彼が


「チェックインの手伝いをしたんだから、チップを払ってくれ」




くそ、やはりチップか!!!!(二回目)




学ばない自分だ。
モロッコと同じことをしている。



しかしモロッコとは状況が違う、空港内だから、周りに人がいるのだ。


勇気を出し、


「あなたは最初空港スタッフと言ったよね?」


と言ってみた。


「違う、ポーターだ」


ドヤ顔で答える男





いやいや、あんた最初空港スタッフって言ったから



こんな奴にチップなんか払ってたまるか



私「わかった、モロッコの小銭ならあるよ(本当に小銭)」
男「小銭はいらない、札だ」
私「お札はない、小銭しかない」
男「日本円でもいいからお札を出せ」
私「日本円は持ってない」
男「その財布には何が入ってるんだ」
(若干語尾が強くなる)
私「小銭しか無いんだってば!」
(強気を装うが涙目)



男は舌打ちをすると、私から去っていった。

逃げるようにセキュリティゲートに向かう。

冷静になり、一気に恐ろしくなった。
空港内だったからまだいい。
もしあれが街中だったら?
空港でも人気のない場所だったら?
男が逆ギレして襲ってきたら?


ここはアフリカだ。
日本と同じ気分でいたら、必ず痛い目に合う。
肝に命じ、全力で気をつけることを心に誓った。

搭乗まで時間があるため、ラウンジへ。
ここのラウンジは素晴らしかった。
料理は豊富だし、Wi-Fiは快適。
そして何より受付の男性の感じがとても良かった。
一度受け付けすると名前を覚えてくれ、何か聞くと必ず名前を呼んでくれる。

さっきの男のギャップもあり、彼が一層素晴らしく見えた。





1時間ほどくつろぎ、搭乗ゲートへ向かう。
しかし航空会社を間違え、猛ダッシュで違うゲートに走ってしまった。
焦りは禁物だなぁ…

ここにもアジア人は誰もいなかった。
そして暑い。
長袖を着ていたのは、私だけだった。


ここから2時間のフライトで、ようやく目的地に到着!!!

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青の街

2017-01-23 21:12:04 | Morocco🇲🇦
1/10

朝ごはんを頂き、素敵すぎたリヤドをチェックアウト。
ここは12時チェックアウトのため、かなりゆっくり出来た。

荷物を預かってもらい、鉄道駅を目指す。

その前に、フナ広場に再び行ってみた。








朝は怪しげな雰囲気はないねぇ。




この日は鉄道駅から寝台列車で次の街まで移動だ。

泊まっていたリヤドやフナ市場は旧市街の門の中にあるが、鉄道駅は新市街にある。

歩いて旧市街から新市街へ向かう。
すると街の様子がどんどんと変わってきた。
新市街に来ると街の様子は一変し、近代的な建物や大きなホテルが立ち並んでいた。





通りには花が咲き誇り、ゴミひとつ落ちていない。
立派なホテルや欧米人の観光客など、今までいたモロッコとは別の国のようだった。








鉄道駅に到着。

とても立派な建物だ。







マラケシュ空港にしろ、モロッコは美しい建物が多い気がする。

ここで無事に寝台列車のチケットを購入。

寝台列車は夜の8時発のため、だいぶん時間がある。

たくさん歩いて疲れてきたので、遅めのランチを取ることにした。

新市街の通りにあったレストランにはいってみる。

もちろんタジン!
ちなみに昨夜もタジンを食べた。




料理はめちゃくちゃ美味しかった。
そして安い。
モロッコ最高。


料理に満足し、公園へ寄り道してみる。
カップルや家族がたくさんおり、ここはモロッコの人達の憩いの場のようだ。







ぬこ多い



ここで謎の男に声をかけられた。




「ジャパァァァァン」





出たまたこのノリ



男はこの辺のおすすめスポットをひたすら話し続けた



そして話し終えると、当然のごとくチップを要求してきた。



「お金はないよ、ごめん」


断ると、男はアッサリと去っていった。

随分とアッサリしているな…



寄り道しつつ、再びフナ広場に向かう。

昨日と違う道から入ったのだが、ここからはフナ広場の全景が見渡せた。








多くの観光客、密集して立ち並ぶ屋台。
怪しげな大道芸人、コブラやサルをあやつる人達


怪しげな雰囲気が満載で、見ているだけで興奮してテンションが上がるほどだった。



冷やかしで屋台を見てまわり、奥にあるスークと呼ばれる通りをブラつく。







迷路のようなスークにはまたたくさんの屋台が所狭しと並び、驚きと感動の連続だった。


そろそろ時間が迫って来たので、リヤドに向かう。



途中で顔ほどの大きさのパンを買う。
そして何気なしに見かけたお店のヨーグルトを食べてみると、めちゃくちゃ美味しかった。

毎日でも食べたいくらいだ。





リヤドに戻り、オーナーに別れを言う。
またマラケシュに来るときは、必ずここに泊まろう。

タクシーで鉄道駅に向かう。
タクシーの運転手のオヤジはスピード狂らしく、前を走る車を威嚇しながら追い越しまくっていた。
お陰でこっちは生きた心地がしなかったけど…



無事に鉄道駅に到着。



出発までカフェで待機し、時間となったので乗車する。
スウェーデンからノルウェーに行ったとき以来の寝台列車だ。
テンションが上がる。




列車は四人の相部屋。
乗車したのが遅かったので、下の段は既に人がいた。
上の段に登り、出発を待つ。




海外に来てから初めて寝台列車に乗ったが、宿代も浮くし、寝ている間に移動ができるのでかなりありがたい。
夜行バスと違ってちゃんと寝れるのも最高だ。


列車は11時間の予定。
久々の寝台列車に興奮しながら就寝。


1/11

明け方、下の段のカップルの準備をする音で目が覚めた。



何だよ朝っぱらから、こっちは寝てるんだから静かに準備してくれよ


寝起きで不機嫌になりながらも、何気なく時計を見て仰天。


到着の10分前だった



急いで飛び起き出発の身仕度をする。

アナウンスなど一切無い。

下のカップルに感謝だ。


列車は朝の8時頃にタンジェールという港町に到着した。
ここから更にバスで移動だ。







タンジェールはスペインへの船が出入りしている。
海の先にはスペインがある。





海辺ではモロッコの少年たちがサッカーをしていた。
スポーツは全世界共通ね。


日が出てくるとやはり暑い。
寝起きでボサボサの頭にすっぴんという、なんともみすぼらしい姿でバス停を目指す。


バス停に到着し、チケットを購入。

出発まで時間があるので、バス停内のカフェで待つことにした。
カフェには怪しげな人も多く、ビクビクしながら待つ。


コーヒーを頼み、事前に購入した巨大なパンを食べながらぼんやりしていると、後ろの席の方にアジア人と思しき人を発見した。


日本人かなー、いや、韓国かな?


よく見ると、見覚えのあるスーツケースがその人の足下にある。




あれ?もしかして…???




旅が始まってから1番仰天した。


クロアチアのドゥブロヴニクで出会い、一緒に船でイタリアまで渡った日本人の青年だったのだ。




なんたる偶然。


これでテンションが上がらないわけがない。

彼の元に駆け寄り、彼もビビるくらいのテンションで話し続けた。

偶然の再会に、もちろん彼も驚いていた。
まさか再び会えるとは思いもしなかった。


彼はモロッコを旅していたが、サハラ砂漠でカメラを落として壊してしまったので、急遽スペインに行くことにしたらしい。


なんたる偶然。

世界は広いが、こんな再会もあるんだなぁ。


久々の再会を楽しみ、時間となったので彼と別れる。

別れ際に彼が言った言葉が素敵だった。



「また、世界のどこかで」





定刻となり、バスに乗車する。


移動の疲れのためか、すぐに眠りに落ちていた。
気づくと街並みはすっかり変わり、のどかな山間部を走っていた。

山を登っているようだ。

険しい山々が並び、緑豊かな大地には牛やヤギなどの家畜がのんびりと草を食んでいた。

窓からの景色は美しかった。


険しい山の下に家がポツポツと立ち並ぶ。
一見不便そうな場所だが、普通の生活がある。
言葉に表せない感動とは、まさにこのことだろう。
観光地でもなんでもない。
バスの中から見た光景だが、なぜか感動し、涙が出た。
旅に出なければ、この景色には出会えなかった。
素晴らしい景色に出会えて本当に良かった。







バスは数時間走り続け、シャフシャウエンのバス停に到着した。
多くの人が知っているであろうここは、青い街で有名だ。
この美しい街を見るために、多くの人が訪れるという。

シャフシャウエンは山間部にある小さな街だった。
宿泊先は坂道の上にあるため、タクシーで向かうことに。
入り組んだ坂道を、15キロのザックを背負って歩くのはしんど過ぎる。


ホテルは青の通りの先にあった。



チェックインを済ますと、ウェルカムドリンクを用意してくれた。

テラスで飲むウェルカムドリンクは、最高だった。





空の青さに町の青さ。

青さにもこんなに種類があるのか、と思えた。


テラスを堪能し、部屋に戻ってシャワーを浴びると、疲れていたのかそのまま寝てしまった。
目覚めると既に夜の8時。
外に出る気にならず、外出はやめて再び就寝。

明日はいよいよ青の街散策だ。


1/12

テラスで豪華な朝食をいただく。
パンが数種類、ヨーグルト、サラダ、目玉焼き、コーヒー。

中でもフレンチトーストがめちゃくちゃ美味しくて、朝からテンションがマックスになった。



蜂も遊びに来る



ここもチェックアウトは12時。

のんびりとチェックアウトし、街散策に繰り出す。
町の地図など持っていないので、ひたすら街を歩くことにした。

シャフシャウエンは坂道が多い。




マラケシュとは違った雰囲気の街だ。
まず人が声をかけてこない。
マラケシュは必ずと言っていいほど胡散臭い男たちに声をかけられた。
しかしここは誰も声をかけてこない。
静かな感じがとても気に入った。





適当に歩き回り、狭い通りに入ってみた。


青の街だった









家の壁や床が青く、空の青とともに幻想的な雰囲気を放っていた。
通りには野菜を並べている人が多数。
地元の人にとっては、市場でもあるのだろう。

通りを歩き続けると、こんな景色に出くわした。
真っ黒ぬこ。






坂道を登ると、山の上に出る階段に行き着いた。
どうやらシャフシャウエンは壁で囲まれているらしい。


階段を登ると、山の上に出た。


ここからの景色が素晴らしかった。
高台から見るシャフシャウエンは更に美しかった。
シャフシャウエンは青の街だけと思っていたが、こんなにも雄大な山々があったなんて全然知らなかった。






山を登ると、羊達が草を食べていた。





なんとものどかな光景だ…
しばし羊達を見入った。

羊だけではない、ニワトリもたくさんいた。












猫もたくさんいる。

ニワトリが遊んでいる隣で、猫が居眠りをしていたりする。
和む…



山を降り、再び街中に戻る。







川沿いに沿って下に降り、川を覗いていたときだった。





カシャン




何かが落ちる音がした。




ん?




首元に引っ掛けていたサングラスが無くなっていた。




下を向いた瞬間に、水の中に落としたらしい。




あああああああああ


やっちまったぁぁぁぁぁ






水の中に手を突っ込んでいると、目の前にモロッコ人の男性が立っていた。


携帯を落としたの?
みたいなジェスチャーをされた。


「ううん、サングラスを落としたの…」

そう答えると、なんと男性も一緒に水の中に手を突っ込んで探してくれた。



探し回ること数分ほど。


サングラスは無事見つかった。
まさか見つかるとは…



男性はにっこり微笑んで去っていった。


あんなに素敵なモロッコ人もいるのか…


再び街中を散策する。












学校帰りの子供達に出くわした。



「コンニチワァ!!!」


笑顔で挨拶された。


二階の窓からの挨拶をしてくれる子達もいた。



観光地なだけあって、子供達も多少の日本語がわかるのだろうか。






どの国も子供達は可愛い。


ホテルに戻り、荷物を受け取る。

今夜はバス停近くのホテルに泊まることにした。
翌日が朝7時発のバスなのだ。


二泊目のホテルにチェックインをした後、夕飯のために外に出た。



しばらく歩き、昼間通ったレストランに行ってみた。


ここの店員の男性が、やたらテンションが高く、食事をしていても御構い無しに隣で歌い出し、立ち上がれと促し一緒に踊り出すような人だった。
そして店内には日本人のカップルがいた。

男性の方は、ギターを持っていた。

旅の途中で購入したらしい。


彼のギターに合わせ、店員の男性が歌う。
私に踊れと促す。

無茶苦茶だが、とても楽しかった。
食事も美味しかった。


楽しい夕飯を終え、ホテルに戻る途中の道で、小さなカフェを見つけた。
甘いものが欲しくなり、吸い寄せられるように店内へ。
ヨーグルトのようなムースの上に、クッキーが乗ったものと、マンゴースムージーを頼んだ。

めちゃくちゃうまい。

感動する美味しさだった。

モロッコは食べ物が美味しくて安い。
食に関しては、何日いても飽きなそうだ。
店員のお兄さんはスペイン人で、帰り際にスペイン語で挨拶をされた。


ホテルに戻り、洗濯を済ませてから就寝。
なかなか楽しい1日だったなぁ。
コメント

世界三大ウザい国

2017-01-21 20:07:11 | Morocco🇲🇦

生きてます。
Wi-Fiが死んでるためなかなか更新できません。
い今はアフリカのザンビアにいます。


1/9

タクシーで早朝のバルセロナ・エルプラット空港に到着。


今回の航空会社は、ヨーロッパではかなり有名なLCCのライアンエアーだ。

何が有名かって、その安さだ。
運が良ければ、1000円台のフライトもあるらしい。
まさに最強の航空会社。
しかしその反面、最恐との呼び声もある。

まず、チケットの印刷は絶対。
これを怠ると数千円だか九千円の罰金。
ウェブチェックイン必須。
当日も可能だが、これも怠ると罰金だ。

哀れに忘れてしまった人に対しての慈悲など無い。
払わなけりゃ乗せてくれない。

そんなものにいちいちお金を取られていたら、航空券より罰金の方が高くなってしまう。

ビビリの私は入念に準備を重ね、スムーズにチェックイン、搭乗することができた。




ちなみに1番安いプランに数千円プラスすると、早めに搭乗できる。
ライアンエアーはなんと自由席。

自由席の飛行機とはたまげたものだ。



無事に搭乗したが、飛行機は定刻より遅れて出発。

目の前に広がる美しい朝日に感動しながらのフライトだった。






3時間のフライトを経て、飛行機はマラケシュ空港に到着した。


14カ国目、モロッコ



モロッコはヨーロッパに1番近いアフリカだ。
スペインから船で渡ることも可能だが、バルセロナから港までは距離があるため飛行機で行くことにした。

イミグレは恐ろしく遅かった。
大量の人たちが並んでいるのに、なぜか二つしかゲートが開いてないのだ。
早めに出ていた私はマシだったが、最後の方の人はおそらく1時間以上待つことになるだろう。

イミグレの際、スタッフに
「オー!ジャパーン!」
と、めちゃくちゃ笑顔で言われた。

イミグレはあっさり通過。
これも日本クオリティのお陰か?


マラケシュ空港はとても綺麗だった。
幾何学模様が床に映り込み、鏡のようだ。




そして空港で現地通貨を下ろす。
モロッコの通貨はDH(ディルハム)
1DH=11円


空港からホテルまではタクシーかバス。
便利なのはタクシーだが、ボラれる可能性が9割。
空港から出た途端、数人の男がにこやかに近づいてきた。


「タクシー?」


タクシーの客引だ



何人かと話したが、みんな法外な値段をふっかけてくる。

とりあえず1人と値段交渉をしてみる。
すると今まで笑顔だったおっさんが、急に真顔になった。






こえええええええええええ






数人と話すが、めんどくさくなりタクシーに乗ることにした。


空港から宿泊先まで車で30分ほど。
旧市街地にあるため、大回りしなくてはいけないのでたいした距離ではないのに、時間がかかる。


タクシーの窓からマラケシュの風景を眺める。
モロッコはイスラムの国のため、頭をスカーフで隠すヒジャブを被った女性がほとんどだ。
初めて見る光景にテンションが上がる。

中でも目だけが出た二カーブを纏った女性を見たときは、遠いところまできたのだなぁ、と感じた。


タクシーのおじさんは丁寧に説明をてくれたので、やたら時間がかかった。
モロッコのタクシーはメーターが無いので、最初に乗る際の値段交渉で決まる。


説明してくれるのはありがたいが、後で余計に値段を上乗せされそうで恐ろしくなってきた。
しかし料金は最初に言われたものと同じだった。


今回はいつものホステルではない。



リヤドに泊まるのだ(((o(*゚▽゚*)o)))



リヤドとは、古い邸宅を改築した中庭付きの宿のことだ。
デザインが凝っていて、異国情緒溢れる美しいものがほとんどだ。



こんな贅沢たまにしかできない。
たまにはいいのだ。
たまにというか初めてだけど。


リヤドに到着すると、ウェルカムドリンクのお茶を頂く。




甘いハーブティのような感じとでも言えばいいだろうか。

部屋に荷物を置き、宿の中を無駄に散策する。
だって綺麗なんだもんwwww







テンション上がる美しさだ…
本当にこんなことしていいのだろうかと、謎の心配が何度も湧き上がる。


ひと段落したところで、外に出ることにした。
リヤドをでて少し歩いたところで、若い男に話しかけられた。




「ジャパァァァァン!」


やたらテンションが高い。
少し話すと、彼は知り合いの男を呼んだ。

明らかに怪しい笑みを浮かべたオヤジが登場。

なんだなんだ誰なんだこのオヤジは


「彼は僕の友達なんだ、彼が街を案内してくれるよ」


え…、これって詐欺…?


私が疑いの眼差しを向けていると、


「大丈夫!本当に友達だよ!お金を払う必要はないから!」

と、言うので怪しいオヤジについて行ってみることにした。




彼は早口でマラケシュについて教えてくれた。
なんなら半分ほど理解していなかったけども…

まず連れていかれたのは、皮の製造現場だった。
ありとあらゆる動物の皮をここで製造しているらしい。
何かの薬剤だろうか、物凄い匂いが充満していた。
そんなときの為に、オヤジはここに来る前にミントの束を私に持たせていた。










そのままオヤジの後をついて行くと、皮の商品がズラリと並ぶ店に連れていかれた。


中にはにこやかだが怪しいオヤジが一人。



手にとってあらゆる商品の説明をするオヤジ。




これ、よくある買わなきゃ店から出してくれないやつ??



この考えがある脳裏に浮かびビビってきたが、せっかくなので商品を見ることにした。

目に止まったのは皮のベルト。

スペインでベルトを無くしてしまったので、新しいものを探していたのだ。


私「これはいくら?」

オ「400DHだよ」

400DHは約4600円。





たけぇぇえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ




ここからは臨場感を出すために会話のみにする。


私「高い、無理だよ。買えない」
オ「何言ってるんだ、こんなにいい商品だぞ」
私「高いよ、無理。帰る」
オ「ちょっと待て、いくらならいいんだ?」
私「100DHなら買うよ!(約1140円)」
オ「そんなに安くなる訳ないだろ」
私「じゃぁいいよ、帰る」
オ「待て、250でどうだ?」


いきなり値下げしてきた


私「もっと安くして!」
オ「いくらなら買うんだ?」
私「だから100だってば」
オ「それなら180はどうだ?これが最後だ!」



いきなり100代になった


このままなら、100もいけるかも?


私「150なら買うよ!」
オ「180が最後と言ってるだろう!」
私「お願い、私モロッコに初めて来たんだから値下げしてよ〜」



お願い交渉に切り替えてみた。


調子に乗ってしつこく値下げ交渉をすると、オヤジが突然怒り出した


オ「もういい!帰れ!!ったく◼︎◇※☆…」



最後の方は聞き取れなかったが、明らかに不機嫌になっていた。
皮の店を追い出され、外に出ると案内人のオヤジがにこやかに立っていた。



まだいたのか


そのまま再び連れていかれたのは、アロマオイルのお店だった。
ここの店員のお姉さんは感じが良かった。
モロッカンオイルなど、いろんなアロマオイルの説明や試し塗りをさせてくれた。
そして説明が終わったあとは先ほどのオヤジのように押し売りすることもなく、にこやかに別れた。


オイルはいい匂いだし、いい気分で外に出ると、もちろん案内人のオヤジが立っていた。



もういい加減解放してくれ、そう思ったら、再び怪しい笑みを浮かべるオヤジ。


くそ、やっぱりチップか。


まぁ一人じゃこんな奥地には来れなかったし、面白かったからいいか。
チップを払うと、オヤジはあっさりと解放してくれた。



さすがモロッコ。


市街地に戻り、マラケシュで1番有名であろう、フナ市広場に到着した。



だたっ広い広場には多くの屋台が並び、薄暗いマラケシュの街を屋台の光とたくさんの人たちの熱気で満たした。














通りの店を覗くと、革製品のお店を発見した。
ベルトもあるではないか!!




値段を聞くと、なんと100DH。
即購入。

180で買わなくて良かった…


フナ広場。


ここはとにかく客引きがしつこい。

しつこいを通り越してうざい。

世界三大ウザい国ではと言われる国があるのをご存知だろうか。

エジプト
インド
そしてモロッコらしい




「ヘーイ!チャイニーズ!!」
「コニチワー!!」
「アイシテルー!」


四方八方から声がかかる。

市場を歩けば5秒で客引きに捕まる。
最初はビビっていたが、慣れて来ると客引きの人たちと話すのも楽しくなってきた。

ウザい国と言われる理由がわかる気がする…

いきなり小島よしおを連呼するお兄さん。
マツコデラックスの名前も出てきた。
きっと日本人の観光客が多いせいだろう。

めちゃくちゃなことを言うし、ウザイししつこいのだが、面白いのだ。

日本では絶対にありえはい光景。

ちょっと感じの良かった屋台に入ってみる。




モロッコは料理に必ずパンが付いてくる。

肉料理をオーダーすると、油たっぷりの牛肉が出てきた。
これに先ほどのパンを浸して食べる。




めっちゃうまい



美味しくてあっという間に完食。

モロッコティーも頂く。


隣に座った、モロッコ人と思われるオヤジさんが何やら話しかけてる。
何を言ってるか全くわからないが、こちらに好意的な感じなのはわかった。

全然わからなかったので、英語や日本語で話してみる。
当然分からないが、オヤジさんはニコニコしながらひたすら話す。

オヤジさん一家は先に店を出ていった。

フナ広場を満喫し、リヤドに帰る。

賑やかなフナ広場を離れると一気に人気が無くなり、さすがに怖くなる。
ビクビクしながらリヤドに戻ると、オーナーが出迎えてくれた。

このオーナーが本当に優しい人で、いろんな話をしてくれた。
自分の家族の話、モロッコの話、アジアに興味があるという話…


楽しく話をし、素敵なお部屋で就寝。
やはりここにして良かった。









コメント

ガウディの偉大さ

2017-01-21 15:55:24 | Spain🇪🇸



1/7

朝の列車でセビーリャからバルセロナへ移動する。

列車の駅はホステルから2.5キロほどだ。
明け方でまだ薄暗かったため、タクシーを呼ぼうか悩んだが、徒歩で行くことにした?

薄暗いセビーリャを歩く。

駅はとても大きく立派だった。




改札はないが、列車の入り口にスタッフが立っており、そこでチケットの確認をされる。


バルセロナ行きの列車は、とても混んでいた。
さすがである。


列車に乗る前に、セキュリティチェックを受ける。

列車はまたボックス席だった。
ほぼ満席の列車。
景色が移り変わり、周りの人も何人か変わっていった。

前におじいちゃんと、息子らしい二人組が座った。

小柄なおじいちゃんはいつもニコニコしており、和んだ。
そのおじいちゃんに、何か話しかけられた。

おそらく目的地を聞かれたのだろう、
バルセロナ、と答えるとにっこりされた。

スペイン語が話せればなぁ、、


バルセロナ到着!



地上に出て、現在位置を調べようとするが、Wi-Fiがないため調べることができない。
自分の現在位置がわからないと、どう動いていいかわからなくなる。


はて、どうするか。


駅内の巨大な路線図を眺めていると、ようやく自分の現在位置がわかった。
ホステルの最寄駅まで四駅だった。

これがわかれば話は早い。

早速地下鉄に乗ってホステルに向かった。


ホステルのスタッフはみんな感じがよく、ホステル自体も綺麗で居心地が良かった。
そしてこのホステルを選んだのには、大きな理由がある。


バルセロナといえば、サグラダファミリア。


そのサグラダファミリアまで、徒歩10分程で行けるのだ。

夕方になっていたが、ちょっと見に行くことにした。
サグラダファミリアは、本当に街の中にドンと立っていた。

あの全景が出てきた瞬間は、思わず声が出た。
遠目からしばらく眺め、ホステルに戻るとにした。






明日は一日バルセロナ散策なので、サグラダファミリアもゆっくりと見ることができる。


途中スーパーにより、食材を購入。
さすがスペイン。
ハムがめちゃくちゃ安いし種類が豊富だ。

ビールも購入し、夕飯を食べながら晩酌。
すっかり酒好きになってしまった。


1/8
今日は1日バルセロナ散策だ。

サグラダファミリアは事前に時間指定で予約をしていたため、時間に合わせて起床。

9時15分頃に入場ゲートに着いたが、すでに多くの人たちがいた。
そして多くが日本人のツアー客で驚いた。
久しぶりに聞く日本語に何故か不思議な感じがした。

オーディオもついてくる。
最近日本語対応になったらしく、オーディオを聴きながらサグラダファミリアを見学することにした。

入り口に立ち、その大きさ、彫刻の精巧さに圧倒された。




入り口のドアの彫刻は、日本人が担当したらしい。
友達から聞いて初めて知ったのだが、サグラダファミリアの主任彫刻家は、なんと日本人らしいのだ。


いやはや、本当に同じ日本人として誇らしい限りだ。
サグラダファミリアの入り口の左手には海亀が、右手には陸亀がいる。

これは左手には海、右手には陸があるからだそうだ。
一つ一つの彫刻に意味があり、入り口だけでもお腹いっぱいになる程だ。
そしていよいよ中に入る。









…………





すごい




すごい




大事なことなのでもう一度言う。



本当にすごい










あまりの美しさにその場に立ち尽くしてしまった。
天井が高く、すべての柱、天井に詳細な彫刻が施されていた。

これにはめちゃくちゃ感動した。

正直に言う。
私はサグラダファミリアにそこまで期待していなかった。
バルセロナに行くなら、程度だった。


前言撤回、というかごめんなさい。

あんなに美しいと思わなかった。
気づけば涙腺が熱くなっていた。
自然の美しさにはよく涙は出るが、建造物に涙が出るとは思わなかった。

本当に美しかった。

サグラダファミリアの支柱となるふとい4本の柱にはそれぞれ意味があり、サグラダファミリアを支えるだけではないらしい。

美しいステンドグラスは太陽の光を受け、輝きを増す。






サグラダファミリアには地下に祈りの場があり、足元の窓から祈りを捧げる人たちの様子が見えた。

なんて美しく、神聖な場所なんだろうか。

そのあと建物内のエレベーターで上に上がって来た。
バルセロナ市内を一望できるその場所は、まだ建築途中のサグラダファミリアを近くで見れる。



そしてそのあと再び下に降り、しばらくその場で内部の様子を見続けた。

本当に美しかった。
何時間でもいれそうなくらいだ。




しかし時間が経つにつれ、観光客の数が増して来た。
静かだったその場所は賑やかになり、疲れて来たので名残惜しいが移動することにした。


次はバルセロナの台所と言われる、サンジョスップ市場に行くことにした。
目的地までは約3キロ。
天気もいいので歩くことにした。


大通りは多くの人で盛り上がっていた。
近くのデパートに行った。 ウロウロすると、本屋さんがあったので覗いてみると、なんと日本漫画の専用のコーナーがあった。




ドラゴンボールやスラムダンクはもちろん、大ブレイクした君の名は、などありとあらゆる漫画がおいてあった。
海外で日本のものを見ると、嬉しくなるもんだね。


さて再び市場を目指す。
バルセロナの台所と言われるだけあり、多くの人でごった返していた。



魚、肉、野菜、お菓子、とにかくなんでもござれだ。
















ここでマンゴージュース、巨大なコロッケよようなものを購入した。
見ているだけでも充分楽しい。
生々しくものもいくつかあったけど…




お腹を満たし、今度は地下鉄に乗ってグエル公園へ。

グエル公園もガウディの作品だ。
入口に着いて有料ということを知った。


8€



どうしようかな…



悩んだ結果、入場は辞めて外から見るだけにした。
なんなら疲れていたので、外だけでも楽しめた。





グエル公園からホステルまでは3キロほどだったので、歩いて帰ることにした。
帰り道に再びスーパーによる。


夜、ホステルで日本人の大学生に出会った。
ヨーロッパを一カ月ほど周遊しているそうだ。 彼はスペインが最後の国らしく、名残惜しそうだった。

お互いいくつか同じ国を回っていたので、話が弾んだ。

せっかくなので明日は一緒にバルセロナを散策することになった。
久々に日本語を話した夜になった。


1/8
昨日の大学生と一緒に出かける。


お互い行きたいところは行き尽くしたので、私のリクエストでチュロスか有名な老舗のカフェに行くことにした。


途中でガウディ作品があるグラシア通りに寄ってみる。






サグラダファミリアを見た後だとどうも感動が…
比べることでもないのだけどw


カフェに到着した。
多くの人がチュロスを頼むらしく、店員さんは慣れた様子でメニューの説明をしてくれた。
ちなみにここのカフェの店員さんがイケメンであった。
イケメンが多いのは北欧だと思っていたが、スペインもイケメンが多かった気がする。
濃い顔立ちのイケメンだ。







イケメンに癒された後は、再び市内をぶらぶら。 海辺の方にも行ってみた。
めちゃくちゃいい天気ですでに汗だくだ。







服を着過ぎた。



大道芸人??
クオリティ高過ぎワロタw







夕方近くになり、私はホステルをチェックアウトする。
明日は早朝のフライトのため、バルセロナ空港の近くに一泊だ。
夕飯用にサンドイッチとサラダ(かなり山盛り)を購入し、ホテルに向かう。

大学生が見送りに来てくれた。
なんて好青年なんだ、あんな大学生が増えれば、日本の未来は明るいに違いない。

荷物を抱えて地下鉄を乗り換え、ホテルに向かう。



レセプションで支払いをしようと、いつものカードを出すために財布を出した。










ん?



あれ?






カードが無い





え?



嘘でしょ????





無い。


クレジットカードが無い



血の気が引く。



一先ず違うカードで支払い、すぐにカードの使用履歴を調べる。


身に覚えのない使用履歴はない。

盗難か紛失か。


盗難を疑ったが、現金は一切減っていない。


いくら探しても出てこないので、おそらく紛失だろう。

仕方ないのでカードの利用停止登録をする。
担当の人に、

「再発行依頼書をお送りし、ご返送いただき次第新しいカードを書き留めでお送りいたします」

と、言われたが国を転々とする今の私にはそれは出来ないことだ。


仕方ないので、そのカードの利用は諦め、違うカードを使用することになった。



かなり焦ったが、他にカードもあるし悪用されたわけではないので一先ず安心した。

とは言っても、もし盗難となれば話は別だ。
現地の警察に盗難届けを出し、受理番号をもらう。
それを全て現地の言葉でしなくてはいけないのだ。

ふとしたうっかりて大きな損害になりかねない。
身の引き締まる出来事だった。
翌日は空港に四時までに行かなくてはならない。
トラブルもあったが、早めに就寝。
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