女一人で地球散歩

2016年11月6日よりスタート!!!本能のままに!地球散歩へ行ってきます:)

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路頭に迷う

2017-02-26 11:01:05 | Zambia🇿🇲
1/29
3時起床。
バスターミナルに向かって出発。

当然、外はまだ真っ暗。
本当ならタクシーに乗りたいところだが、二人とも手持ちのザンビアクワチャが残りわずかにため、バスターミナルへ歩いて行くことにした。

バスは5時発だが、4時半に来いと言われたので、3時半にホステルを出発した。

真っ暗な道を歩くのは恐ろしかったが、リーは平気な顔をしていたので、並んで歩いた。

3時半とはいえ、蒸し暑い。
バスターミナルに着く頃には二人とも汗だくになっていた。


やっとの思いでバスターミナルに到着し、自分たちのバスを探す。






………



なんともワイルドな見た目のバスだった。



しかもバスの車体にはでかでかと「spider」のロゴ、そして蜘蛛のイラスト。


なんで蜘蛛…????



疑問と不安が交錯するが、このバスに乗ってダルエスサラームに向かうのだ。


チケットをバススタッフに見せ、荷物を預けると、荷物代金を払えと言われた。

そんなことチケットを買うときに言われていない。


「荷物代金を支払うなんて聞いていない」

と主張すると、スタッフはそれならバスには乗るなと言い放った。


めんどくさくなり私が支払おうとすると、リーに止められた。

「支払う必要はない、そんなことチケットを買うときには言っていなかったんだから」

そしてスタッフが目を離したすきに、そそくさとバスに乗り込んだ。


車内もなかなかワイルドだった。
席の間は狭く、何故か天井にまで蜘蛛のイラストが描いてあった。

席に座って落ち着いた頃、先ほどのスタッフがまたやってきた。



「早く荷物代を払え」



こいつしつこい





リーが負けじと言い返す


「チケット購入のとき、荷物代金が必要なんて聞いていない。払う必要なんてないはずだ」



「いいから払え、払わないのなら今すぐバスを降りろ」


しばらく言い合いをしていたが、結局荷物代金を支払った。
しかしリーのおかげで、最初に言われた金額より半値以下の金額で済んだ。
腑に落ちないが、とりあえずバスは出発だ。



薄暗いルサカの街をバスはひた走る。


太陽が昇り明るくなってきた頃、車内の温度はどんどんと上がってきた。
冷房なんて付いていないので、窓を全開にして外の空気を感じた。





窓を開けてしまえば意外に涼しく、そこまで不快では無かった。


太陽がギラギラと照りつけだした頃、バスが道路の路肩に停まった。
何事かと思うと、車内の人たちがゾロゾロと降りていった。
様子を伺うと、みんな草むらに消えていった。




青空トイレ休憩だ





ナミビアですでに経験済みなので、抵抗は無かったが、停車しているバスのすぐ後ろで用を足している女性がいたのにびっくりしてしまった…


我らがspider。
空の色とバスの緑がなかなか美しい。






バスはひた走る。


なんせ30時間超えの長旅だ。


耐えられるのか不安だったが、昼寝をしたりリーと話したりとしていたら、割と退屈もしなかった。


何度か休憩を取りながら、バスはようやくザンビアとタンザニアの国境付近に到着した。

ここでザンビア出国と手続きと、タンザニア入国の手続きをする。
タンザニア入国には50$のVISAが必要だ。
またしても50$、いい金額だが致し方ない。


バスを降り、まずはザンビア出国の手続きをする。
ここでバススタッフから何か指示があるわけではない。
勝手にやれ、といった感じだ。

バスを降りた途端に両替商の男たちに囲まれる。
ザンビアクワチャを持っていても仕方ないので、タンザニアシリングに両替した。
しかし後で調べると、半値以下で両替されていたことに気づいた。
国境付近の両替は、信用しない方が良さそうだ…


ザンビア出国の手続きは面倒だった。
カバンの中を事細かにチェックされたのだ。
バックパックの中身を全て出された為、パッキングをし直していると、バスの運転手に早くしろと急かされた。
とりあえずバックパックに詰め込みバスに急ぐ。


バスに乗ってひと段落。
時刻は既に夜の9時過ぎだ。
さて寝るか、と思ったころ、リーが


「僕たち、タンザニアの入国手続きをしていないよね?」

と、一言。



あれ?そういえばしてない


ザンビア出国手続きはしたが、そのあとのタンザニア入国手続きをしていない。


出国手続きは済んでいるんだから、もうタンザニアに入国しているはずだ。


不思議に思ったリーがバススタッフに聞きにいった。


しばらく話していたリーが、神妙な表情で戻ってきた。


「僕たちはまだ入国手続きが済んでいない、今からまた国境に戻って入国の手続きが必要らしい…」






え……


そのあとバススタッフが二人やってきた。



彼らによると、このバスでは戻れないから、二人で国境付近にまた戻って、入国手続きをしてきてくれ、とのことだ。




え……



通路の真ん中で話していたため、バスの乗客はどうしたんだ、といった感じで我々のことを見ていた。



入国手続きが済んでいないのなら、戻るしかない。
別のスタッフと共に我々もバスを降り、再び国境付近に戻ることになった。


時刻は夜の10時過ぎ。

これが1人だったら泣くくらいの心細さだったろうが、リーと2人のせいかこんなハプニングもあるんだなぁ、と呑気に考えていた。

国境付近まではトゥクトゥクで行くことになった。
夜のせいかトゥクトゥクが少なく、なかなか捕まらない。
やっとの思いでトゥクトゥクを捕まえ、夜道をぶっ飛ばして国境を目指す。



タンザニア入国の手続きの事務所は、ザンビア出国手続きの事務所の目の前だった。
入国手続きはあっさりと終わり、今度は後から来た別のバスに乗車することになった。


ダルエスサラームへ向かうバスは全て深夜にMakambacoという場所に停車し、しばらく休憩を取った後にダルエスサラームへ向かうらしい。



再びバスに乗車。
既に深夜にも関わらず、外にはたくさんの人達がいた。
こんな夜中に何をしているのだろうか…
ボンヤリしていると、いきなりバスを叩く音がした。
仰天して目を覚ますと、バスの周りに何人かの男性たちがおり、車体を叩いているのだ。
これにはかなり驚き、同時に恐怖を感じた。

バスが走り出すと彼らはバスから離れていったが、あれはかなり恐ろしかった。


深夜3時頃、バスはようやく休憩場所のMakambacoに到着した。
早めに到着していれば、近くの安宿でも探すのだが、出発は朝の7時だ。
今から4時間ほどしかないので、店で時間を潰すことにした。
幸い何軒か店が開いており、適当に店に入ることにした。
店と言っても、露店にプラスチックの椅子を並べた簡易的なものだが…

謎の肉と焼きバナナを購入。
私はバナナは嫌いなのだが、焼きバナナは美味しかった。




店員さんは陽気で楽しい青年だった。

夜中にも関わらず、店の前には多くの人がいた。
地元の人だろうか、みんな英語ではなくスワヒリ語だ。

しばらく時間を潰したあと、バスに戻ることにした。

バスの前にいると、黒人の男性2人に声をかけられた。

彼らは同じspiderに乗っていた人たちらしく、

「国境にまた戻っていたよね?大丈夫だった?」


と聞かれた。


優しい…

そのあと別の女性にも同じようなことを聞かれた。
アフリカの人は親切だなぁ…


心が温まった。


spiderに戻り、今度こそダルエスサラームに出発だ!!!!

コメント

ずれ込む予定、そして感謝の涙

2017-02-22 18:06:38 | Zambia🇿🇲
1/27

ホステルで朝食を取ったあと、ホステルをチェックアウトする。


今のホステルはバス停まで七キロもあるため、タクシーに乗らなければならないのだ。
バス停から1.5キロ程のところにホステルを見つけたので、そちらに引っ越すことにした。



外はギラギラと太陽が照りつけ、少し歩いただけでも汗だくになってしまう。

途中でタクシーを拾い、新しいホステルに到着した。
ここにもプールがあった。






特に何をする等は決めていなかったので、近くのショッピングモールに行ってみることにした。

ルサカはリビングストンに比べるとだいぶ都会だ。
中心地には大きなビルが立ち並び、日本とさして変わらない感じがする。
しかしホステル周辺は静かな場所で、路上にはバナナやオレンジなどを屋台があったり、木陰で座って話し込む人たちもいたりする。


ショッピングモールはなかなか大きく、多くのお店かあった。

ここでランチを食べるために、スーパーに立ち寄った。

スーパーのお惣菜をいくつか購入し、前のテーブルでランチ休憩をした。
軽くパーティー状態だ。






迷いながらホステルに帰ってきた。
照りつける太陽の下で歩くと、想像以上に体力を消耗する。
ホステルに帰宅し、私は洗濯やらなにやらをしてのんびりすることにした。
リーは街の様子が見たいと言って、一人で出かけて行った。
夕方になり、リーが帰ってきた。

翌朝のダルエスサラーム行きのバスは、早朝5時発だ。
我々もそのバスに乗るつもりだった。
しかしトラブルがあり、5時のバスには間に合わなくなってしまった。
ネットで調べると、バスはお昼の12時まで運行している、とある。
ダルエスサラームに到着が遅くなってしまうが、昼12時発のバスで向かうことになった。


明日に備えて荷物をパッキングし、就寝。


1/28

お昼にバスターミナルに向かうためにタクシーに乗り込んだ。
バスターミナルは相変わらず多くの人で握っており、客引きを振り切りながらダルエスサラーム行きのバスチケット売り場を目指す。


チケット売り場に行く途中に、数人の男性達に声をかけられる。

「どこまで行くの?」

「ダルエスサラームだよ」

「ダルエスサラーム行きのバスは今日はもう終わってるよ」

「え?終わり?」

「終わりだよ、ダルエスサラーム行きは朝5時の一本のみだよ。」



え??????
ネットでは12時まであるとあった。
そしてリーもバスターミナルで、地元の人から同じように12時まであると聞いている。


疑り深い我々はチケット売り場に直接出向いて、窓口の女性に尋ねた。


「ダルエスサラームまで行きたいんですが」

「明日?」

「いえ、今日です」

「今日のバスはもう無いから、明日の朝5時発のバスを予約する?」

「12時まであるんじゃないんですか?」

「ダルエスサラーム行きは朝5時の一本のみよ」




うそーーーーーーーん



ネットの情報も、地元の人の情報も間違っていた。
こういう情報はちゃんと自分で確かめなくてはいけないのだ。


後ろで先ほどの男性二人が、ほらみろ、といった顔で我々を見ていた。

仕方ないので、翌朝5時のダルエスサラーム行きのバスチケットを購入した。

ザックを背負って、タクシーで来た道を今度は徒歩で歩く。
お腹が空いたので、昨日行ったショッピングモールに再び行くことにした。
同じようにスーパーで惣菜を購入し、同じ場所で遅めのランチを取る。


ここでリーが、パー氏からこんなメールが来たと教えてもらった。

「アフリカ旅行を楽しんでいるか? あすみは元気か?君は彼女がアフリカ旅行を無事に終えるまで、ちゃんと守ってあげなきゃいけないよ。」

彼は私が別れ際に泣いていたことについても言っていたらしい。

「まさか泣いてくれるとは思わなかった。本当に彼女は良い子だ」


この話をしたあと、リーから

「だから僕は君がアフリカ旅行を終えるまで、君を必ず守ると決めたんだ。」

と言われた。


この話を聞いて、思わず涙が出た。
たかがホステルで出会った私のことを、こんなに気にかけてくれる人がいるなんて。
パー氏もリーも、本当に本当に優しくて暖かい人達だった。
旅をしてきて色んな人と出会ったが、こんなに心から交流が出来た人は彼らが初めてだった。
彼らに出会えたこと、彼らと旅が出来たことは私の旅の中で大きな財産となった。
旅に出ていなければ、彼らに出会えなかった。

嬉し涙のような、感動の涙のような…
こんな涙を流せる私は幸せ者だ。

チェックアウトしたホステルに再び出戻り、生乾きだった洗濯物を日向に干しまくった。

夕方になり、外に食べに行こうとしたが歩くのが面倒になりホステルで頼むことにした。




明日は3時半起きだ。
早めに就寝…zzz


コメント (2)

再び移動

2017-02-22 00:01:43 | Zambia🇿🇲
1/25

一足先にリーがルサカへと旅立っていった。


残された私はひたすらアフリカのルートを考える。
朝食はラスクとマイブームの種無しブドウ。



しかしWi-Fiの様子がおかしい。
昼頃から全く繋がらなくなってしまった。

どうしようかと思ったが、ネットが繋がらなければどうにもならない。



午後になり、昨日知り合った日本人の女性がツアーから帰ってきた。


彼女に誘われ、ホステルの中にあるプールで泳ぐことにした。
アフリカのホステルはどこもプールが付いているようだ。


プールで泳ぎながら、お互いのいろんな話をした。
身の上話や恋の話。

同世代の女性と話すのが久しぶりだったのと、彼女がとても話しやすいこともあって、ほぼ初対面にも限らずずっと話していられた。


夕方頃に、ようやくWi-Fiが復活した。


彼女に外にあるバーに飲みに行こうと誘われたが、ルートを決めなくてはならないので、申し訳ないがお断りをした。


明日は五泊したここのホステルをチェックアウトする。


夕方は蚊がめちゃくちゃ多くてイライラしたが、毎日自炊をして野菜もちゃんと食べれたし、とても過ごしやすいホステルだった。


1/26

朝軽めの朝食をとり、バスターミナルへとタクシーで向かう。

チケットを買っていなかったため、チケット窓口に行こうとすると、サッと黒人の男性が現れ私をチケット窓口へと誘導し、窓口の人と何やら話してあっという間にチケットを購入してくれた。

彼は私の荷物を担ぎ、バスまで誘導してくれた。


ここのスタッフかしら?


呑気に考えていたが、そんなわけがない。






「手伝ったんだから、チップ」





くそ、やはりチップか。(3回目)



まぁ実際彼のおかげでスムーズにバスチケットが買えたので、少しのチップを渡した。



バスに乗り込むと、半分ほどの席が埋まって居た。
指定された番号に座ると、隣に穏やかそうな黒人男性が座っていた。


バスは9:30発の予定。

しかし10時になってもなかなか出発しない。
バスの中には物売りの人が入れ替わり立ち代り現れ、これを買えだのとなんだのと勧めてきた。
時刻が10:15を過ぎた頃、ようやくバスが出発した。
そういえば昨日先にルサカに向かったリーのバスも、1時間半程遅れたらしい。

アフリカではバスは遅れるものと思った方が良さそうだ。


リビングストンからルサカまで、約500キロ。
バスでは約7時間らしいが、出発時点で遅れているので、もっと時間がかかるだろう。

しばらく走ったところで、隣の男性にどこから来たの?と、話しかけられた。
彼は温和で話しやすく、アフリカのことを色々と教えてくれた。
日本では何カ国が使用されているの?
と、聞かれて、日本語だけだよ、と答えると彼は驚いていた。

ザンビアでは、英語以外にも様々な言語が離されているらしい。
日本では日本語のみだ。(細かく言えばアイヌや沖縄の人たちの言葉もあるだろうが)
私はそれが当たり前のことと思っていたが、世界では国の中で様々な言語が存在する国が多くある。
島国日本では日本語が話せれば生きていける。
海外に出ると、こうした違いも感じることになるんだなぁ。

彼はルサカより手前で降りていった。

私の前には、体格のいい女性が座っていた。
そしてどうも彼女の席のリクライニングが故障しているようだった。
彼女が座り込むたびに、背もたれが物凄い勢で倒れてくるのだ。
そのため私の足元は常に狭く、荷物が置けないので膝の上に置いていた。
先ほどの男性がいるときは、倒れる度に彼が背もたれを直すように女性に一言言ってくれていたが、その優しい彼はもういない。
私のサブのリュックは七キロになっており、ずっと膝の上に置いて置くのは結構しんどかった。


小心者の自分は何も言えず、ひたすら狭い足元に身を縮こませて耐えた。

バスにはトイレがないため、時々休憩のため止まる。
トイレ。



流れない…
そして有料。
流れないトイレはトイレと言えるのだろうか。


移動に飽きてきた頃、前に座っていた小さい女の子もかなり飽きてきたようだった。
時折こちらの席を覗き込み、手を出してくる。
黒人の女の子は髪の毛がクリクリしており、目が大きくとても可愛い。
彼女もとても可愛く、しばらく彼女と遊んでいた。
遊びに夢中になりハイテンションになってきたのか、彼女は徐々に身を乗り出してきた。



彼女の手が私の頭に触れたと思ったら、視界がぼやけた。



彼女の手には私の眼鏡が握られていた。



こらこら、返しなさい。


笑顔で手を差し出すが、彼女は眼鏡を握りしめて離さない。


ダメ、返しなさい


彼女は更に眼鏡を強め握りしめる


おい、コラ、ダメだってば!


あまりにも強く握りしめるため、眼鏡が壊れるのでは、と恐ろしくなってきた



ちょ、コラ!ダメよ!返しなさいって!!


終いには両手で強く握りしめ始めた


きゃっきゃっと笑う彼女が悪魔に見えた。


汗を掻き出しそうな頃に、ようやく彼女の母親が眼鏡を彼女から取り上げた。

彼女は眼鏡が気に入ったらしく、必死の形相で眼鏡を私から奪おうと手を伸ばしていた。

危うく眼鏡がご臨終するところだった。



バスは遅れに遅れ、ようやくルサカのバスターミナルに到着した。

バスの周りには多くのタクシーの客引きの男性達が。
ここはリビングストンの比になんぞならないくらい、客引きが多いらしい。
そもそもバスターミナルが大きいため、その分客引きも多い。





案の定降りた途端に客引きに囲まれる。
写真を撮れる状況でなかったのでネットから。
ほんとにこんな感じ。


ビビっていたが、今日は頼もしいボディーガードが待機していた。



先にルサカに到着していたリーが、小心者の私のことを心配して、バスターミナルで私のことを待っていてくれたのだ。



バスを降りて彼を見た瞬間、彼が天使に見えた。


感動の再会を果たし、彼とともにホステルに向かう。

予約したホステルは、バスターミナルから七キロも離れていた。


ホステルはもちろん蚊帳とプール付き。




そして到着するやいなや、彼から衝撃の事実を聞いた。


楽しみにしていたタンザン鉄道が、ストライキのため運行していないらしいのだ。


ルサカ〜ダルエスサラームのタンザン鉄道は、毎週火曜、金曜の運行だ。
我々はルサカに一泊し、翌日の金曜に列車に乗るつもりであった。
火曜まで延泊するとなると、タンザン鉄道の代金よりルサカの宿泊費の方が高くなってしまう。



飛行機は数万円ほどするため、厳しい。



どうしたものかと思っていると、リーからこんな提案が。


「バスでもダルエスサラームに行けるらしいよ」


おお!バス!
疲れるが飛行機より安いのは間違いない!!


しかし聞いてびっくりなのが移動時間だ



なんと36時間かかるそうだ。




36時間




1日と12時間。



これはもう笑えるレベルだろう。


しかしせっかくアフリカまで来たのだし、乗ってみよう。

というわけで、ダルエスサラームまではバスで行くことになった。

ひとまず明日は移動で疲れた身体を癒すために、一日ルサカでゆっくりすることにした。

ホステルの看板犬のジョージと遊び、その日は就寝。
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地球の鼓動

2017-02-20 21:31:33 | Zambia🇿🇲
1/23

今日は何にもしないつもりだった。
いつものことだが、ザンビア以降の予定が白紙だった。
せっかくアフリカまで来ているので、タンザニアまで行こうか。
それとも南アフリカまで陸路で戻って南米に飛ぼうか。
何にせよ決めなくてはならない。

22の夜にパー氏に、「明日は何をするの?」
と聞かれた。
パー氏は24の飛行機で韓国に帰ることになっているので、実質23が一緒に過ごせる最後の日になる。
何もしないで今後の予定を決める、と言うと、彼は凄い勢いで驚いた。


「ザンビアまで来ているのに、ビクトリアの滝に行かないの!?」

ビクトリアの滝は世界三大瀑布の一つだ。


アメリカ、カナダの国境のナイアガラの滝
ブラジル、アルゼンチンの国境のイグアスの滝
そしてザンビア、ジンバブエの国境ビクトリアの滝だ



ビクトリアの滝の存在はもちろん知っていた。
しかし何故か興味がわからない。
なので23は一日今後の予定を考え、もし余裕があれば24に延泊をしてビクトリアの滝に行こうか、程度に考えていた。

この事を伝えると、パー氏は更に驚いていた。


「ザンビアまで来てビクトリアの滝に行かない人なんていないよ?ここからすぐ近くにだし、明日行くから一緒に行こうよ」


せっかくパー氏が誘ってくれている、そして明日は一緒に観光ができる最後の日だ。
というわけなので、今日はビクトリアの滝に行くことになった。


ホステルのスタッフに滝の入り口まで車で送ってもらう。

滝に入るために、20$支払う。

VISAもそうだが、何故独自の通貨があるのに、米ドルでの支払いも受け入れているのだろうか。


ここの入り口付近には、バブーンと呼ばれるヒヒがたくさんいる。
ここへ入る際に、職員の人から


「ビニール袋等はカバンにちゃんと入れて、バブーンに襲われるから」


と、言われた。
ビビりの私は持っていたものすべてをリュックにつめ、リュックにつけていたキーホルダーやチェーンも全てリュックにしまった。
リーと並んで歩いていると、早速バブーンが現れた。
けっこう体格がよく、近くに来られると怖い…
そんなバブーンが前方から我々の方に向かって来るではないか。

え、何?




ビビる暇もなく、バブーンはいきなりダッシュで此方に向かってきた。





ギャァァァァァァァ!!!!





思わず絶叫する自分



狙いはリーが持っていたビニール袋だった。
ビニール袋の中にはチキンが入っていた。




ランチを奪われ、悔しそうなリー。

職員の人に気をつけろと言われたのに!
バカリー!
本当に心臓が止まるかと思うほど恐ろしかった…



滝を見渡せる場所までは、道が整備されており楽に歩けた。
雨季で水量が増しずぶ濡れになると聞いていたため、私はビーサンだったので助かった。

ひとまず遠目からビクトリアの滝を見渡す。
ここからでも大迫力だ。
ゴォゴォと物凄い音を立てて水が流れ落ち、下には二本の虹が見えた。








そこから少し歩くと、滝の上に出る。




遠目から滝を見物したあとは、いよいよ近くで滝を見る遊歩道へと向かう。
その遊歩道から帰ってきた人たちを見ると、みんな一様にカッパを着ている。
我々も念のためカッパを着用し、遊歩道へと向かった。

滝を見渡すための展望台のようなところに到着した。




滝の流れ落ちる音が地鳴りのように響く。
地球の鼓動とでも言えばいいだろうか、
ドドドド、と物凄い音が響き渡り、大声で話さなければ会話もままならないほどだ。
地平線のように滝がまっすぐに続き、流れ落ちる水は雨のように降り注ぐ。


更に滝に近づける橋を渡ると、そこはもう大雨といっても良いほどの状況だった。
カメラなんぞ怖くて出せないため、写真はスマホで数枚しか撮れなかった。










もはや大雨レベル。



いや、いくら性能のいいカメラでこの滝を撮ったところでこの迫力は伝わらないだろう。

地球の大きさ、力強さ、人間の小ささを感じる場所だった。

滝の反対側はまさにジャングル







ビクトリアの滝の橋

ここではバンジージャンプか出来るらしい






あっけにとられて滝を見ていると、隣にいたパー氏が、
「来ないと言っていたけど、来てよかったでしょ?」
と言ってニッコリと微笑んだ。

そうだ、私は彼に誘われていなければここに来ていなかったんだ。
パー氏とリーに出会えたこと、この場所に来れたことに感謝した。
しばらく散策した後、リーはジンバブエ側からも滝を見るために二手に別れた。

私は1人でホステルに戻るつもりだったが、心配したパー氏が一緒について来てくれることになった。
乗り合いタクシーに乗り込み、ホステルに帰宅した。

その後使い果たした米ドルをゲットするために、銀行でクワチャをおろし、両替商で米ドルに両替をし無事ゲットした。


ホステルに戻りパー氏と2人でビールを飲んだ。
彼は以前から1人で色々な国を放浪している。
メジャーな観光地を回るような旅はあまり好きではなく、地元の人が行くような場所に行くのが好きだという。
ローカルバスに乗り込み、屋台で食事を取り、地元の人と触れ合う。
そんな旅を今までしてきたそうだ。

そして彼には私と同世代の娘と息子がいる。

行く先々で我々3人は親子と間違えられ、最初は違うと言っていたが、今はもう娘と息子だよ、と答えている、と笑って話してくれた。

「こうやって旅先で出会い、一緒に旅をすることは中々ないことだよ。こうやって旅が出来てよかったよ。」

しみじみと彼に言われ、思わず涙腺が熱くなった。

ただホステルで出会った日本人の私を優しく受け入れてくれ、娘のように心配してくれたパー氏。

しばらくして、リーも帰ってきた。
物売りの男性に囲まれ、欲しくもないネックレスを買ってしまった、と話すリー。
そんな他愛もない会話が、とても素晴らしい時間に思えた。
3人でビールを飲み、ああだこうだと色んな話をした。


今日は3人で過ごす最後の夜。


1/24

今日は何にもしない日。

そしてパー氏が韓国に帰る日だ。

彼は10時にホステルを去る。

別れる前に、彼にこんなことを言われた。

「ちゃんとした食事をとること、健康に気をつけなさい。夜は1人で出歩いちゃダメだよ」


彼がタクシーに乗り込むのを、リーと2人で見送った。
彼は笑顔だったが、私は涙でひどい顔だった。
泣かないで笑顔で見送りするつもりだったが、あんな言葉をかけられて笑顔でいれるわけがない。

優しく、頼りになるパー氏。
韓国に父が出来たような気持ちだった。

そして昼のバスで、今度はリーも今いるリビングストンからルサカという街に移動する。
今日から再びひとり旅だ。

それまで調べ物でもするか…

しんみりしながらパソコンを使っていると、バスチケットを買いに行っていたリーが落胆した様子で戻ってきた。


どうやらバスチケットが買えなかったらしい。
今日は延泊し、明日のバスで移動するという。

いよいよ私も今後の予定を決めなくてはならない。
チョベでのサファリであまり満足出来なかったので、タンザニアのサファリに行こうかと考えていた。
クロアチアで出会った人から、タンザニアでのサファリの写真を見せてもらい、その雄大な景色に心奪われていたのだ。
タンザニアのサファリはセレンゲティ国立公園、ンゴロンゴロ保全地域が有名だ。
そして二つの拠点となる街は、アルーシャというところになる。

今いるリビングストンからアルーシャに行くより、ルサカから行った方がアクセスがいい。
そしてルサカからはタンザン鉄道という、二泊三日かけてタンザニアのダルエスサラームへと行ける列車が出ているのだ。
ダルエスサラームはタンザニアの首都のため、多くのバスが出ている。



そしてタンザン鉄道は別名サファリ鉄道とも言うらしい。
国立公園の脇を通るため、野生動物が見れることもあるらしいのだ。

寝台列車で二泊三日の鉄道旅。


なかなか魅力的だ。


リーと一緒にタンザン鉄道に乗ろうと盛り上がり、私もルサカに行くことに決めた。

とりあえず24,25と延泊を決め、Wi-Fiが使えるうちに今後の予定を練ることにした。


その日の午後、日本人の女性がホステルにやってきた。
人懐っこく元気な彼女はとても楽しく、夜に一緒に飲み明かそう、と約束をした。



その日の夜、リーが夕飯を作ってくれた。
シチューのようなスープはとても美味しかった。
行く先々で出会う韓国人の男性は、本当に優しい人たちばかりで恐縮してしまう…


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バス移動

2017-02-13 07:20:07 | Zambia🇿🇲

放置してますが生きてます。
今は憧れのガラパコス諸島のサンクリストバル島にいます。
身体が今までにない程の黒さになってます。


1/20
楽しかった二泊三日のキャンプツアーの翌日。

今日は移動の日だ。

目指すはザンビア


位置的にはボツワナの上になる。





当初はザンビアに行かずにボツワナに行くつもりであった。
目的はボツワナでのサファリだ。


ケニア、タンザニアのサファリと比べるとそこまで知名度はないが、ボツワナにはサファリに適した公園がいくつかある。

中でも世界一の象の密集地と言われる「チョベ国立公園」。
ここに行きたくてボツワナに行くつもりであった。
しかしナミビアからボツワナへの交通手段はほとんどと言っていいほどない。
なのでヒッチハイクが主流らしい。


さすがに1人で、しかもアフリカでヒッチハイクをする勇気は無く、どうしたものかと考えていた。
旅の先輩に相談したところ、ザンビアとボツワナの国境付近に泊まり、そこから日帰りでチョベに行く方法があることを教えてもらった。

ザンビアとボツワナの国境付近にある街がリビングストンというところだ。
リビングストンからはビクトリアの滝にも行ける。

というわけで、次の目的地はザンビアのリビングストンになった。

リビングストンに決めたのはもう一つ理由があった。
砂漠ツアーから一緒の韓国人の二人組も、リビングストンに行くらしいのだ。

今更ながら彼らの名前を。
パー氏とリーだ。
パー氏はなんと60歳。
とてもタフで頼りになる、まるで父親のような存在だ。
リーは同い年の29歳。
見た目はいかついが、とても優しいジェントルマンだ。

三人でタクシーに乗り込み、バス停を目指す。

今回のバスはインターケープというアフリカのバス会社だ。
アフリカでは有名なバス会社らしく、多くのバスが出ている。





オフィスの周り。
リーが撮ってきた。





バスは午後3時発。

バス乗車。


ウィントフックからリビングストンまでは約1300キロ。
到着は翌日の午前11時の予定らしい。
つまり20時間バスだ。

乗客は欧米人、我々アジア人はごくわずかで、ほとんどは黒人の人たちで占めていた。


バスは度々休憩を挟む。

1度目の休憩でサンドイッチを購入する。

深夜にも何度か休憩をし、その都度こった体をほぐした。

明け方にバスはザンビアとの国境付近に到着。
ザンビアはVISAが必要になるため、代金の$50を支払い、入国手続きを済ませた。
$50って結構なお値段よね…

ナミビアからザンビアに入国する際、余ったナミビアドルをザンビアの通貨、クワチャに両替した。


というわけで、16カ国目、ザンビア!!
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