Trips with my RV.

RVでの小旅行。

正月キャラバン(2)

2012-01-03 00:58:42 | アウトドア?
今までも鳥栖プレミアムアウトレットに来る時は行きも帰りも基山PAに寄っている。同じくココで前泊する事が多い。

基山PAにはウェルカムゲートがあり、高速道路利用者以外の人でも高速道路の商業施設を使える様に外部から徒歩で入る様に成っている。本来の目的には反するが・・・、申し訳ない事に我が家では、このウエルカムゲートを使って徒歩で出て高速道路外の商業施設を使って戻る事が多い。ここ基山PAから高速道路外の日帰り温泉施設に徒歩数分で行く事が出来るのだ。(この手の情報を、閑古鳥の鳴く当ブログででも公開するのはマズイのカモ知れないが・・・)条文を発見する事は出来なかったが・・・確か高速道路上に(勿論、SAやPAの駐車場に於いても)施設を利用中以外で駐車した車を放置してはならない事になっていた筈で、これに違反する可能性があるのだが、ウエルカムゲートを通って徒歩で出た先に日帰り温泉施設が在れば高速道路SA・PAでの車中泊旅行の際に本当に助かっている。

ウエルカムゲートは高速道路サービスの検索ページから検索するとNEXCO西日本内に52カ所ある事が判るが、その全部から外に出れば良い事がある訳では無いのだろうが、我が家が好んで車中泊するSA・PAでは入浴施設が近所にある処が多い。

基山PAでは写真①と写真②と書かれた場所にウエルカムゲートがあり徒歩で外部に出る事が出来る。


基山PAの近所のGoogleマップ

国道3号線を挟んだ東側にある「筑紫野温泉アマンディ」は居心地の良い日帰り入浴施設であり、食事もSA・PAのレストランよりも少しダケまともなモノを食べる事が出来る。更に、ココは朝風呂(日・祝日のみ)午前7:30~午前10:00も出来るので、車中泊後にサッパリと入浴する事も可能だ。(家族風呂もある)

当の「筑紫野温泉アマンディ」さんも、アクセス方法のページに「お車でお越しの場合は 九州自動車道 基山P.A.より徒歩8分 もしくは鳥栖筑紫野有料道路 城山インターより車で10分」と書かれているので・・・。


ナンと正月なので振る舞い酒が置いてあり自由に飲めるのだそうだ。(基山PAで車中泊するツモリだったので寝酒に頂戴した)


ここで入浴とマッサージと野菜不足を補いつつ正月らしい料理を頂いた。(この雑煮が、今年の正月の初雑煮だった)

見事に24時の閉館時間まで寛いでしまった。調子に乗って(安物の)日本酒を頂いたので明日は二日酔いかも?

閉館前にもジャブっと浴槽で温まって来たのでホカホカである。小雪が舞う中だが基山PAに戻ってきた。駐車した時はそこそこ駐車車両が居たが、深夜0時過ぎには20台程になっていた。流石に元旦の夜から車中泊をする寂しい人達は少ないのカモ知れない。周囲には車中泊車両も居ないのでサブバッテリーの充電を兼ねて発電機を動かして軽油FFヒーターではなくエアコン暖房で眠る事にした。

夜半に目が覚めた時には屋根には雪が積もる様な音がしていたが暖房が効いた車内では空気の乾燥以外で困った事はなく外の確認もせずに再び寝入った。起床は8時だった。私の寝床である2段ベッド上段には足元にしか窓がないので、高速のSA/PAでの車中泊時には枕元で充電中だったスマホで「iHightWayの駐車場ライブ情報」で外を見る事にしているのだが、外は雪で真っ白で駐車車両は5~6台しか居ないのに驚いた。朝風呂に行くのも面倒くさいので、基山PAの軽食コーナーで朝食を食べる事にする。

妻子の準備が出来た頃には駐車場の雪は溶けてしまっていた。

惰性で豚汁定食を頼んでから基山PAの食事情報でも紹介している「煮たまごラーメン 630円」が人気No.1メニューだそうなので追加してしまった。

正月2日だからか駐車場にはガードマンさんが2~3人、コンビニも、スナックコーナーも、土産物売り場も、スタバも、屋外の屋台にも人員配置は完璧で沢山の人が働いているのだが・・・お客は我が家3人だけだった。ノロノロ朝食を食べてグダグダ買い物をしていたのだが、お客が来ないのだ。新たに駐車場に入ってくる車が1台も居ない。何となく違和感を感じたモノの、その違和感の正体が判らぬまま居心地の良い基山PAに酔っていた。今日は1日掛けて自宅に帰るだけなので、特に急いで出発する必要も無いのだが、流石に起床から3時間も長居をしたのは異例だ。屋台販売の店員さんには味見以上の味見を存分にさせて貰ったし(味見の量が多すぎて、御礼に買おうと云う気にも成らない)、お店の人はみんな親切だった。

このまま基山PAに居ても良いのだが・・・出発する事にする。本線の合流する時にも強い違和感を感じた。本線上にも対向車線にも車が1台も走っていないのだ。まるで小松左京氏のSFの様に無人の高速道路を走っていると、電光掲示板に「通行止め」と書かれていた。ナビも通行止めとして次のICで降りる案内に切り替わった。

山際には雪が残っているが、高速道路の舗装路面には雪は残っていない。雲間から太陽も顔を出し暖かそうな陽光が降り注いでいる。通行止めにしなければならない状況は私からは見えない。筑紫野ICの出口の前で暫く悩んで停止する。公務員のカミサンはココで降りるべきだと主張する。その主張が強烈過ぎたので天の邪鬼根性が沸々と湧いてしまう。ITS機能付きのカーナビだから通行止めが実施中で、筑紫野ICで降りなければならない事が判るけれど、もし我が家のカーナビがITS機能が付いてなければ見落としていたカモ知れないし、電光掲示板に従わなければならない義務は無いカモ知れない。通行止めが実施され高速道路会社の社員か警察官が道路封鎖を実施した後ならば従う義務があるだろうけど、電光掲示板の表示に従う義務は無いので・・・今後は自己責任で進行する事にした。

筑紫野ICを通過した次の太宰府ICでも通行止めとの電光掲示板が出ていたし、対向車線の車は太宰府ICで降ろされる様でIC前には警察パトカーと高速道路会社パトカーがバリケードを築いているが、上り車線にはバリケードは無いしパトカーも居ない。え~いままよと太宰府ICも通過した。するとITS電波情報をキャッチしたカーナビの表示が切り替わり太宰府ICから50Km/hの速度規制発令中となった。結局は、高速道路を降りる必要は無かったと云う事。(そもそも、本線上に通行の支障となる事象は見出されなかったし、4輪スタッドレスでタイヤチェーンを携行しているので降雪が在っても問題は無いだろう。だが、もし本線上に夏タイヤで走行不能となった車が多数スタックしていて通過出来なかったとしても食料もトイレもあるキャンピングカーなので困った事には成らなかった筈)

その後、古賀SAまで50Km/hの速度規制が続いたモノの特段渋滞に陥る事もなく快調に進み、入浴休憩する事に成っていた広島ウイングパークホテル(河内IC)まで快調に走行した。

ウイングパークホテル獅子伏温泉で2時間程ノンビリ入浴を愉しんでから少し交通量の増えた山陽道を走って福山SAで夕食を食べてから帰宅した。


短い正月キャラバンだったが太宰府や福岡市街も通じて1回も渋滞に巻き込まれる事なく快調なキャラバンとする事が出来て無事に帰宅出来た。来年・再来年は・・・流石に娘の受験体制で正月キャラバンには行けないのカモ知れないが・・・、スタッドレスを履いている今シーズン内にもう1度はスキーに行きたいモノだ。


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