Trips with my RV.

RVでの小旅行。

コロナ自粛解除を受けて

2021-10-03 20:41:54 | アウトドア?
県内の閑散地域なら密も避けられる筈だから、約半年ぶりに出動してみる事にした。



目的地は「愛の村パーク」だ。

岡山県県北観光でWeb検索したら偶然見つけた施設だが、何よりも目を引いたのが・・・


なんとキャンプ場がモニター価格で無料!

なんと天然温泉が半額以下だ!

早速予約した次第。

岡山県の北東角で中国道美作ICから好立地だから、関西からキャンパーが大挙して訪れてキャンプ場は密なのではとカミさんは心配していたが・・・
                               

久しぶりのキャンプなので舞い上がってしまって何をどうすれば良いのかパニックである。

ゴミは持ち帰りらしいので炭捨て場も無いだろうと踏んで、今回はカセットガス式炉端焼き機を持ち込む事にした。レストランは期待出来そうなのだが、如何せん営業時間が11時から15時と短いので昼食して世話になれそうに無いみたい。


Googleマップのクチコミを見ても、周辺に他に食事が出来る場所は無いらしいので、朝食と夕食は現地で自炊が必要みたいだ。なので、食材やおやつやおつまみも持ち込む事にする。何だかんだと用意を進めて、岡山県の蔓延防止等重点措置が解除された10月1日23時過ぎに自宅を出発した。出発が遅れたので、途中の「道の駅 彩菜茶屋」で仮眠して、(願わくば)朝ご飯を彩菜茶屋で食べて行ければ良いだろうと思い立った。午前1時頃に到着した。車中泊車は3台位、キャンピングカーが1台と小型乗用車が1台と中型トラック1台だった。皆さんエンジンを止めて仮眠中の様だった。朝ご飯に期待して我が家も仮眠させて頂く。夢は、彩菜茶屋の朝ご飯だ。


明け方4時頃に、小型乗用車がエンジンを始動したみたい。早い出立だなと思い続きを寝て8時に起床した。小型乗用車は昨夜の位置に止まっていたので寒さに耐えかねてエンジンを掛けたのだろう。食堂の営業開始時間が判らないのだが、道の駅なら早い時間からやっているカモ?と思ったが、農産物直売所は大賑わいだったが食堂の営業時間は11時からだった。止む無く、デカイ白菜(440円)と獅子唐とナスを買って離脱した。

愛の村パーク」は午前10時少し前。予約の際に、何時頃からサイトに入れるのかと聞いたら午前10時には受付可能だと聞いていた。

受付は普通のキャンプ場と変わらない。

芝生に車乗可能なサイトは1箇所で直火禁止、芝生ではなく土のサイトなら直火可能、アスファルトでキャンプ可能な駐車場が複数箇所と、説明を受ける。水汲み場に近い芝生に車乗可能なサイトに入れる。上のサイトマップでは、芝生エリアと書かれたフリーサイトだが、一応、ビニール紐と杭で区切られていてサイトの広さは11m X 11mなのらしい。


炭捨て場は有ったので、炭火焼にすれば良かったと思う。この広大なキャンプ場エリアがほぼ貸切だ!又、コテージには宿泊者が居るらしく、本館には宿直の人が夜間も常駐するそうだ。

サイトにキャンピングカーを置いたら、周辺を散策しながら徒歩で本館を目指す。目的はアヒルご飯(朝ご飯兼昼ご飯)だ。

(ハンバーグ定食は美味かった。ご飯大盛の設定が無いそうで、100円アップで超大盛にして頂いた。カミさんは魚の粕漬け定食で美味かったらしい)

お腹も一杯になったし散歩しながら帰って、先ずはコットで昼寝だろう。


爽やかだったのに、だんだん暑くなってきて目が覚める。車内に入って冷房をしながら、デジタル地上波放送の受信を試みる。
先ずは、中継局リストを見て、周辺のGoogleマップで中継局を探す。


岡山(岡高)エリアなら「作東吉野デジタルテレビ中継所」が最も近いのでNHKの物理チャンネル42で、グルッと一周指向性アンテナを回して探して見る。

入力値4なので受像は不可能だ。送信出力0.3Wなので、こんな物だろう。

Googleマップを良く見ると、関西エリアのNHK・SUN佐用デジタルテレビ中継所が有る。関西エリアの中継局リストを見て物理チャンネルを探し指向性アンテナを一周させる。

送信出力1Wだから入力8なので、ワンセグ受信ならノイズ混じりなら視聴可能だ。

そうこうする内に夕方になったので、カセットガス式の炉端焼き機で久しぶりのバーベキューを愉しんでから、屋外に出していたキャンプ用ファニチャーを格納して本館の温泉に。今回の反省材料はギャレーのコンロで圧力鍋炊きした玄米ご飯が固かった(水不足?)ので、次回は水の分量を増やして炊きたい。(そんなこんなで、責められていたので画像は無し)



なかなか素晴らしい温泉施設だった。最終受付18時、入浴可能19時までの施設だが、18時前には完全貸切となる。水風呂三昧を楽しむ。露天風呂が最も湯温が高い(体感41度位?)で温まって水風呂(体感20度位)に入るの温冷反復浴を30回位繰り返してフラフラとなる。

19時まで入浴を終え外に出るとスマホのライト消すと50cm先も見えない真っ暗闇で、外は見事な満天の星空だった。(場内は照明が無いのでカミさんはスマホのライトで足元を確認しながら歩いている。次回はランタンを持って本館に来ないと・・・)画像を撮り忘れたが、テントキャンパーも居るキャンプサイトの横には、熊出没注意の看板が立っていた。



カミさんと竹輪やハムをツマミにビールで乾杯し、折角調整したテレビも見ずに、20時過ぎには湯当たりでバタンQと寝てしまう。

明け方、寒さで目が覚める。室内気温は15度なのでFFヒーターで暖房し再就寝する。(日中は冷房して、明け方は暖房だ)予定も無いので、眠れるだけ朝寝を愉しもうと思っていたが・・・8時半には暑さで目が覚めた。明け方の寒さを知らないカミさんに暖房した事を責められる。

昨夜炊いていた玄米ご飯を電子レンジで温めて、レトルトカレーと車内ギャレーで調理したベーコンエッグで朝ご飯とする。(昨夜炊きの玄米ご飯が固いと叱られたので画像は無し)朝食後は、爽やかな風が吹く中で読書をしながらウトウトして、本館受付にアンケートやらキャンプ場利用券を返却に行く。有料化しても必ず再訪しますと約束して退去する。もう30分待てば、ここのレストランで昼食が食べられるのだが、一昨日の仮眠の恩に報いる為に「道の駅 彩菜茶屋」の昼食を食べる為に出発する。



「道の駅 彩菜茶屋」の日替わり定食は、噂に違わず大満足だった。

帰宅途中、ザ・ビック(イオン系のスーパー)に立ち寄り、日常の買い物とキャンピングカー車内での自炊に役立ちそうな物を買い帰宅した。

いや〜、何をしたと云う事も無い怠惰なキャンプだったけど、本当に愉しかった。「愛の村パーク」には申し訳ないが、密になりようも無いほぼ貸切のレストランと貸切の温泉施設と、広大な敷地のキャンプ場を3家族で分け合ったほぼ貸切キャンプ場だった。私は知らなかったが、こんな施設は日本全国に一杯有るのカモ知れないが、何もしないのんびりキャンプを愉しむのには最適だと思う。予約制でも夕ご飯をレストランで食べさせて下されば、我が家の様なグータラキャンパーには最高だと思う。ご一緒したキャンパーの方々は風呂は撤収して帰る前に入るモノらしいのだが、地球温暖化対策で、こうした重油焚きの温泉施設はバイオマスボイラーに更新されていて旧東粟倉村(美作市)としても施設の存続の可否についても検討に入っているのだと思う。グランピングブームに乗って、全国で電源付高規格キャンプ場が当たり前になった現在なら逆に、サイトや通路にも照明も無い「愛の村パーク」キャンプ場は貴重な存在だと思う。そんなキャンプ場だけどお風呂と美味しいレストランが付いているのだから、この本館の設備を上手く活かすキャンプ場を模索すべきだと思うのだ。

こんな素晴らしい施設を存続させようと皆さんが一生懸命に働いて居られ、皆さんが笑顔で迎えて下さいます。設備は劣りますが、素晴らしいキャンプ場だと思います。コテージもキチンと整備されています。ご飯は美味しいと思います。温泉も気持ち良いです。キャンプ場無料で天然温泉が半額以下なので、それを目当てにマナーの悪いキャンパーが大挙して訪れると「愛の村パークキャンプ場」の存続の問題になってしまうだろう。だが、あまりにも閑散とし過ぎていて、このままでは持続可能だとは思えない。是非、岡山県内の我こそはマナーの良いキャンパーだと思し召しの方は秋の「愛の村パークキャンプ場」をお愉しみ頂きたいと思うのです。その際は、夜間は冷えるので防寒着と、場内照明はほぼ無いので人数分の照明器具が必要です。又、キャンプ場にはトイレは1箇所で男性側個室1室、女性側個室3室の小規模なモノしか無く、水汲み場は公園の水飲み場に簡易流し台を設置しただけの代物なので洗い物をすると足元がベチョベチョになってしまう。だが、手作り感の良い雰囲気の、逆に今時珍しいタイプのキャンプ場だと思うのです。キャンプ場無料と温泉半額だけではなく、是非に本館で食事をしたりお土産物を買ったりお弁当を買ったりして売り上げに協力して下さったら、「愛の村パーク」が施設存続を前向きに展開下さると思うのです。ご利用になられた方は、「愛の村パーク」の持続可能な方法で存続を実現するアイディアをアンケートに込めて頂きたいと願います。

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