Trips with my RV.

RVでの小旅行。

「ほぼ皆既月食」の夜に・・・

2021-11-21 11:25:09 | アウトドア?
「ほぼ皆既月食」は140年ぶりの天体ショーなのだそうだ。

勿論、自宅でも見えた・・・が、田舎の我が家からは岡山市街地越しにしか見る事が出来ない。

あ〜、こんな事なら「お気に入りの天体観測場所」に行けば良かったと後悔した。

で、チョット県北に行ってみる事にした。御当地岡山県は10万人当たりの新型コロナ感染者が東京大阪を抜いて国内ワースト級となっている。仕事の都合で、感染しない事をモットーに生きているので、御世間のアフターコロナへの変化に取り残されて未だに自粛を続けている。でも、ちょっと県北に行って、ちょっと空いた日帰り温泉施設でちょっと温冷交代浴でもして、(所属するRV系クラブでは名物オフが開催されていて参加出来る皆さんを羨ましく眺めていたので・・・)息抜きをするのは良いのでは無いかとムラムラと思い立った。

もう、このムラムラを止める事が出来ない。

で、入浴と夕食を終えてから自宅を23時に出発した。

明智峠は「岡山県新見市と鳥取県日野郡日野町との間に位置し、両県の県境となっている峠。」である。ここは「明智峠の雲海」と称せられる雲海見物で有名な場所だ。

午前0時過ぎに明智峠に到着した。駐車場には、1台の白い軽四セダンが既に車中泊中だった。ここの駐車場には明確な駐車枠が無いので、暫く悩んだが、唯一の目標物の前方に同じ向きに合わせて駐車した。外に出ると「シ〜ン」聞こえて来る程に周囲は全くの静寂に包まれている。



尚、見出し画像は、同じ画像を増感したもの。肉眼では真っ暗だが機械の目では、こんな風に見える次第。満月の光のみで撮っているので、木々の枝の影が落ちている。

そうだ、空気の澄んだ環境で「ほぼ皆既月食」の後の満月でも撮ってみよう。


御当地明智峠駐車場では、デジタル地上波放送も受信出来ず(鳥取県側の中継アンテナを狙えば受信可能カモ知れないが・・・)、BS/CSも受信出来ず。夜食に持ち込んだ(フードロス撲滅運動として途中のスーパーで買った半額品)刺身盛り合わせと日本酒でカミさんと酒盛りして、特にやる事も無いのでハードディスクに入れた過去のテレビ番組をダラダラ見ながら仮眠する事にする。

尚、他に車中泊車が1台居られるのでベバスト(FFの燃焼式パーキングヒーター)を作動させず、電気敷毛布とダイネット部の電気マットだけで静かに就寝した。深夜、何台かのバイクや車が入ってきて、三々五々展望台に登って「何にも見えねぇ!」と大声で叫ぶ声で何度か目が覚めた。(もっと隅っこに停めれば良かったとチョッと後悔した)

午前2時半の外気温は5.8℃、電気ホットカーペットだけの車内は19℃だが、布団の中は電気敷毛布でポッカポカである。

目覚まし時計で午前6時半に起床した。緯度軽度から日の出は6時41分なのだが、中国山地越しの日の出なので午前7時頃と予測したが、折角なので少し早起きした。

駐車場には、新たに2台入ってきて起床時点での駐車台数は4台だった。



雲海展望台に歩いて登ってみる。


駐車場に歩いて帰る。


最寄りの温泉施設が開店しない限り、近所では朝ご飯は食べられそうに無いので、車内で朝ご飯。
最近ダイエットとして食べ始めたオートミールを米化した麦ご飯と、ご飯の友(これにインスタント味噌汁)の朝ご飯だった。

10inchタブレットでNHK朝のニュースを見ながら、盛大にベバスト暖房をして朝食を頂いた。
オートミール米化(30gのオートミールに50ccの水を入れ、電子レンジ600Wで1分加熱)や、和風おかずプレートを電子レンジで加熱した。

LiFePO4を100%充電で乗り込んできたが、一泊泊まって残85%だった。


最寄りの「新見千屋温泉いぶきの里」の駐車場に移動し、開店(10時)まで目覚ましを掛けて朝寝をした。余談だが、「新見千屋温泉いぶきの里」は「ワールドインテック(総合人材派遣・請負、コンサルティング業務を全国展開している企業)」傘下に入ってリニューアルを済ませ営業再開している。

私は、岡山県内では「新見千屋温泉いぶきの里」と「稲荷山健康センター(休業中)」が大好きだ。「稲荷山健康センター(休業中)」は本家より濃い薬湯「漢方勵明薬湯」が愉しめるのだが、ここ「新見千屋温泉いぶきの里」は、岡山県内の日帰り入浴施設では最高温度の熱湯(45℃と書かれているが46℃を超える日もある)と15℃の冷水浴での温冷交互浴が満喫出来るからだ。

今回は、何も予定が無いので、朝から夜まで温冷交互浴を満喫する予定なのだ!

チェックインの際に、昼食は、昼食団体の受入れの為に13時半までレストランは貸切なので利用できないと言われる。(朝ご飯を食べてきて良かったと思った)全く問題ないです。と、意気揚々と温泉施設に。


どうでも良い話だが、私の大好きな「新見千屋温泉いぶきの里」の温冷交互浴のやり方は、先ず全身を石鹸で洗ってから、熱湯に5分入って、冷水に1分入る。その後、室内の椅子かベンチで休憩すると云うサイクルを数限りなく繰り返す事だ。今日も「新見千屋温泉いぶきの里」の熱湯はヒリヒリと熱い。血行の悪い部分は低温やけどする恐れがあるので、痛みを感じた部位をマッサージしたりストレッチをしながら5分間耐え続け、直ぐ隣の15℃の冷水に入る。熱さでヒリヒリのままで冷水に入ると、もうこの爽快感を上手く言葉で表現する事は不可能だ。サウナならマナーで汗を洗い流さねば冷水に入れない。だから私はサウナーでは無く熱湯派だ。(本場フィンランドなら、汗を洗い流して冷水に入れとは云われない筈だ)私は、この無上の陶酔感とも云える冷水浴を愉しむ為に来ている。

# 私は8年前に仕事中に心筋梗塞を起こし、心筋梗塞の発作中に病院に行くも見落としされて20時間を経過してしまった関係から、心不全なので、医師は温冷交互浴を禁じている。ここの45℃から15℃に飛び込む温冷交互浴を語ったら担当医に絶句されたが、医師の言いなりになって煙草も止めたのに、あの世に行っちゃいそうな無上の幸福感まで奪われるのなら死んだほうがマシと云うモノだろう。

カミさんとの待ち合わせ時間の13時まで、温冷交互浴20サイクルは出来る筈だが、段々気絶する時間が増えてくるので15サイクルでタイムリミットとなってしまう。最初の内は冷水浴後に休憩無しで熱湯に入れるのだが、チョッと座って休むと「サ〜ァ〜と内耳の血流が聞こえ周囲の音がヤケに響いて美しく聞こえる。心が研ぎ澄まされ世界が身近に感じる・・・宇宙との一体感と共に超越者の視点を手に入れた様な万能感に包まれる」俗に云う「仕上がった」状態になった後に、意識が途絶えていて気がついて時計を見ると5分や10分も経っていると云うタイムリープ感(恐らく、寝ているか気絶している)となる。学生時代卒業旅行で行ったオランダで試した大麻の様な感じ(ホテルに戻ってからの感じ)だ。この途中に死んでしまったとしたら、施設管理者の方には申し訳ないが本望だ。これを止めるか、生きるのを止めるかを選ぶなら、生きるのを止めるだろう。

で、待ち合わせ時間にロビーに出たが、カミさんは未だの様だ。メッセージで聞くと髪を乾かしていると云うので、昼食後は再び風呂を満喫するのでホドホドにとレストランに方に歩いていくと、13時半からとの入館時のアナウンスに反して、呼び込みを開始している。取り敢えず、満席なのだけれど空きが出次第、入って頂くとの事なので名前を書いてカミさんに急ぐように伝える。(いや、別に、そんなにお腹が空いている訳では無いのだけれど・・・)

で、今回は牛めしセットを頂いた。(ワールドインテックさんのオープンニングセレモニーの際にはハンバーグと唐揚げセットだったかな?)



牛めしとハンバーグ定食は、この「新見千屋温泉いぶきの里」オープンの頃からの大好きなメニューだったのだが、「ハンバーグと唐揚げセット」のハンバーグが小さくて悲しかったが、牛めしも器が小さくなっていて少し悲しかった。


昼食後は(施設改修で休む場所が無いので・・・)ドリンクバーでレストランで長居をして休憩を終えたら、温冷交互浴午後の部の再開である。


周囲が暗くなる頃まで、一心不乱に温冷交互浴に励んでトリップしまくって・・・世界の仕組みが一通り理解出来た位まで入って、カミさんとの約束の時間になったので帰り始める事にした。

明日の日曜日は、カミさんの免許の書換えでゴールド免許に復活する日なのだそうだ。このまま岡山県運転免許センターに寄ってから帰る事にした。

総社PAで仮眠をさせて頂き、7時起床、岡山県運転免許センターに移動して米化したオートミールと冷凍ハンバーグとポタージュスープの朝食を食べてカミさんは(写真撮影に備えて)おめかしして出て行った。優良運転者講習なので10時前には済んでしまうのだろうが、朝寝をさせて頂いた。カミさん合流後にスーパーマーケットに立ち寄り感染予防に留意して短時間で買い物を終えて昼前には帰宅した。

県外に遊びに行く勇気は無いが、こんな県内お出かけなら良いかな?と思った次第。




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