GWにキャラバンに行けなかったので実質4月半ば以来の家族でのキャンプ・キャラバンである。九州や京都では甚大な豪雨被害もあった様だが・・・、折角の3連休だしドコにも出掛けないのも悲しいので1泊2日で復帰第1号として軽~く妻子のお買い物に付き合う事にした。但し、岡山駅前に住む母が体調を崩して犬の世話が出来ないと云う事で犬を預かっているので今回はZIL520に代えてから初めての犬連れでのキャラバンとなった。
前のトレーラー時代には巨大なリビングスペースに普通サイズの犬用サークルを展開する事が出来たので犬連れキャラバンもユトリだったがZIL520には、そんなスペースは無い。ダイネットの足下にピッタリ置ける犬用サークルをGW前に買っていた。(あんな事が無ければ、この犬用サークルを積んでGWには数日間の九州キャラバンを楽しむ筈だった)
又、以前は長いキャラバン旅行では「ゴミの持ち帰り」の為にゴミトン(外部ゴミ箱)をリヤ・ラダーに付けていた。
ZIL520には車両後部に引き出し式の巨大な外部ゴミ箱を積んでいるのだが、我が家にとっては優先順位が高い発電機収納箱を搭載する為に標準装備の外部ゴミ箱を失っていた我が家のZIL520には非常に便利な装備だったが、リヤ・ラダーが折り畳み式なのでゴミ箱の高さが高くなりゴミを入れ難いのと、男性の背丈位にぶら下がるコンテナに頭をぶつける事が多く(私自身が頭をぶつけるのは我慢すれば良しとしても、車中泊時に後ろを擦り抜けられた無関係の方が頭をぶつけているのは知っていて改めない訳にはいかないだろう)対策が急務となっていた。車体に穴を空けてでも、もう少し視認し易い低い場所に外部コンテナを移設するしかない・・・と思っていたが、フイに閃いてGW旅行に併せてデッドスペースになっている燃料タンク横のスペースを外部ゴミ箱として使用する小改良を加えていた。ZILに乗られる多くの諸先輩方は、この車両燃料タンク横のデッドスペースを荷物入れに改造されて居られるが、私はココを外部ゴミ箱にしてみようと思っていた。引きで画像を撮れば判り易いのだろうが、引くと車両タンク横のデッドスペースは暗く沈んでしまうのでアップで撮ったが、このスペースにはゴミ袋をキチンと圧縮すればフィアマの外部コンテナ数個分のゴミを入れておく事が出来る。100均で買った自転車籠で使うフック付きゴムネットを複数枚積んでいるのでコンパクトに固めたゴミ袋をフック付きゴムネットで固定すると云うイメージだ。使用後の画像を撮り忘れたが、幸い固く口を閉じていれば走行風でゴミが散乱する事等は無かった。(トレーラー時代は、リヤのヒッチホール上にゴミ袋を積んでゴムネットで固定していたが、やはりゴミは匂いを気にせずに済む外保管だろう)
さて・・・土曜日に娘さんが学校から帰ってくるのを待って出発した。風呂は間に合いそうにないので家で入浴し、晩御飯は「くるめラーメン どげん屋」の冷やしラーメンを食べ、今夜の車中泊場所と決めている三木SAまで走る事にする。
21時頃、三木SAに到着した。建物に近い通路の西寄りトイレ前のゼブラ脇に駐車した。(ゼブラゾーンとは、シマウマのようにシマシマ模様に描かれた道路標示で、ここに車を停めさせない目的で設置している・・・このゼブラゾーン脇に停めれば横に車が駐まらない筈なのでキャビン部のドアの開閉がやりやすい筈だが、ゼブラゾーンの上には多くの駐車車両が居た)隣の車は無人だったし早々に発動発電機を始動しエアコンを作動させる。が・・・長らく発電機を始動していなかったので、燃料タンクからのホースのエア抜きに手こずってしまう。ZIL520のオプションの発電機箱(i-Box)に搭載している発動発電機・・・発々はホンダEu-16iで、この燃料キャップにホンダ製船外機用のニップルを付けていて、ステンレス製の20Lの燃料タンクにも付けたニップルの間を船外機用のホースで繋いでいる。この船外機用のホースの中間にはプライマリーバルブと呼ばれるポンプが付いていて、これをシュポシュポして燃料ホース内をガソリンで満たしてエアを抜いておくとEu-16iのバキューム・キャブレーターからの負圧で燃料が外部タンクから吸い込まれていく。エア抜きが出来ていないと燃料が送られずに発々が止まってしまう事も在るので、プライマリーバルブのポンプが充分重くなるまでシュポシュポを繰り返す事にしているのだが、プライマリーバルブのワンウエイ・バルブが破損しているのか、ホースに穴が空いているのか、完全にガソリンが抜けるとコレで当然なのか、100回程シュポシュポしても手応えが無い。以前にも、こんな事が在った気がする。その際は、Eu-16iの燃料キャップを緩めてプライマリーバルブ・ポンプの負荷を減らしてシュポシュポすれば燃料ホース内のエア抜きは容易く完了した筈だが、その為には発電機箱(i-Box)を降ろす必要がある。それも面倒だと300回程シュポシュポを繰り返していると徐々にポンプの手応えが固くなり燃料ホース内にガソリンが満たされた気分になったので、汗だくで車内に戻り涼む事に。車内では既に娘はバンクベッドで就寝していて、妻は冷え冷えビールでヨロシクやっていた。外気温は26度で風もあり比較的に爽やかだが、風通しの悪いZIL520では窓を全開にしても快眠は出来ないだろう。涼み終わったら、就寝前の犬散歩に出掛ける事に。
ここ三木SAにはドックランが有り、深夜なら貸し切りカモ知れないと秘かに考えていた。案の定、ドックランには誰も居ない。外で用便を済ませてからドックランを貸し切ってやろうと中に入ったが・・・、根っからの座敷犬であるウチの駄犬はリードを外しても飼い主から2mも離れない。犬を走らせようとすれば飼い主が走り回るしか無い。ドックランには恐らく多くの犬の匂いが彼方此方に付いているらしく彼方此方の匂いを嗅いでいるだけのウチの犬に飽きてしまい連れて帰って寝る事にした。
私の起床は7時半。妻の話では、6時過ぎには犬がトイレに行きたいとスイスイ訴えるので散歩に連れて行きドックランで遊んできて戻った時の音で目が覚めたらしい。夜と違い他にも犬が居たドックランでは終始走り回っていて息を切らせて御帰還の犬だったが、足が泥だらけで犬用ウエット・テッシュでは埒があかず妻に抱かれて外水道で足を洗われて帰ってきた。散歩から帰ったら朝御飯をやるのだが、今日は目的地に着いてから朝食を食べさせる事にしてサークルに入れて留守番をさせて人間の朝食に出て行く。
レストランで朝定食をと思ったが、娘さんの焼きたてパンを食べたいとのリクエストでパン屋さんで思い思いのパンとドリンクバー200円で朝御飯とする。(ダイエット中の筈なのに、BLTサンドイッチに菓子パン2個とフライドチキンは食べ過ぎカモ?)
帰ってきたのでサークルから外に出せと猛烈抗議する犬をサークルにいれたまま神戸三田プレミアム・アウトレットまで走る。開店前に駐車場に着いた筈だが園内に入るまで少々渋滞した。今日は混雑が予想されるのでキャンピングカーは第4駐車場(バス用駐車場)の外周フェンス脇に停めてくれとの事。
妻子が買い物に出掛けて行くのを犬と見送ってから発々で冷房した車内でTVを見ながらウトウトする事にする。暫く寝て・・・犬は何をしているのだろうと見ると・・・彼も爆睡中だ。
犬用の敷物を忘れてしまい(ウチの駄犬は敷物等で明示的に居場所を明らかにした場所で寛ぐのが好きなのだが・・・)床の収納庫の蓋の上を彼専用の居場所と決めたみたいで彼は寝ても覚めても、その上を居場所にしている。サークルの中にしか水飲みは無いので喉が渇いたらサークルに水を飲みに入るが、飲み終わると定位置に戻って昼寝の続きとなる様だ。
こうして・・・14時過ぎまで犬とゴロゴロ昼寝をしていたら服屋の袋を両手に抱えて妻子が帰ってきた。アウトレット内は大混雑で御飯が食べられそうには無いので、よかたんで入浴の前に隣のレストラン「にしき亭」で昼食を食べようと云う事に。定食化しているが今日も「花かご膳」。
御飯のお代わりがサービスと知るまでは、こども茶碗の様な御飯を恐怖していたが、遠慮なくお代わり出来ると知ると大ファンになっている。
冷房をしたまま犬を残して入浴したが医者に長湯は止められているので、30分ほどでZIL520に戻った。きっと犬が寂しがっている筈と急いで戻ったが、そぉ~とドアを開けるとヘソ天で寝転がったままシッポを義理で振っていた。妻子が出てくるまで1時間・・・TVを見ながら犬とウトウトして過ごす。
帰宅する事になったので、犬に「ハウス!」とサークルに入る様に促すが・・・聞こえないフリをする。ZIL520の空きスペースにピッタリサイズのサークルは子犬用で若干狭いのだろう(4つ足で立つと耳が天井に当たるとアピールしていた)が、犬の安全の為には止むを得ない事。何度も「ハウス!」と命令され続けて・・・仕方なさそうにサークルに入っていった。このサークルは、子犬用で本来は天井は空いているのだが、このままでは犬が脱出してしまうので100円ショップで買った100円の金網が同サイズだったので、それで天井も塞いだゲージとして使っている。4つ足の生活をする限りに於いては、ダイネットのクッションで押さえられて固定もされているし、必要十分のサイズだと思っている。走行中は、犬も出せとは云わない(停車して暫くすると、ここから出してとスイスイ鳴き始める)ので仕方がないとは思っている様だ。
家まで帰って夕食を・・・と思ったが、何故か竜野西SAで夕食を食べる事になる。少し高め(6ber)の空気圧なのだが熱々に焼けたアスファルトの上を走ってくるとトレッド面の温度は62度だった。(乗り心地重視の5.2berだとトレッド面温度は100度を超えた事がある。架装メーカーのバンテックではタイヤの寿命は3年半としているが、冬場はスタッドレスを装着するので4年毎に交換すれば良いのではと勝手に思っているが、そろそろ満3年・・・。)
暑いと云えば・・・車内は冷房していて涼しいがサブバッテリーが設置されている2ndシート下は暑いミタイ。バンテック社でも新しいモデルでは、ここの通気に気を遣っている風に見えるので電動ファンを付けるか何かの対策をした方が良いのカモ?
念入りに犬も散歩させてやろうと思うが、暑いらしく・・・用便を済ませれば涼しいZIL520目掛けてドンドン歩いて帰ってしまうので・・・犬は中で休ませて少し早いが夕食に。(ウチの犬にとってZIL520は、庭に止まっている野良猫がオシッコを引っかける為に置いてある見慣れたオブジェではあっても、中に乗って何処かに行くのは初めての体験だった筈だが、キャラバン中にはZIL520には率先して戻ってくるので移動中の家だと云う認識もある様だし気に入ってくれている様だ。が・・・、中に設置したサークルは好きではないらしい。)
夕食を終え犬の為にユックリ走って1時間強で無事帰宅した。走行中に、娘さんへサークル内の犬の様子を聞くが・・・ヘソ天で寝ているらしい。夏には犬連れで長期キャラバンも可能かも知れないと手応えを得る事が出来た次第。(キャンピングカーでの移動中に自由に水を飲ませるべきか我慢させるべきかは大いに悩んだ。吐かさない為に水を飲ませないと云う考え方も正しいだろうし、飲みたいときに自由に水も飲めないのは可哀想だと云う考えも正しい気がする。餌は移動する2~3時間前から与えない事は徹底したけど、今回は水は自由に飲める様にしてみた。ウチの犬に関しては自由に水を飲ませても吐きそうになったり吐いたりはしなかった様だ。それと・・・トレーラー時代に見た愛犬家の皆さんは移動中は移動用トランクに入れてヘッド車に乗せておられた。が、キャンピングカーの愛犬家の方の大部分が車内では犬を放し飼いにしている様だ。足して2で割る訳では無いが我が家では、走行中はサークルに入れる事にした。自由に歩き回らせていて犬が怪我をしても可哀想だ。ZIL520に乗る時は、移動中は狭いサークルと諦めて貰うしかない。流石に、移動用のトランクでは中でヘソ天で寝られないし寝返りが打てないだろうと可哀想だと娘に云われていたので苦肉の策だ。RVキャンプは15年位やってきているが、犬連れキャンプは2~3度しか経験していないので経験値を積んでいくしか無いのだろう。)
帰宅後の、夜の散歩の時に、ZIL520まで連れて行きステップを出しておいたら犬自身で乗り込むかを試したが、飼い主が乗り込むのなら躊躇無く乗り込んできたのでキャンピングカーが大嫌いでは無いのだろう。いつもより豪華な食事と(普段は1日2回しか連れて行かないが)2時間毎のお散歩と云う破格の待遇が得られるRVキャラバン・・・は、犬の目に魅力的に映れば良いのだけど・・・
#但し、帰宅後は・・・横を通っても起きない位に爆睡していたので犬なりに疲れたのだろう。何処かに愛犬と遊ぶに行く事を特別の事だと喜ぶのは人間の問題で、犬自身は毎日と同じ普通の生活が続く方が幸せなのだろう。それは判っているツモリだけど・・・犬が居るので自由に遊びに行けないと云うのもストレスなので歩み寄るしかないのも共に家族ならではだと思う。
前のトレーラー時代には巨大なリビングスペースに普通サイズの犬用サークルを展開する事が出来たので犬連れキャラバンもユトリだったがZIL520には、そんなスペースは無い。ダイネットの足下にピッタリ置ける犬用サークルをGW前に買っていた。(あんな事が無ければ、この犬用サークルを積んでGWには数日間の九州キャラバンを楽しむ筈だった)
又、以前は長いキャラバン旅行では「ゴミの持ち帰り」の為にゴミトン(外部ゴミ箱)をリヤ・ラダーに付けていた。
ZIL520には車両後部に引き出し式の巨大な外部ゴミ箱を積んでいるのだが、我が家にとっては優先順位が高い発電機収納箱を搭載する為に標準装備の外部ゴミ箱を失っていた我が家のZIL520には非常に便利な装備だったが、リヤ・ラダーが折り畳み式なのでゴミ箱の高さが高くなりゴミを入れ難いのと、男性の背丈位にぶら下がるコンテナに頭をぶつける事が多く(私自身が頭をぶつけるのは我慢すれば良しとしても、車中泊時に後ろを擦り抜けられた無関係の方が頭をぶつけているのは知っていて改めない訳にはいかないだろう)対策が急務となっていた。車体に穴を空けてでも、もう少し視認し易い低い場所に外部コンテナを移設するしかない・・・と思っていたが、フイに閃いてGW旅行に併せてデッドスペースになっている燃料タンク横のスペースを外部ゴミ箱として使用する小改良を加えていた。ZILに乗られる多くの諸先輩方は、この車両燃料タンク横のデッドスペースを荷物入れに改造されて居られるが、私はココを外部ゴミ箱にしてみようと思っていた。引きで画像を撮れば判り易いのだろうが、引くと車両タンク横のデッドスペースは暗く沈んでしまうのでアップで撮ったが、このスペースにはゴミ袋をキチンと圧縮すればフィアマの外部コンテナ数個分のゴミを入れておく事が出来る。100均で買った自転車籠で使うフック付きゴムネットを複数枚積んでいるのでコンパクトに固めたゴミ袋をフック付きゴムネットで固定すると云うイメージだ。使用後の画像を撮り忘れたが、幸い固く口を閉じていれば走行風でゴミが散乱する事等は無かった。(トレーラー時代は、リヤのヒッチホール上にゴミ袋を積んでゴムネットで固定していたが、やはりゴミは匂いを気にせずに済む外保管だろう)
さて・・・土曜日に娘さんが学校から帰ってくるのを待って出発した。風呂は間に合いそうにないので家で入浴し、晩御飯は「くるめラーメン どげん屋」の冷やしラーメンを食べ、今夜の車中泊場所と決めている三木SAまで走る事にする。
21時頃、三木SAに到着した。建物に近い通路の西寄りトイレ前のゼブラ脇に駐車した。(ゼブラゾーンとは、シマウマのようにシマシマ模様に描かれた道路標示で、ここに車を停めさせない目的で設置している・・・このゼブラゾーン脇に停めれば横に車が駐まらない筈なのでキャビン部のドアの開閉がやりやすい筈だが、ゼブラゾーンの上には多くの駐車車両が居た)隣の車は無人だったし早々に発動発電機を始動しエアコンを作動させる。が・・・長らく発電機を始動していなかったので、燃料タンクからのホースのエア抜きに手こずってしまう。ZIL520のオプションの発電機箱(i-Box)に搭載している発動発電機・・・発々はホンダEu-16iで、この燃料キャップにホンダ製船外機用のニップルを付けていて、ステンレス製の20Lの燃料タンクにも付けたニップルの間を船外機用のホースで繋いでいる。この船外機用のホースの中間にはプライマリーバルブと呼ばれるポンプが付いていて、これをシュポシュポして燃料ホース内をガソリンで満たしてエアを抜いておくとEu-16iのバキューム・キャブレーターからの負圧で燃料が外部タンクから吸い込まれていく。エア抜きが出来ていないと燃料が送られずに発々が止まってしまう事も在るので、プライマリーバルブのポンプが充分重くなるまでシュポシュポを繰り返す事にしているのだが、プライマリーバルブのワンウエイ・バルブが破損しているのか、ホースに穴が空いているのか、完全にガソリンが抜けるとコレで当然なのか、100回程シュポシュポしても手応えが無い。以前にも、こんな事が在った気がする。その際は、Eu-16iの燃料キャップを緩めてプライマリーバルブ・ポンプの負荷を減らしてシュポシュポすれば燃料ホース内のエア抜きは容易く完了した筈だが、その為には発電機箱(i-Box)を降ろす必要がある。それも面倒だと300回程シュポシュポを繰り返していると徐々にポンプの手応えが固くなり燃料ホース内にガソリンが満たされた気分になったので、汗だくで車内に戻り涼む事に。車内では既に娘はバンクベッドで就寝していて、妻は冷え冷えビールでヨロシクやっていた。外気温は26度で風もあり比較的に爽やかだが、風通しの悪いZIL520では窓を全開にしても快眠は出来ないだろう。涼み終わったら、就寝前の犬散歩に出掛ける事に。
ここ三木SAにはドックランが有り、深夜なら貸し切りカモ知れないと秘かに考えていた。案の定、ドックランには誰も居ない。外で用便を済ませてからドックランを貸し切ってやろうと中に入ったが・・・、根っからの座敷犬であるウチの駄犬はリードを外しても飼い主から2mも離れない。犬を走らせようとすれば飼い主が走り回るしか無い。ドックランには恐らく多くの犬の匂いが彼方此方に付いているらしく彼方此方の匂いを嗅いでいるだけのウチの犬に飽きてしまい連れて帰って寝る事にした。
私の起床は7時半。妻の話では、6時過ぎには犬がトイレに行きたいとスイスイ訴えるので散歩に連れて行きドックランで遊んできて戻った時の音で目が覚めたらしい。夜と違い他にも犬が居たドックランでは終始走り回っていて息を切らせて御帰還の犬だったが、足が泥だらけで犬用ウエット・テッシュでは埒があかず妻に抱かれて外水道で足を洗われて帰ってきた。散歩から帰ったら朝御飯をやるのだが、今日は目的地に着いてから朝食を食べさせる事にしてサークルに入れて留守番をさせて人間の朝食に出て行く。
レストランで朝定食をと思ったが、娘さんの焼きたてパンを食べたいとのリクエストでパン屋さんで思い思いのパンとドリンクバー200円で朝御飯とする。(ダイエット中の筈なのに、BLTサンドイッチに菓子パン2個とフライドチキンは食べ過ぎカモ?)
帰ってきたのでサークルから外に出せと猛烈抗議する犬をサークルにいれたまま神戸三田プレミアム・アウトレットまで走る。開店前に駐車場に着いた筈だが園内に入るまで少々渋滞した。今日は混雑が予想されるのでキャンピングカーは第4駐車場(バス用駐車場)の外周フェンス脇に停めてくれとの事。
妻子が買い物に出掛けて行くのを犬と見送ってから発々で冷房した車内でTVを見ながらウトウトする事にする。暫く寝て・・・犬は何をしているのだろうと見ると・・・彼も爆睡中だ。
犬用の敷物を忘れてしまい(ウチの駄犬は敷物等で明示的に居場所を明らかにした場所で寛ぐのが好きなのだが・・・)床の収納庫の蓋の上を彼専用の居場所と決めたみたいで彼は寝ても覚めても、その上を居場所にしている。サークルの中にしか水飲みは無いので喉が渇いたらサークルに水を飲みに入るが、飲み終わると定位置に戻って昼寝の続きとなる様だ。
こうして・・・14時過ぎまで犬とゴロゴロ昼寝をしていたら服屋の袋を両手に抱えて妻子が帰ってきた。アウトレット内は大混雑で御飯が食べられそうには無いので、よかたんで入浴の前に隣のレストラン「にしき亭」で昼食を食べようと云う事に。定食化しているが今日も「花かご膳」。
御飯のお代わりがサービスと知るまでは、こども茶碗の様な御飯を恐怖していたが、遠慮なくお代わり出来ると知ると大ファンになっている。
冷房をしたまま犬を残して入浴したが医者に長湯は止められているので、30分ほどでZIL520に戻った。きっと犬が寂しがっている筈と急いで戻ったが、そぉ~とドアを開けるとヘソ天で寝転がったままシッポを義理で振っていた。妻子が出てくるまで1時間・・・TVを見ながら犬とウトウトして過ごす。
帰宅する事になったので、犬に「ハウス!」とサークルに入る様に促すが・・・聞こえないフリをする。ZIL520の空きスペースにピッタリサイズのサークルは子犬用で若干狭いのだろう(4つ足で立つと耳が天井に当たるとアピールしていた)が、犬の安全の為には止むを得ない事。何度も「ハウス!」と命令され続けて・・・仕方なさそうにサークルに入っていった。このサークルは、子犬用で本来は天井は空いているのだが、このままでは犬が脱出してしまうので100円ショップで買った100円の金網が同サイズだったので、それで天井も塞いだゲージとして使っている。4つ足の生活をする限りに於いては、ダイネットのクッションで押さえられて固定もされているし、必要十分のサイズだと思っている。走行中は、犬も出せとは云わない(停車して暫くすると、ここから出してとスイスイ鳴き始める)ので仕方がないとは思っている様だ。
家まで帰って夕食を・・・と思ったが、何故か竜野西SAで夕食を食べる事になる。少し高め(6ber)の空気圧なのだが熱々に焼けたアスファルトの上を走ってくるとトレッド面の温度は62度だった。(乗り心地重視の5.2berだとトレッド面温度は100度を超えた事がある。架装メーカーのバンテックではタイヤの寿命は3年半としているが、冬場はスタッドレスを装着するので4年毎に交換すれば良いのではと勝手に思っているが、そろそろ満3年・・・。)
暑いと云えば・・・車内は冷房していて涼しいがサブバッテリーが設置されている2ndシート下は暑いミタイ。バンテック社でも新しいモデルでは、ここの通気に気を遣っている風に見えるので電動ファンを付けるか何かの対策をした方が良いのカモ?
念入りに犬も散歩させてやろうと思うが、暑いらしく・・・用便を済ませれば涼しいZIL520目掛けてドンドン歩いて帰ってしまうので・・・犬は中で休ませて少し早いが夕食に。(ウチの犬にとってZIL520は、庭に止まっている野良猫がオシッコを引っかける為に置いてある見慣れたオブジェではあっても、中に乗って何処かに行くのは初めての体験だった筈だが、キャラバン中にはZIL520には率先して戻ってくるので移動中の家だと云う認識もある様だし気に入ってくれている様だ。が・・・、中に設置したサークルは好きではないらしい。)
夕食を終え犬の為にユックリ走って1時間強で無事帰宅した。走行中に、娘さんへサークル内の犬の様子を聞くが・・・ヘソ天で寝ているらしい。夏には犬連れで長期キャラバンも可能かも知れないと手応えを得る事が出来た次第。(キャンピングカーでの移動中に自由に水を飲ませるべきか我慢させるべきかは大いに悩んだ。吐かさない為に水を飲ませないと云う考え方も正しいだろうし、飲みたいときに自由に水も飲めないのは可哀想だと云う考えも正しい気がする。餌は移動する2~3時間前から与えない事は徹底したけど、今回は水は自由に飲める様にしてみた。ウチの犬に関しては自由に水を飲ませても吐きそうになったり吐いたりはしなかった様だ。それと・・・トレーラー時代に見た愛犬家の皆さんは移動中は移動用トランクに入れてヘッド車に乗せておられた。が、キャンピングカーの愛犬家の方の大部分が車内では犬を放し飼いにしている様だ。足して2で割る訳では無いが我が家では、走行中はサークルに入れる事にした。自由に歩き回らせていて犬が怪我をしても可哀想だ。ZIL520に乗る時は、移動中は狭いサークルと諦めて貰うしかない。流石に、移動用のトランクでは中でヘソ天で寝られないし寝返りが打てないだろうと可哀想だと娘に云われていたので苦肉の策だ。RVキャンプは15年位やってきているが、犬連れキャンプは2~3度しか経験していないので経験値を積んでいくしか無いのだろう。)
帰宅後の、夜の散歩の時に、ZIL520まで連れて行きステップを出しておいたら犬自身で乗り込むかを試したが、飼い主が乗り込むのなら躊躇無く乗り込んできたのでキャンピングカーが大嫌いでは無いのだろう。いつもより豪華な食事と(普段は1日2回しか連れて行かないが)2時間毎のお散歩と云う破格の待遇が得られるRVキャラバン・・・は、犬の目に魅力的に映れば良いのだけど・・・
#但し、帰宅後は・・・横を通っても起きない位に爆睡していたので犬なりに疲れたのだろう。何処かに愛犬と遊ぶに行く事を特別の事だと喜ぶのは人間の問題で、犬自身は毎日と同じ普通の生活が続く方が幸せなのだろう。それは判っているツモリだけど・・・犬が居るので自由に遊びに行けないと云うのもストレスなので歩み寄るしかないのも共に家族ならではだと思う。
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