事前にJ1昇格を知っていたかもしれない。しかし僕等にとって、奥原=オクが走って来たことが全てだった。
ロッカールーム(控え室…?)からグラウンドコートを着たオクがピッチを横切ってきた姿をみて、何が爆発した。
その姿をみて、東京が逆転昇格したことが分かった。スタジアム(勿論、アウェーの新潟市陸)からのアナウンスが無いのにはっきり分かったのだ。
クラブ開設10周年。
それを祝したトーチュウの企画第二段。今回は、永遠の30分間だったかな、99年J2最終節・新潟戦の試合後を取り上げていました。
あの日は寒い一日。新潟に近づくと雨に変わり、スタジアムへ着くと霙に変わっていました。
その後、晴れに変わるのだけれど…。
奥原ではアマやフジが出て来たら、感じが変わってしまう。あの役は、由紀彦やコバでは駄目だし、小峯やカブだったらお笑いになってしまう。(←ご免なさい)
今回の特集でも、奥原がピックアップされていた。自分の復帰(ホーム・大分戦@駒沢)以降、低迷を始めて窮地に追い込まれたチームに自身の責任を感じていたと…。
それとこれは別なのにね。
奥原をピックアップをしながら、写真掲載はGジャンを着た堀池が駈けている姿。何処でもこの写真しかみないから、オクが駆け抜けてからカメラを構えたのでしょう。
つまり、グラウンドコートをたなびかせ、駈けて来る奥原の姿は僕等の記憶にしかないのだ。その小さなポニーテールと共に…。
この特集記事を読み終わり、山手線から乗り換える時に懐かしい顔をみかけました。01・02年位まで、ゴール裏でよく見かけた方でした。
偶然なこともあるものです。