馬場の扱いでも感じていましたが、書き方がワンサイド過ぎるかな。
『アントニオ猪木の1976年』第2章は、ウィリアム・ルスカ編。とは云え猪木は余り登場しません。
ルスカにヘーシンク&ドールマンを絡ませたオランダ格闘技史・序章って感じです。
オランダ格闘技に関する自分のイメージは、リングス・ドールマン。世間的には、K-1のアーツやホーストなんでしょうが…。
今回、飾り窓=用心棒と格闘技の関わりが明確になりました。
プロレス転向後、新日本・ロス・ブラジル・WWFを一年間で転戦。成功しなかったとは云え、五輪金メダリストの威光は強力だった訳だ。
ルスカの兄弟弟子といえるドールマン。その二人が、前田(リングス)で袂をわかち、小川(UFO)で再会するのは、猪木による災いとしたいところである。
BGM by ”モニカ” 吉川晃司