2025年2月2日、今年は節分でる。熊本県立劇場コンサートホールで金子三勇士ピアノリサイタルが開催された。劇場開館から使用されたピアノも40年ほど経過しており、今回新しいピアノを導入することになった。~新しいスタインウェイ625203を迎えて~と銘打ってそのお披露目の公演であった。ピアニスト金子三勇士が3台のスタインウェイD724の中からセレクトしたとのことである。
演奏曲目
ショパン:華麗なる大円舞曲
ショパン:夜想曲9-2、夜想曲37-1
リスト:リゴレット・パラフレーズ
シューマン=リスト:献呈
リスト:ラ・カンパネラ
ベートーヴェン=リスト:交響曲5「運命」ピアノ編~熊本県立劇場オリジナルバージョン~
交響曲はオーケストラが演奏するわけで、ピアノ一台で・・・と思っていたが第一楽章と第4楽章を見事に演奏した。献呈にしても運命にしても何故ハンガリー人のリストがピアノ曲にアレンジ?と思うのだが、当時のハンガリーでオーケストラでの演奏は容易ではなくピアノ曲にアレンジすることで名曲を国内に紹介したとのことである。
金子三勇士、一見してハーフではと思う風貌。父親は日本人、ハンガリー人の母親の間に生まれた。母方の祖父母の家からバルトーク音楽小学校、国立リスト音楽院大学(特別才能育成コース)で学び16歳で全過程取得し帰国とある。リストが多いわけである
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