11月5日、熊日川柳大会が開催された。今回で69回を数える。大会の類にはほとんど投句しなくなったが、昨年「川柳 自由塾」なる勉強会を立ち上げて今回はメンバー3名と出席した。結果は課題吟12句中入選は5句のみであったが、「平和とはこうも眩しい空がある」が大会代表句に選ばれた。
課題 眩しい
アルバムに眩しい日々ショートボブ
平和とはこうも眩しい空がある
課題 とんとん
とんとんの暮らしにつらい物価高
課題 カード
切り札を手にした妻の薄笑い
課題 残
青春の微熱が残る文庫本
11月5日、熊日川柳大会が開催された。今回で69回を数える。大会の類にはほとんど投句しなくなったが、昨年「川柳 自由塾」なる勉強会を立ち上げて今回はメンバー3名と出席した。結果は課題吟12句中入選は5句のみであったが、「平和とはこうも眩しい空がある」が大会代表句に選ばれた。
課題 眩しい
アルバムに眩しい日々ショートボブ
平和とはこうも眩しい空がある
課題 とんとん
とんとんの暮らしにつらい物価高
課題 カード
切り札を手にした妻の薄笑い
課題 残
青春の微熱が残る文庫本
今年「川柳葦群」に投句した句の一覧です。
令和5年4月号
いい事も幾つかあった除夜の鐘
缶ビール手に想う日本の雪月花
祈るようにホットドッグを手に包む
ひとときの花の時代が甦る
白い花に手品のような白い雪
塗り替えはこの子に託す世界地図
セルフレジ乾いた音で釣りが出る
7月号
私より悲しく笑う人がいる
桜さくら二度と負けない子の涙
桜月夜ピーターパンの影を追う
虚と実の真ん中辺に桜散る
春の空洗い晒しの五欲干す
妻の留守詩人でいたい昼下がり
一冊の本が取り持つ縁となる
10月号
ルーティーン肩を回して朝を呼ぶ
七合目明日の風が掴めそう
花の名を一つ覚えて下山する
今日を記す生きた証の一行詩
迷い込んだ不思議な部屋に窓がない
青春の記憶はいつも傘がない
土砂降りにはやる心を持て余す
課題吟の投稿もありますが課題吟は作句の練習として書いた句が多いので省きます。