手びねりの玉づくりで作ったリム付きの小鉢と中鉢です。恵良さん作です。小鉢は15cm径、中鉢は21cm径です。
そして、5,6日後に削って高台(脚になるところ)を出してから口縁のリムの箇所に白化粧土をまぶしてました。
■ 手びねりの技法について
手びねりも作陶の技法は電動ロクロと同じです。手びねりでもお皿が作れるようになります。教室ではロクロの基本的な技法を手びねりで教えています。手ロクロでも慣れてくると回転を入れてイメージするものが作れるようになります。ロクロ作品と遜色のない器が出来ます。前回アップした小皿や中皿も手びねりの玉づくりで作った作品です。
手びねり作品は、手づくり感があり温もりがあります。作業台で作るので作業も楽です。慣れてくるとサイズを合わせるのもロクロよりも比較的に楽にできます。作陶してる時にも色々とアイデアが浮かんできます。作業の準備も後片付けも楽です。家庭でも気軽に出来ます。つい先日にはロクロコースの・・村さんも手ろくろを買ってお家で手びねりを始めています。・・美佳子ちゃんも手ロクロを購入してます。陶土を持って帰られました。また、当教室の最初の生徒さんの・・真紀ちゃんもお家で手ロクロで手びねりをやっています。
手びねりで粘土細工的な作り方をしているのを見掛けることが多々ありますが、何かむなしさを感じます。手びねりづくりがロクロ挽きと切り離されていて、つながってないように見受けられます。作陶の手順や技法は、手びねりづくりもロクロ挽きも全く同じです。教室では手びねりコースでロクロ挽きの基本を教えてます。ロクロコースへ進まれた生徒の皆さんも手びねりで教わってきた作陶の基本を忘れないようにして下さいね。
陶芸の大学などでも手びねりはほとんど教えてないようですね。陶芸の大学を出た若い女性さんが手びねり体験に来られて 「感動! しました。」 と言っていました。また、講師になりたいと来られた陶芸専攻の学生さんも手びねりはやってないので、やってみたいと言っていましたね。講師を雇えるような教室ではないので希望に沿えなかったのが心残りです。いつまで経っても4畳半の生活から抜け出せません。
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