私は車を運転する時は、左足でブレーキを踏んでいる。右足は通常はアクセルだけである。これは非常にいい。ブレーキも慌てずに踏める。
半世紀ほど前になるだろうか、初めて車を買った時に、私はペーパードライバーだった。混雑した東京の道路を走るには不安があった。「ドライブ テクニック」 の本を、奥沢図書舘、中野図書舘、日比谷図書館などで借りて 12、3冊ほど読んだ。
その本の中に左足を使うといい。バックでの車庫入れも楽に出来ると書いてあった。また、接近して走る車への点滅警告もスピードを落とさずにスムーズに行えると書いてあった。キックダウンのテクニックや、エンジンの点火プラグの交換などもこれらの本で学んだ。
オートの車を買って運転をするようになってから、都内や高速道路では渋滞することが多かったので、徐行運転の時に左足でブレーキを踏む練習をした。すぐにスムーズにブレーキを踏めるようになった。バックでの車庫入れも楽に出来る。高速道路で後部に接近して走る車への警告も容易に出来た。
ブレーキペダルの上に左足を待機中の状態にもしておける。左足でブレーキを踏むと、慌てることなく、優しく滑らかにブレーキを踏むことが出来る。安全運転が出来る。また、渋滞などに遭遇した時に、追突予防の為の後続車への点滅合図も、左足で早めに予告できるようになった。
実は、若い時のことだが、車を買った当初だが、後部ドアーが開いてるのに気付いて、振り返って閉めようとした。その時に右足が少し浮いて車が前方に動き出した。ビックリした瞬間に右足が 「硬直」 して動かなくなった。鮮明な記憶として残っている。幸いにも止められたのだが、パニックになると、脳は働いても、右足が硬直して動かなくなるのだ。「あれっ、右足が動かない」 という状態になったのである。
最近の高齢者の事故に対し、新聞やテレビなどのメディアは高齢者運転を云々するニュースを流しているだけで、対応策的な措置などには全く触れてない。ただただ右に倣えで免許証の返納を繰り返しているだけである。それだけでは虚無ではないだろうか。むなしい気がする。
もう少し真剣に考えて、パニック状態になった時は、「右足が硬直して動かなくなる」 ことや、「重力でアクセルが踏み込まれる」 状況になることなどを伝えるべきではなかろうか。まあ、経験したことがないと分からないことかも知れない。
万一の緊急時には、「左足でプレーキを踏む」 ことも喚起しておくことが必要ではないか。高齢者に対し左足で練習してみてはとは言えないだろうが、緊急時の対応策として、「左足でブレーキを踏む」 と言うことも提起しておくことが、事故防止に役に立つのではないかと思っている。このようなことが頭の中に入ってるか入ってないかで、緊急時の対応は変わってくる筈である。
「咄嗟の時の対処法として、左足でブレーキを踏むことも念頭に入れて置きましょう」 と言うようなことを伝えておくことこそが大事なメディアの役割りではなかろうか。
4月にこのことを新聞に投稿しようかと思ってたのだが、そのままになってしまった。つい数日前のことだが 「左足の活用」 について、地方新聞に投稿があったらしく、ネット上で一つの話題になっていた。それについては後ろ向きなネガティブな記事しか書かれてなかったので、今回ブログへ書いてみることにした。人間は、両手、両足を使うのが基本的な所作でもあり自然なことであろう。
又、私は最近は車を運転する機会が減ってるのだが、数年前の車検の時に、自動車メーカーの整備士と営業マンに 「ブレーキパッドの消耗がほとんどない!」 と大変驚かれたことがある。ブレーキパッドが0.1ミリも磨耗してなかったような感じだった。走行距離は67,000kmだ。この車で大分、東京間を2往復している。
営業マンが言うには、 「ブレーキを踏んでみるとどんな運転をしているか直ぐに分かります」 「おばさんたちは、急ブレーキを頻繁にかけるので、ブレーキがガクッと入るんです」 「柔らかくブレーキが入るのは、ブレーキ操作がいいですね」 と感心したように言われた。
車検時の数値にも、左足で滑らかなブレーキ操作をしてきた効果が出ていた。車検などのこういうデーターを元にアドバイスをして行くようにすると、ラフな運転や事故も減り、運転マナーも改善されるのではないかと常々思っている。このブログに載せている種々の記事が一つでも参考になればと思っている。
長渕 剛 【とんぼ】
Uh・・・・・・・・・
Uh・・・・・・・・・
明日からまた冬の風が
横っ顔を吹き抜けてゆく
それでもおめおめと生き抜く俺を恥らう
はだしのまんまじゃ寒くて
凍りつくような夜を数え
だけど俺はこの街を愛し
そしてこの街を憎んだ
死にたいくらいに憧れた東京のバカヤローが
知らん顔して黙ったままつっ立ってる
ケツのすわりの悪い都会で憤りの酒をたらせば
半端な俺の骨身にしみる
あぁ幸せのとんぼよ何処へ
お前は何処へ飛んでゆく
あぁ幸せのとんぼがほら
舌を出して笑ってらぁ
Uh・・・・・・・・・
Uh・・・・・・・・・
Uh・・・・・・・・・
Uh・・・・・・・・・
明日からまた冬の風が
横っ顔を吹き抜けてゆく
それでもおめおめと生き抜く俺を恥らう
はだしのまんまじゃ寒くて
凍りつくような夜を数え
だけど俺はこの街を愛し
そしてこの街を憎んだ
死にたいくらいに憧れた東京のバカヤローが
知らん顔して黙ったままつっ立ってる
ケツのすわりの悪い都会で憤りの酒をたらせば
半端な俺の骨身にしみる
あぁ幸せのとんぼよ何処へ
お前は何処へ飛んでゆく
あぁ幸せのとんぼがほら
舌を出して笑ってらぁ
Uh・・・・・・・・・
Uh・・・・・・・・・
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