陶芸教室 夢工房あすか

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東京から単身赴任の女生徒さん/回顧展No.46

2024-05-21 22:12:35 | 作品回顧展 シリーズ
 
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 ■ 東京から単身赴任の女生徒さん/作品回顧展 No.46

二期生の生徒さんには
単身赴任で東京から大分に来た女生徒さんがいた。
センスのいい上手な 20代くらいの生徒さんだった。
30代かも・・・。どんな仕事なのかは聞いてなかったが、
教室に来て一年もしない内に転勤辞令で東京に戻っていった。
教室に来たのは短期間だったが、手びねりの
基礎コースから中級コースへと進んでいた。
同じ二期生の木本さんのような小柄な女生徒さんだったが、
いろいろと考えて上品かつ大胆に絵付けや釉掛けをしていた。
木本さんと同じようにセンスがよかった。素敵な手びねり作品です。
その一連の作品をアップしよう。菊池さんの手びねりの作品です。


 

 


この頃の一時期は、アルバムに使用陶土と釉薬名を書いていたので
それも併記しよう。 1枚目の飯碗は、京土に下絵具で絵付け後に白萩釉。
4枚目の長方皿は、特白土に緑ビードロ釉を流し掛け。
もう一枚の長方皿は、ルリ釉を柄杓で流し掛け。


 


木の葉型のお皿は、特白土に鉄赤釉を掛け、わら灰釉を刷毛塗り。
楕円形のカレー皿は、白化粧土でイッチンを施してから
その中を下絵具で色付け、そして無貫入透明釉に浸し掛け。


   


どんぶりの勢いのある模様は、呉須を刷毛塗りしてから透明釉。
小どんぶりは、弁柄(紅柄)でストライプ模様を入れて無貫入透明釉。

もう少し長く教えたかったが、東京でも陶芸を続けるだろうと思って、
東京に戻る時に、私が最初に陶芸に触れて、その後もよく通った
富士五湖の山中湖の陶芸工房「陽だまり工房」を紹介しておいた。
帰京後に彼氏と「陽だまり工房」を訪れたようだが陶芸はしなかったようだ。
その後、結婚をしたのかもしれない。陶芸は続けてないのかも。
その後も続けてればさらに上手くなってるだろう。

そういえば、結婚して子供さんができたと言う年賀状をもらっていた。
生後八か月くらいの可愛い女の子の赤ちゃんの写真が載っていたね。
山中湖の「陽だまり工房」も今はない。静岡県の牧之原に隠居。


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因みに、最初から形を作りながら成型するやり方を「手捏ね(てごね)」といいます。
代表的なものに「楽茶碗」があります。伝統的な抹茶茶碗の作り方です。
このような作り方もありますが、現代の電動ろくろの手法とは異なります。
現代陶芸においては、電動ろくろと一貫する手びねり技法を学ぶようにしましょう。



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