としおんのぺえじ

愛犬パズーとの戯れや日々の出来事などをつらつら綴ります

NANA

2005年07月28日 | Weblog
マンガはガキの頃から大好きで、「少年ジャンプ」は欠かさず毎週読んでたし、ほかにも何冊か買い込んで楽しんでました。でも、ここ最近は忙しさも手伝ってか離れていて、時々、コンビニとかで立ち読みする程度。それでも「ワンピース」とか「鋼の錬金術師」とか、流行どころは(仕事の関係上もあって)押さえて読んでるし、本当はもっと他のマンガも読みたくてしょうがない! っていう、マンガ不足な状況だったりします。

が、少女マンガだけは、目がキラ~ンってなってるとか、展開がベッタベタなところとかがど~してもダメで、これまでずっと敬遠してたんです。

そんな中、先日、9月3日に公開される「NANA」の試写を見たせいか、いきなり興味津々状態。早速、ツレから単行本を10巻まで借りてきて、一気に読んでしまいました。

ファンの方には反感を買うかもしれないけど、話的にはよくあるサクセス・ストーリーかなぁ、という印象。でも、前半と明るさと後半のシリアスさが上手く考えられてんなぁ、なんて偉そうなことも思っちゃいました。まぁ、奈々がとっかえひっかえ男を乗り換えてく(恋してく?)とことか、ナナの(男からみた)色気のなさとか、あまり乗れなかったところも多々あったりしたのも事実なんだけど、少女マンガ嫌いの僕が一気読みしちゃうくらいだし、これだけ人気があるのも分かる気がしましたです。

で、映画の方は原作の途中まで(半分くらい?)で綺麗にまとめたっていう感じなんですが、正直、ストーリーとか設定とかはどうでもよくなっちゃうくらい、奈々役の宮崎あおいが可愛くて可愛くて、もう、ずっと見とれておりました。きっと女子から見ると「何?あれ」ってな感じで反感買いまくりなんでしょうが、男子はあんなキュートな笑顔で迫られたら誰でもイチコロっすよ、きっと。はっと気が付くとニヤけてる自分がいて、イカンイカンっと自制する僕なのでした。

一方、ナナ役の中島美嘉は、なんかハマりすぎ(笑)。映画全体が原作のほぼまま状態なのも手伝ってか、ナナの迫力っつうんでしょうか、感情を爆発させるとことか、なりきってんなぁ、って感じでなかなかよかったっす。一昨年くらいにお会いしたことがるんですけど、本人はナナみたいな怖い雰囲気な人じゃなく、いたって普通の姉ちゃんでしたけどね。

ただ、その2人以外のキャストには違和感ありまくり。あくまでも僕個人の感想なんですが、レンは松田龍平じゃないだろ、と。なんかぬぼーっとしてるし、なにより、お腹がポテっと出てるし(笑)。そしてもう一人凄かったのが、章司役。たぶん「スウィングガールズ」に出てた男の子だと思うんだけど、棒読みのセリフとか佇まいとか、結構重要な役なのにそれは……的な感じで驚きましたです。

とまぁ、好き勝手書いちまいましたが、原作のファンの人は満足出来ると思います。逆に原作を読んでない人は、話の続きが気になって原作を読みたくなると思いますよ。原作は読んでないどころか、どんな話かもよく知らないで観た僕がそうだったし(笑)。何はともあれ、食わず嫌い改め、観ず嫌いせずに劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。


…と、いきなり突拍子なく更新してしまいましたが、また時間が出来たら徐々に更新していく予定。あくまでも予定。そう、きっと予定…(哀)

C 2005「NANA」製作委員会