南部吟遊詩人の写真館

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ようやく見えた「たろし」滝 2022

2022年02月15日 14時57分55秒 | 北上・花巻地方(展勝地など)
今年は
①冷え込みが厳しい
②雪が多い
③そのくせ日中の気温が上がり、雪や氷がけっこう溶けている
という条件がそろっており、平地でも氷柱(つらら)ができやすい気象条件になっています。

つまり、氷柱の滝、冬の「たろし滝」が今年はキッチリみられる可能性があるということです。

ということで、出かけました。

今日は好天。

あの切り立った崖…どうやって登るんでしょう…???

道の脇の崖には滴った水が凍ったあとがあります。


これも、まあ…「たろし」滝といえなくもないかな…。




「一の滝」です。

よく見ると、川の表面がところどころ凍っています。


雪が載っているということは下に石があるか、氷になっているということでしょう。

流れの緩やかな「よどみ」は表面が凍っているように見えます。


見えますかね?

↑雪を投げ込んだら穴が開きました。

川の端の方も凍っていますね。

さすがは谷川。山の方はかなり冷え込んでいるのでしょう。


↑これなんか、氷でちょっとした落差ができています。

凍った川の上をさらに川の水が流れているという状況ですね。

信じられない寒さ!!!

この川には絶対入りたくないですね。死にそう。


さて、いつもの橋が見えてきましたよ。


冬だけに掛けられる仮設の橋です。


すでに、何人かの訪問客がいます。

ちなみに、この日は例年の「観測会」の翌日です。
「観測会」の日は路上駐車がズラリ~~~と長い距離をなすという超、渋滞の日です。
しかも「観測会」は地元の方のハナシとかありまして…、
長~~~いんですよ。
1時間くらいやっているのです。
「滝」だけ見たい私は翌日に来たというわけです。
私のような考えの人は他にもいるんですね。
(ちなみに、この後、もっと人が増えて、路駐が長い列をなしていました)

さて、橋を渡っていきますかね。


川は冷たそうです。


お、見えてきました。

「たろし滝」です。
(橋から歩いて5分もせずにたどり着きます)

いや~~~、見事に一本のつららになっていますよ!!(*^▽^*)

何度か来ましたが、初めてですね!!!感動!!超、感動!!!
2020年の記事
2017年の記事
  ↑ちなみに、これらの記事のとき以外にも行ってはいるんですよ…(´・ω・`)

横から見てみます。すごい厚さです。


裏側から見ます。かなりゴツゴツしています。


昨日の観測会の結果です。

歴代ベスト10に入るくらいの太さじゃないでしょうか。

正面向かって右側からの眺めです。


ちなみに、滝の周囲にできた岩窟の表面にはたくさんの氷が張り付いています。


ゆっくり凍るので、実に透明感がすごいです。




いろいろゴミというか、観測会の備品?がありますね。

ちゃんと片づけてほしいものです。

透明な水がそのまま凍ったような氷の造形です。



いやあ、今年は満足。満足。


滅多にない、いい機会になりました。


ありがとう!!たろし滝!!!




【撮影日:2022/2/12】


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