南部吟遊詩人の写真館

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普門寺~仏塔の傑作~

2016年04月27日 04時01分10秒 | 気仙大工の仕事


気仙伝承館で知った周辺の気仙大工の足跡ということで普門寺に来ました。



老木、大木が多いことからかなりの古刹と推測されます。後の説明板にありますが、鎌倉時代の創建だということです。



苔むした石がとてもいい感じ。



この辺りは「パワースポット」的な感じがとてもします。



本堂に近づくにつれて、参道の脇にあるこれは…??





羅漢像!五百羅漢か…?



しかし、素人の作品丸出しですね…温かみがあっていいのかな…?



本堂につきました。



なかなか立派なたたずまい。





向かって左の建物も大きくそれでいてほどよく華美。多分本堂と共に気仙大工の仕事でしょう。





本堂の横を抜けると、裏手は墓地。そこに三重塔はあります。





説明板です。



なんといってもこの三重塔の特徴はこれ。屋根の裏の装飾がそれぞれ層ごとに異なっていることです。



一層目は垂直に木が出ていますが、二層目は装飾。



三層目は放射状に木が出ています。



こういう細かい工夫が面白いものです。



もちろん塔本体の装飾もしっかりしたものです。

隣の二王門です。









この仁王もなかなかいい感じですよ。しかしなぜ山門がこのように本堂の裏手にあるのかは不思議です。



仏塔は東北の寺院では珍しいです。立派なたたずまいでした。



本堂の装飾です。気仙大工の仕事は細かく、実にしっかりしています。

【撮影日:2016/3/31】

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