こんにちは。東進瀬田駅前校担任助手の首藤です。
今日は久々に暑いですね。夏って感じです。でもそれは日中の外出が久々だからそう感じるのかもしれないけど。
何この書き方。暑いんかえ。違うんかえ。というかんじがするかもしれません。ちょっといきりました。
これは作家の遠野遥さんを意識してみました。伝わる?どうだ?下手やな。
遠野遥さんは処女作「改良」で、最近このブログで話題になっていた「推し、燃ゆ」の作者、宇佐見りんさん作「かか」と同時に文藝賞を受賞した方です。ちなみに二作目「破局」は芥川賞とりました。すっげ~。
二人の作品、どっちも素晴らしいです。まぁ文学作品の良し悪しなんて正直あんまり分からないんですけどね。許して。
そんな中で私が一番好かれたのは遠野遥さんの文体です。自分自身を疑う、というか。常に現実が揺れる書き方なんです。常に世界を、自意識さえも含めて疑ってる。
例えば、スイミングを辞めたい→スイミングを辞めたいと思っていた気がするけれど。みたいな。自分の意見にも第三者的なんですね。
私自身こういった思考の癖が強いので余計惹かれたのかもしれません。ストーリーも面白いので是非読んでみてね。美しさへの執着についてセクシュアリティの観点を踏まえて書いた作品です。(こんな単純じゃない、人によって想像の余地があってすごい面白い、すごい)
もうそろそろ文学の秋がきます。ほんとに最近だと「彼岸花が咲く島」(第165回芥川賞受賞作)も面白かったです。是非に。
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