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BLOG TOSHIBOUZ

大阪発全国向け。世の中を俺なりに分析させていただきます。同感するも良し反論するも良し。

ギャオ~ッ!

2005-12-27 11:09:11 | コラム・批評
くだんのブランドカニをお土産でもらったものの食べ方に苦労しました(汗)。カニ1杯とか茹でれる鍋とか一人暮らしの部屋にはございません(泣)。味はねぇ、普通のズワイガニで良いんじゃないかしら? ども、TOSHIBOUZです!


自宅のPC環境が一気に5~6年進化した事もありまして、ブロードバンド生活を享受しております(とはいっても光じゃないんだけど)。クリスマス休暇もこもって音楽をHDに落としておりました。ま、いいんです。それなりに楽しんでますから。自宅にこもる率高しです(爆)。

で、GyaOです!会社で別の部署の方が盛り上がっているようなので、ちょっと興味本位で登録してみた(ちなみに関西はまだ登録者数が100万人に達してないので、東京圏と比較して盛り上がり度はイマイチです)。意外と面白い、コンテンツもやや偏りを感じるもののそれなりに揃ってる。なかなかニッチな番組もある。思ったことは次の2点。「優良コンテンツは高騰するな」「CMは効き目がありそう」。

GyaOって明らかにパーソナルメディアな訳でして、めちゃくちゃ画面に対する占有性というか独占性が強い。今までのテレビ番組って基本はリビングにあるテレビを何人かの人間が「ながら視聴」するという設定だったと思う。昔懐かしき「兄弟のチャンネル争い」の感覚ですよね。その長く続いたシチュエーション設定を否定しているメディアだと思う。基本的にPCは個人で使うものだし、番組の最中に色々応募したりバナークリックしたりする事って、メディアを独占的に使用している状況でないと成立しない。画質も「遠くから視聴する」スタイルには向いていない。おのずと「ながら視聴」から「画面注視」する場面が多くなるのね。そうすると前にあげた2点が重要になってくる。

BGV的な番組はちょっと厳しいかな。コーナーがたくさんあるバラエティも厳しいかも。ニュースには向いてないな。映画やドラマはGyaOの方がいいかもね。音楽やスポーツなんかのエンタメ系は向いてるでしょう。教育とかドキュメンタリーなんかは案外適してそう。。。つまり多くのネタを小出しにしたり演出手法で楽しませる番組ではなく、一つのテーマを掘り下げるものの方が向いている。「素材の味を素直に引き出しました」みたいな感じ。だからその素材自体の価値は上がりそうな気がする。

もう一つはCM効果。これはかなりテレビ時代から飛躍するかもしれない。なにしろCMの敵だった「ながら視聴」が減る訳だ。これは重大な変化やと思う。だって画面の前から動かないんだもの。ちなみにGyaOのクライアント向け資料によると長尺CMとかも可能になってるんだけど、これまで15/30秒に慣れてしまっててそれ以上だとなまじ「画面注視」してるもんだから「イラっ」とくるな(「はよ終われ!ヴォケ!」みたいな)。でもテレビCMの弱点はものの見事にクリアしてるかもしれない。

そういえば家電メーカーは高画質高輝度テレビにシフトしていってるんだけど、よく考えたらそこまで高細密にしてなにが嬉しいの?映画が美しい?スポーツは臨場感溢れる?分かるけれど、ホンモノを自分の目で見るより高細密な映像はない訳で、受像機を通す限りリアリティは劣化するんじゃないか、と。そう思うと「現実的な案」として「視聴に対するユーティリティ性」を追求した方が得策といえばそうだと思う。このあたりが「技術屋のメーカーvsアイデアマンのサービス業」の顕著な違いかもしれないね。

ってな訳で、最近は毎晩ハンゲームでネット麻雀です(→全然話題が繋がってないし)。だれかあそんで~(爆)!

知りすぎるほどに難しい

2005-12-21 15:49:16 | コラム・批評
発注していたノートPCが手元に届きました。なかなかカワイイです。調子に乗ってバカみたいにアップグレードしちゃいました。HDD100G/メモリ1GのB5モバイルノートとかアフォな感じです(爆)。


さて、昨晩風邪で体調を崩しているという友人から「どこか良い病院教えてくれないかな?」という質問をいただきとても困惑しました。たまたまここ数年は近しい仕事に携わっている事もあって、ある意味一般人よりは事情にかなり詳しいのですが、知りすぎているだけに返答に困ってしまった。

彼は体調をひどく崩しているらしく「風邪を治したい」「何とか早くラクになりたい」というごくごく普通のニーズなんだろうけど、非常に難しい質問でもあった。なぜなら「風邪」という診断が正しいという前提で考えると、治療法にそうバリエーションがある訳でもなく単純に対症療法しかないからだ。発熱が続くなら解熱剤を、下痢があるなら下痢止めを、喉が痛いなら炎症止めを、、、これらは全て「風邪を治すのではなく風邪の症状を和らげる」効果しかない。風邪(急性上気道炎)の治療法は唯一「自然治癒」しかない。

さらに言うと「病院」という医療機関の機能は基本的に難治症例や急性疾患を扱う事を主業務としている訳で、「大きな病院=風邪を素早く治せる」訳では無いし、むしろ待ち時間が長かったり結局診察する医師はスーパーローテ(昔で言うインターン)だったりする訳で、苦労してわざわざ足を運んで得られる結果としてはあまりにも物足りない。交通費払って百貨店でティッシュを買うような話な訳だ。しかもたとえ病院が信頼できる病院だったとしても医師が分からなければ意味がない。単に「壊れた時に保証がいっぱい付いてる製品」を買っただけに過ぎない。

だからお勧めする選択肢としては「再度同じクリニックに行き症状が改善されない事を主訴する」「できるだけ近くの融通の効く医師に受診する」「基本的に無理をしないで安静にする」がファーストチョイスかと思う。「消化器への影響(軟便や血尿など)が見られる」「微熱・関節痛等の曖昧な症状が続く」「知覚障害や感覚反応に異常がある」など単なる風邪とは思えない症状があり「風邪という診断自体に疑問がある時」の検査を欲するなら病院が適当だと思う。それでもいっぱい検査するだけで別にすぐさま症状が改善する訳ではないのだけれど。。。


結局、俺は彼の力にはなれなかった。むしろここまで分かっているからこそ「どこそこ病院がいいよ!」だなんてウソは付けないし、その病院までしんどい思いをして行く事の方がもっと体には良くないと思ったし。この手の話を体験する度に「医師と患者の情報格差は大きいなぁ」とつくづく感じる。昨夜の俺は本当に無力だったし彼には期待はずれな答えをしてしまったかもしれない。気休めにでも「○○病院に行きなよ」と言った方が精神的には支えになれたのかもしれない。

知りすぎているが故に良い回答が引き出せなかった。少し反省。。。ゴメンね、ホントに悪気は無いんだ。

方向オンチの更正法

2005-12-20 18:14:28 | コラム・批評
明日念願のノートPCがやってきます。ってか、約2ヶ月も自宅のPC環境放ったらかしとかイケてるのかしら(汗)。。。ども、TOSHIBOUZです!


はてさて、日曜日いつものようにテニスにお出かけ。帰りにメンバーの中でも随一の「方向オンチ」を誇るAさんのクルマに乗っけて帰ってきたのですが、この人俺から考えると信じられないくらい「方向オンチ」なのです(汗)。で、いつも車内で「方向オンチ論」に花を咲かせている(そんな大した話ではない)のですが、Aさん曰く「どうやって道覚えるのさ?」と素朴な疑問。ん~、自分自身が結構地理勘に自信があるもので、あらためて「どうやって」と問われると返答に困ってしまった。

なんとなく体験的に考えると「目印」で覚えるより「風景」で覚えるのが近いのかな?なんて。「目印」で覚えるとその目印が無くなったり移転したり類似したものができた途端にわからなくなってしまう。「目印を含めた風景」で覚えるのではなく「感じる」という感覚が正しいだろうか?俺はなんとなくそんな風にやっているような気がする。

街を歩く(もしくは運転する)とよく考えたら膨大な情報が落ちている。交通標識は当然のこと、お店や工場、高速道路や電車、団地やマンション・・・目印になるものはたくさんある。もっと言えば、時間帯における人の行き交う方向、並木の種類、外気温の変化や雲の流れる方向、歩行者の年齢層、道幅の変化・・・そんな事も一つの情報だと思う。それらを一種「画像」として認識すれば道は覚えやすいのかな?なんて思う。

実はこの方法で認識をしたら「初めて降り立った土地」でもなんとなく目指す方向が分かる。大抵の街は中心となる駅から放射線状に市街化されていて、駅のキレイな方の出口側は新しい都市計画区域で、ゴミゴミした側の出口は旧市街。ファッションビルや大型ショッピングセンターは都市計画区域にあり、飲食街や商店街は旧市街側だ。史跡名勝は旧市街側にあり、新興住宅地は都市計画区域側にある。行政機関は市役所か県庁の少なくともどちらかは都市計画区域側の駅の近くにあり、繁華街と百貨店や地方銀行の本店は旧市街側にある。川は旧市街の方を流れていて、都市計画区域側の先は山か海だ。つまり現在目に見えている情報から「街の形成」を類推すると自ずと大まかな方向性が見えてくる、と思う。

「気付き」の感性の問題なのだと思う。「丸覚えする」のではなく「感じて理解する」という事。これは恐らく地理感覚だけの事ではなく、言語を覚える時も、料理をする時も、何かを説明する時も同じロジックのような気がする。「3×4=12」という数式を「さんしじゅうに」と覚えてしまうと「4×3」はわからない。「3を4つ足すと12」と言うふうに「×の仕組み」を感じて理解することが出来れば、「536×229」も答えを導き出せる。

こんな風にいつも考えながら過ごしている訳ではないけど、いつのまにか周囲からより多くの情報を取得して分類・分析し、街の成長プロトコルに当てはめる・・・そんな方法で方向オンチはクリアできるんじゃないだろうか?

やはり手が出せない

2005-12-15 12:14:47 | コラム・批評
昨日「今度こそシリコンオーディオプレーヤー買うぞ!」と勢い込んでビックカメラに行ったら、「あ、自宅のPC復旧してないから使えないじゃん!」と思い、間違えてプレステ買っちまったよ~。これで自宅に人を呼んでもヒマは持て余しません(なんか違う気が・・・)。 ども、TOSHIBOUZです!


みずほ証券の誤発注に乗じて儲けちゃった各証券会社が利益返上する見通しなんだってさ。総額にして120億円程、すげ~。ってか今朝の「とくダネ!」でも言ってたけど、約4年前に電通株でも全く同じような事があったんだよね。電通とは取引もあったし担当者に「自社株、何株くらい買うの?」とか話してたりしたので、比較的身近な事件だったせいもあって、俺の第一印象は「え?前にも同じような事あったじゃん?」ぐらいのニュース。ちなみにその時の大失態した証券会社が今回槍玉に挙げられているUBS証券。ちょっとワロタ。因果応報ってヤツね。

兜町やウォール街でもインタビューしてて「プロ同士の商いで明らかなミスなんだからその利益は返上すべき」と答える人が多く、なんとなく「返上するのが当然」的な雰囲気づくりだったけど、多分それは「システム障害により取り消しできなかったせいで損害を被ったのはかわいそう」という事であって「打ち間違いのミスによる損害は担当者がアフォなだけだから死んでください」という部分が隠されている気がした。だって電通の時は、利益返上なんて話全然なかったもの。このあたりに外資証券に対する風当たりに強さも感じるよね。

はてさて、こんな事を言ってるけど、俺は全く株の事を知りません。正確に言うと「株の取引に関する知識」を知らない。結構他人からは「ぐるぐる運用してそう」なんて多分お褒めの言葉もいただいたりするけど、実は全くロジック的に理解できていない。そう思って昨日松井証券のサイトを覗いてみたけど、やっぱりわからん(汗)。どうやら個人資産の効率的な運用に関してはセンスがないようです(泣)。


ってな訳で、昨日は遅くまでプレステ楽しんでいたのですが、ネットワーク接続できるんだから「プレステとかでネットトレードできるソフトとかあったら『家族みんなで楽しく株取引!』みたいな商品できたりするんじゃないかな?」なんてバカな事をふと思いついたりしました。ゲーム機で株取引だなんて不謹慎かな(汗)?

せ、せこいっ!

2005-12-13 17:30:15 | コラム・批評
そういえば来週末クリスマス連休で、夏ごろ母君に「山陰に蟹食べに行こう!」と誘われたものの意地張って「そんな時に予定入らなかったら寂しいやん!」と断ったのだが、見事に予定はございません(泣)。 ども、TOSHIBOUZです!


今年度末、社内で結構PC周りを一新した事もあって、初の試みとして不用品の社内オークションなんかが企画されたのさ。いわゆるちょっと古くなったPCとかノートPCとかルータとかが対象になってるの。今やPCとか処分するにも費用がかかるし、居る人がいるなら引き取って~的な企画。

で、「どうしましょうか?」とか聞かれたので「普通に期限決めて応札額書かせればい~んじゃね~?」て答えたら、「それじゃあ金額が上がらないじゃないですか!」と。

・・・・・・・・えっ?

不要なんじゃないの?商売ですか?儲けるつもりですか?減価償却の終わった設備機器で。むしろ引き取り代払わなくて済むんだから良しなのでは???せこすぎる(汗)。どうせ雑収入で計上するんでしょ?古物販売で訴えちゃうよ!保証とか求めちゃうよ!ってか少ない社員なんだから簡単に談合できますから(汗)。

目を丸くしてると「それじゃあ入札最低金額を設定します。」だって。ほんとにも~!・・・数日後、リストアップされてきた表を見て苦笑した。なんでこんなに高いの?曰く「ヤフオクとかみたらこれくらいで取引されてましたよ!」だって。もう一度言う、そのPCには会社的な資産価値はゼロだ。むしろ引き取り代がかかるから負債があると考えても良い。さらにショップ保証がある訳でもない。そんな事を考えている暇があるなら、とっととリサイクル屋に売り払ってしまえ!

せこいわ(汗)。

そろそろ割り切りが必要?

2005-12-10 15:01:13 | コラム・批評
なんとなく歩いてオフィスに来てみたら意外と時間かかからなかった。今度から歩いて出社してみようかな(多分ムリ)。 ども、TOSHIBOUZです!


ステレオのリモコンの反応が鈍くなってきたので電池交換をしようとしてみたら、三菱電機製のものが出てきました。ふと思ったのは、乾電池のメーカーシェアって結構寡占化されてきているはずなんだけど、機器に附属してるリモコン用の電池って律儀にその機器のメーカー製のものが附属してるなぁ、と。以前は店頭でも東芝とか日立とかソニーとか様々なメーカーのものがあったけど、最近「ちゃんとした価格で」売られている乾電池って松下か三洋がほとんど。オキシライドとかの新製品を出してきてるのもほぼこの2社だけ。OEM製品なのかもしれないけど、すげぇ無駄なんじゃなかろうか?

モバイルPCや携帯のバッテリーとか充電池とか車のバッテリーとか「すぐ見えたり素人があまり交換しない」電池に関しては、何気に他社製のが使われていたりするんだけど、やっぱり製品購入してリモコンに電池セットする時に他社製のだと「格好悪い」という感覚なんだろうなぁ、と。確かにソニヲタがリモコンにマネシタ製の電池入れるとなると発狂しそうだな(爆)。→ケーキチタソの日記に反応。

そのマネシタ、温風器事故で大わらわですな。最近、マネシタに似つかわしくないエッジの効いた商品連発してV字回復してきたと思ったら、こんなところに落とし穴が・・・。(っていうか今やソニーの方がずいぶんマネシタだと思うけど)欠陥商品回収に向けてテレビCMまで始めちゃったけど、そこで使われてるブランドネームが「National」、ちょっとせこい。「Panasonic」ブランドはどうしてもキズを付けたくない様子。確かに温風器自体「National」ブランド製品だから間違ってはいないけどさ。亡くなった人もいるみたいやし、ここの対応で企業の本質が見えちゃうかもね。

といったところでもっとピンチな三洋。実は電池の世界的トップシェアなんだって。白物家電からは撤退し金融事業は売却と超リストラ状態ですけど、意外にもキーデバイスの「電池」って大きいかもね。トヨタのデンソーみたいに「産業用メーカー」に徹したら意外と高収益を出しそうな気もする。元々「自社ブランドを誇示すること」にそれほどこだわりも無さそうだし、デバイスメーカーとしては優秀なのかもね。リクルートに困りそうだけど。

兎にも角にも「中途半端に自社ブランドで固めなくてもいいんじゃん?どうせ交換する時他社のになっちゃうんだから。」なんて割り切って良いんじゃないかな?

ガンバ優勝おめでとー!

2005-12-05 14:37:59 | コラム・批評
スポーツネタ3連荘になってしまってつまらないという人には申し訳ないが、今回はこれしかないっ!ガンバ大阪、Jリーグ優勝おめでとう、パチパチパチ。。。

ハッキリ言って俺はガンバサポではございません。万博も3度くらいしか行ってません。むしろ長居(セレッソのホーム)の方が多いです。だけど、阪神のセリーグ優勝よりも在阪Jチームの優勝の方が爽快です。阪神は別に俺が応援しなくても、驚くぐらい熱狂的なファンが居るので心配することじゃない。

それにしても1リーグ制に移行して世界基準のリーグになっての優勝は結構意義が高いんじゃないかと思う。最終節まで優勝がもつれ混む展開も初めての制度としては願っても無い展開だった。なにしろ5チームが勝ち点2差で優勝の可能性があったりして、ゲームも同時刻に始まって、直接対決が1試合もなかったりで、中継したNHKも5元中継という「あり得ない」状況。時間を経るごとに順位が入れ替わるスリリングな展開。最終的に後半ロスタイムで同点に追いつかれたセレッソが得失点差で首位から一気に5位に転落、ドラマティックだった。

と、思って会社で話題を振ると、一言「サッカーはあんま盛り上がらんな。」だってさ。う~ん、あんたらは古いっ!サッカーというスポーツを理解しようともしてないだろっ!あの展開を見て「面白くない」とのたまう感覚が分からない。決してプロ野球を否定している訳ではないけど、スポーツでも音楽でも「分かろうという努力をしなくては面白みは感じられない」と思う。俺は野球もテニスもバスケットもアメフトもゴルフもスキーも好き。ジャズもロックもクラシックもヘビメタもソウルもパンクも聴く。そういう「受け入れてみる」姿勢がなければ良さなんて分かる訳が無い。悪いが巨人と共に衰退局面にあるプロ野球よりも、確実に競技人口が多いサッカーの方が10年後には逆転していると思う。

それにしても結局セレッソを突き落としたのはFC東京の今野。そしてNHKのサッカー中継のテーマソングは倖田來未の「奇跡」。両者ともブレークした年だったのはたまたまの偶然とは思えないね。

どうしても見分けたい事

2005-12-02 17:31:42 | コラム・批評
いただき物のDVDプレーヤーがエッチDVDを正しく読み込みません(泣)。いつもいいところで止まってしまい生殺し状態なので、ビックカメラに走りました(アフォ)。 ども、TOSHIBOUZです!


昨日に引き続きスポーツネタ。基本的に球技が得意だし、見るのも球技の方が好きなのですが、最近の夜のBS1はNFLかNBA、そしてフィギュアスケートなのです。フィギュア結構盛り上がってますね。スキージャンプとか体操とかと同じように、日本も伝統的に強いスポーツの一つです。特に女子。浅田真央タソ、クルクル回っております。それにしても17歳とかに「大人の表現力」っつーのもヘンな感じもするんですけどね。

そのフィギュアスケート、見ている分には「ああっ、上手いな!」とか「何かすごいの決まった!」って感じはあるのですが、ジャンプの種類が見ていても全く判別できないのです。解説の人が言ってくれるので「何をやったか」は分かるんですが、自分自身で見分けられないのは字幕を見てジョークに笑うみたいな感じで、非常に消化不良な感じなのです。元来、凝り性な性格なので「名前だけ」は分かっているんだが、一切判別付かない。今年の冬は、トリノ五輪含めてフィギュアのジャンプの判別力を身に付ける事を、最重要項目としたいと思います。

ちなみに代表的なジャンプは以下の通り。

アクセル
ルッツ
フリップ
ループ
トゥループ
サルコウ

全然見分けつかないんすけど…。判別付くようになったら路上で跳んでみるんで、当ててくだされ(ヴァカ)。

そうは言っても華が無い

2005-12-01 16:32:01 | コラム・批評
気がつけば最終節を前にしてJリーグのトップってC大阪とG大阪だって気付いてた?両方負けて鹿島あたりに優勝かっさらわれたら、関西人はもうサッカーを諦めるかもな~。 ども、TOSHIBOUZです!


少し前の話になりますが、Qちゃん(←このあだ名もどうかと…)東京国際女子マラソン復活優勝おめでとう!と、書いたところでマラソン中継、面白くないですよね、全然変化が無いし(汗)。以前にも書いたことあるけど、マラソン中継をテレビ的に面白くするためには、恐らく競技外の「美談」とか「苦行の毎日」とか「波乱万丈」が必須なのだと思う。だって基本的に以下の要素しかない。

・スタートした
・どの位置に日本人がつけたか?
(CM)
・先頭集団はどこまでで何人か?
・今回のコースの解説とポイントは?
・10kmスプリントタイムはどうか?
・予測ゴールタイムはWRを狙えるか?
(CM)
・ドリンクはちゃんと取れたか?
・先頭集団が分かれてきたか?
・日本人は好位置につけているか?
(CM)
・脱落しだした選手はだれか?
・向かい風の抵抗はどうか?
・ドリンクはちゃんと取れたか?
・30kmスプリントタイムはどうか?
・予測ゴールタイムはWRを狙えるか?
(CM)
・トップは絞られてきたか?
・脱落しだした選手はだれか?
(入中継)後ろで注目選手が途中棄権
・腕の振りはどうだ?足の運びはどうだ?
・表情は苦しそうか?
(CM)
・おお~っとロングスパートか?
・必死に食らいついていけ~!
・終盤の苦しいコース設定の解説。
・今一番余裕があるのは日本人。
・WRは無理でもJRは狙えるかも。
(CM)
・まだ逆転できる差だゾ!
・スプリントタイムは安定してるゾ!
(入中継)後ろでコース間違ったりする
・若干差が縮まったゾ!
・ラストスパートだ!
・2位でゴ~~ル。微妙。

こんな感じでしょうか?書いてみると結構トピックスあるな(汗)。でも、微妙に盛り上がりが欠けるのである。だからこそ、レース外のトピックスが必要。それが多くて華やかなほど、選手は愛される。機転の効いたコメントや監督や夫などのサブキャラクターや芸能人との浮名・・・そんなものが選手の人気を形成していて、記録よりも重要視される。

そういう意味での勝ち組のスポーツ選手はQちゃんであり宮里藍であり松坂大輔なんでしょう。ポカもあるし波もあるし実は1位でなかったりするけど、何となく印象が強くて美味しいところで活躍して、華がある。野口みゆきは不幸だ、不動悠里も不幸だ、西口文也も不幸だ。実は実績も成績も上なのに注目率がうんと低い。芸能人は歯が命なら、スポーツ選手は華が命なのでしょうな。

ところで先日バレー男子見てたら「荻野」とか出てた。35歳でレフトエースやってんだけど…(汗)。どんどん若返りする女子と違って男子は先祖返りしていってますな。

専門外は分かりません

2005-11-25 13:18:51 | コラム・批評
クラブ倖田、結構行ってみたかったかも(笑)。 ども、TOSHIBOUZです!


さて、世の中は姉歯建築士の偽造問題でそれなりに持ち切りですが、確かに大変な話ですよね。まぁ、いろいろとチェック機能が働かなかった事が最終的な原因とも言えるのですが、こういうのって難しいよね。結果的に木村建設とやらが自己破産したりして、社会問題としても興味深い(不謹慎な表現でスマソ)。

メディア等でいろいろ言われたりしてるのですが、よくある論調に「構造計算をやった姉歯氏はともかく、基本設計をやった他の設計士や施工事業者や現場の人間は気付かなかったのか?普通気付きそうなもんだろ?」的な発言。まあ、わからないでもない。恐らく不思議に思った人も居るには違いない。でもそれを指摘しないしできない。これが専門分化された事業における責任所在の分散化に内在する問題でもあるんだよね。同じ建築士といえどその中には専門分野があって、専門外については「大体の基本は分かってはいるけど正しく理解している訳ではない」というのが通常。これは建築の話じゃなくても一緒だと思う。

一般の人が「専門家」に求める専門性と専門家内における専門性とはかなり相違があるんだと思う。弁護士にしたって民事に強いとか刑事に強いとか株主代表訴訟に強いとかあるし、医者だって耳鼻科の先生には骨折は治せない。ウェブデザインはできても、Linuxプログラムを組めなければネットワーク管理もできないだろう。フレンチのシェフが中華を作ってもマズくはなくとも格段に美味いかは疑問が残る。さらにその専門家のした「仕事」に非専門家がいちゃもんを付けるのはタブーだと思う。そう指摘する論拠がない限りは「信用して任せる」のが専門家に対する敬意でもあるからだ。

この「専門家の仕事を疑わない」という脆弱なシステムを支えているのは、実は「専門家としてのプライド」というところなのである。姉歯建築士は一連の偽造によって「建築士」という称号を剥奪されてしまった。そして彼の専門性を発揮できるチャンスは、今後皆無になってしまった。「専門家」とはこのような個人にかかる多大なリスクを背負って仕事に励んでいることになる。弁護士が横領をしたり、医者が医療事故を起こしたり、料理人が食中毒を出したり、プログラマーがハッキングしたりすれば、その地位を途端に失ってしまう。だからこそ「専門家は高所得」なのである。ハイリスクで危険だからこそである。彼らが良い身なりをして美味しいものを食べ外車を乗り回すのは「常に失職のリスクを持っている上での刹那的な裕福さ」に過ぎない。

その危機感を「プライド」が支えている訳で、「武士は食わねど高楊枝」ができるくらい高いプライドを持ち合わせていなければ、今回のような不幸な事態になってしまう訳だ。


と、いうような話を知り合いの外科医が以前していたのを思い出した。確かに彼は驚くほど高慢でもあるが、そうであればあるほど専門家としての信頼性は高いのかもしれない。ま、でも、一般的な常識感覚は持っていて欲しいとも思うけどネ!