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BLOG TOSHIBOUZ

大阪発全国向け。世の中を俺なりに分析させていただきます。同感するも良し反論するも良し。

いまさら夢中

2006-02-28 12:46:11 | コラム・批評
発信者と受信者が同じなのは何人かに同報メールする時に全部BCCで送ろうとする場合、受信者を発信者本人にしたりしない?とか素朴に思うんだけど。メールのインデントだって転送したらメーラーの設定でそうなる事も多いと思うんだけど。要はその程度の情報で出回ってたって話なんじゃね~の?とか思う。 ども、TOSHIBOUZです!


さて、いまさら夢中になってある本というか分野を読みあさってます。「ゲーム理論」「複雑系経済学」です。仕事上である事がちょいと気になりまして論理的に分析する手段はないかな~てググってみたところ、上記の2分野が該当するらしくジュンク堂で立ち読みしたら思いのほか面白くて、そんな本をまとめ買いしてしまいました(無駄使いにならなきゃいいが)。どちらかというと「入門編」的な本にしたので、内容的にはライトな読み物といった感じなのですが、結構マネージメントとか心理分析とかテニスの試合とかで使えそうです(爆)。「ゲーム理論」の方は一時期流行ったけど、当時は題名に反して内容が難解で挫折した記憶があるんやけど、今売ってる本は非常に単純明快なのね。一応経済学の書棚にあったんだけど、普通のコーナーにあっても十分読み物として遊べるから、一度トライしてみたらいいと思う。

自分自身にゲーム理論を当てはめて考えると、結構無意識的に利用してるなぁと感じると同時に、この感覚を意外と持ってない人って多いかも…とか思ってしまった。前にも何かに書いたかもしれないけど、分析をする学問のほとんどは「何かのパラメータを固定(規定)すること」が前提になってて、他の変数の変化が全体に及ぼす影響を考えるのが一般的やと思うんだけど、「ゲーム理論」「複雑系経済学」では同時に変数が動き相互作用するという部分が、学問的には新鮮で現実社会的には「当たり前」な感覚。

もちろんこれらにも大前提が無い訳ではなくて大きい意味で「人間は常に自己の利益が最大化するように合理的な判断をする」という部分がある訳だけど、それはプレイヤー全員が同じ考えでゼロサムゲームだとすると、今度はミニマックス原理が働いて「被害を最小限にとどめる方法を選択する」というあたりは、いわゆる一般社会での「リスクヘッジ」とか「効率的運用」とかに通じるなぁ、などと。

ま、そんな小難しい話は置いておいて「ゲーム理論」の有名な「囚人のジレンマ」をご紹介しますので、みんなで考えてみよう!

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ある事件において、共犯と思われる二人の被疑者が別件逮捕で捕らえられた。決定的な証拠がない二人の被疑者は、完全に隔離された上で双方に同じく以下の条件が与えられた。

もし、あなたが自白し、もう一人が黙秘を続けた場合、あなたを司法取引によって刑を1年にしよう。ただし、もう一人は懲役15年だ。もし、あなたが自白し、もう一人も自白した場合、双方とも懲役10年だ。もし、あなたがこのまま黙秘を続け、もう一人も黙秘を続けた場合(別件の罪にしか問えないため)二人とも懲役2年だ。もう一人の方にも、全く同一の条件を伝えてある。

このとき、囚人がどちらを選択するのがよい戦略か?

セコい話ですが

2006-02-25 08:52:57 | コラム・批評
荒川静香のイナバウアー見たらなぜかモッキンバードと高見沢モデルが思い浮かびました。 ども、TOSHIBOUZです!


この前、タクシーの運転手と少し言い合いになりました。料金の支払いについてです。何度か書いているように、俺は個人としては結構タクシーを利用する方だと思います。だからこそ、運転手さんの人柄とか考え方の違いにも出会っているし、自分なりのポリシーみたいなものも持っている。なので、気に入らないときは文句を言うのがスタイルです(本人的には決していちゃもんではないつもり)。

タクシーという仕事は「客の目的地まで車で移動する従量課金制度のロジスティックサービス」だと認識しています。で、暗黙のルールとして「基本的に法令順守」「客の希望が第一優先」そして従量課金制度なので「基本的に最も安い方法」だと思っています。客は利便性の対価を支払う契約なのですから「無駄なサービスには支払う義務がない」ハズだと考えてます。

さて、前振りが長くなりましたが、今回のいさかいは「停車する直前にメーターが上がって、上がった料金で請求された」事によるトラブルです。状況を説明すると、俺は「次の信号の手前で停めて!」とオーダーしました。たまたま信号の手前には別に停車中の車が存在し、結果的に停車した(できた)のは横断歩道を過ぎたところになりました。その直前にメーターが上がり「すんません、あがりまして980円になります!」と請求されたという話です。

ここで問題なのが俺のオーダーは「信号の手前」でした。だからサービスの契約は「信号の手前」で終了していると思います。その場所が「駐停車禁止」ゾーンなら法令順守の意味から「すいません、そこは駐停車禁止なのでもう少し先まで行かせてください」「わかりました」という許可申請手続きがあって初めて追加が成り立つと思います。ですのでそれがないままに「上がりました」は契約違反だと思ってます。さらにこの運転手の問題は「不当に上がってしまった事実を自覚している」という部分です。自分で契約違反と知りながら客に請求しているわけですから困りモノだと思います。

もちろん、タクシー会社はそんな事情も理解せず単にメーターの累計から運転手に対するインセンティブ給与を決定しているのでしょうから、運転手がメーターが上がってしまったら請求したくなる気持ちはわかります。ですが、契約違反なのです。だからこちらには支払い義務が発生しません。こういった場合の正しい措置は「客の指定したポイントでまずメーターを止めてから、停車可能な場所を探す」だと思います。それが気持ちよく対価を支払える最低条件!これだけは譲る気がありません。

で、どうなったかって?もちろん文句を言って「900円」にさせました。運転手が不服だったらタクシー会社に一緒に事情を説明しに行ってあげてもいい。たかが80円かもしれませんが、何度も乗っているのだからこそそこは譲りたくない。


ちなみに昔東京で同じような目にあって文句言ったら「じゃ、結構です!」と不満そうに言われたので、ムカっときて「あ、そう!じゃ、ありがと!」と支払わずに降りたことがあります。もちろん一銭も払わずに(汗)。ま、ちょっと輩やと思うけど、「契約破棄」になって債権者側が権利放棄したのだと思えば、そんなに不当な措置ではないと思う。本来はその後に「損害賠償請求」されるべきだと思ってるから。でも良い子はマネしちゃダメだよ(笑)!

G-Menという現実感

2006-02-21 20:16:15 | コラム・批評
「営業=コミュニケーション活動」だと思ってるので「営業職」なんて大層な職業は存在しないと思っているこの頃です。タレントの売り込みも新規技術の情報開示もみ~んな営業です。営業しなけりゃ弁護士も商売上がったりです。 ども、TOSHIBOUZ(ちょっと仕事忙しくてイライラ系)です!


マイミクでもあり激辛コメンテーターのセト氏の昔のブログを読み返して思いました。「G-Men」はサブカテゴリーです。もしくはカテゴリーキラー。一般的にカテゴリー分けをするには何かのパラメーター以外を固定する必要があります(でないと比較対照にならない)。変数は2軸にしたり3軸にしたりはできるのですが、何かを固定しないといけません。そういう意味でそれまでの雑誌はほとんど「年齢層」「体重」という2軸でカテゴライズできたと思うのです。ルックスの好みとは極めて嗜好が反映されるものなので、基本的にはグループの中でも極端な方が喜ばれると思います。「若専」ならより若い方に、「デブ専」ならよりデカい方に指向するのが論理的だと思います。

「G-Men」はその2軸に「バランス感」という実に微妙な軸を設けたのかと思ってます。「野郎っぽさ」とかはある意味「さぶ」でも良かった訳で、「文化度」とか「知的さ」みたいなものも他の雑誌で良かったと思います。そういう意味で「G-Men」は「サムソン」と「さぶ」の中間の体型で「サムソン」と「アドン」の中間の年齢で…とかいう感じの極めてルーズなカテゴリーだと思います。つまり指向性が低い。逆に言うと最も属しやすいカテゴリーなのかもしれません。ある意味「考えようによってはG-Men系だよね」で済ませてしまえるルーズさ。つまり対象マーケットが結構広いのである。この結果、さらにSG系だのMG系だのガチムチだのガチデブだのガチポだのゆるぽ(←これ入れていいのか?)だの、サブカテゴリーがどんどん生まれてきます。要するに読者が満遍なくどこかのカテゴリーに属することができるように、カテゴリー自体が増殖する訳です。「俺、G-Men派やから」というのはある意味「特徴の無いマジョリティに属してます」という事の裏返しなのかもしれません。「G-Men」を免罪符的に使っているのかもしれません。


ま、そんなくだらない話はどうでも良いのですが、俺のタイプは「坊主・ガチムチ・色黒・細い目・薄い眉・薄い唇」です。(って結局ガチムチとか自分で言ってる俺ってどーよ!)よろしく!(←って、何が?)

常連さんの掟

2006-02-18 08:19:49 | コラム・批評
スノーボードクロス、面白いやね。リスクを犯して抜きにかかるおかげで「巻き添え事故」になりやすいっつーシステムが笑える。普通の競技なら反則とかになりそーなのにね。それにしてもこの競技の中継を決断したテレビ局はなかなかの機転やね! ども、TOSHIBOUZです!


さて、俺はイベントが嫌いです。キャンペーンに無反応です。セールも嫌いです。昔、自ら販売促進企画をイパーイやってた割に、上記のようなお店からのプッシュ型の企画には後ろ向きです。むしろ昔やってたからかもしれません。企画書にはもちろん「ロイヤルカスタマーの育成」とか「来店頻度の向上」とか「新規顧客の獲得」とか「ついで買いの促進」とか書いたりするのですが、個人的には全然そう思っていません。うそっぱちです。個人的にはこうです。

プレキャン→そんな経費あるなら本体価格下げてくれ!
アソート→セット売りなんていらん、タイ米じゃあるまいし!
セール→セール用の商品別に出しておいて何言ってるねん!
ベタ付きプレゼント→ゴミ増えるだけやん!
オープン懸賞→それ確率低すぎない?
入会無料キャンペーン→会員増えるだけじゃん!

俺が個人的に反応するのは「ポイントカード」ぐらいかな?(←これだけは認めてる)

何が嫌いなのかというと上記の行為は「商品にイマイチ自信がなくなってきた」か「認知度が低いからもっと顧客層を増やしたい」かが本音だと思うので、それまでせっかく快適に楽しんでいた人間としては「自分に割り当てられたサービスの割合が減る」と感じるからなのです。多分俺も「Number1よりOnly1」の方が心地よいのでしょう。

今やネットも発達していて情報自体は世の中にごろごろしてて、検索かければ結構いろんな情報が手に入ります。ところがこの「検索=情報をセグメントする行為」がなかなか難しい訳で、多くの人はプッシュ型の販売促進活動に頼ってしまうわけです。「声の大きい人が勝つ」論理ですね。でも万人にフィットする手法なんてない訳で、結局はカスタマーサービスは希薄化する。それが個人的にはサゲなのです。

やはり個人的にアガるのこんな奴。「今日はお誕生日ですね、あなたが好きそうなこれを用意しておきました=誕生日と好みを記憶(記録)するほどの顧客ですよ」とか「あなたにはこういうのがお似合いじゃないかな?一度冒険してみたら?=好みを理解したうえで新規提案」とか「これなかなかお勧めできる方がいなかったんですが、あなたならどうかな?=コア客にも理解があり本質を見抜いている事に気づいているアピール」・・・。残念ながらこういった個人向けサービスはそれなりに常連にならないと受けられない。なぜならこちらからも情報発信しないといけないからだ。

で、「常連の掟」。

1)キャンペーンには反応するな!
お店的にはもちろん新規顧客の開拓や休眠客の掘り起こしも重要な行動とは理解してあげよう。だけどそれはOnly1のものではないから、そこで個人向けサービスを期待してはならない。不運にも知らずに訪れたなら、お店に迷惑にならぬようすばやく立ち去れ!

2)ヒマそうな時こそ行け!
平日とか雨の日とか連休の中日とか世間的に動きが少ない月や日を狙って行こう。客が少なければ自分の占有率は高まるし、お店とのコミュニケーションも必然的に多くなる。さらにお店への貢献度も高まるので愛されること間違いなし!

3)積極的にしゃべれ!
お店側は顧客の個人情報を求めており、それが個人向けサービスに転化されます。だからコミュニケーションを多くすればするほど、施策のフィット感が増えてくるはずです。そうすれば必然的に来店動機があがってきます。

4)出されたサービスは使え、そして意見を言え!
個人向けサービスは必ず試してみよう。なぜならお店側が考えた客のイメージだから。で、我慢してはいけない。思い切って文句を言ったり注文つけたりする事が大事。それによって「当たり」の確率も上がる。


逆に言うとこれらが実践できてない人は「いくら来店頻度が高くても常連ではない」という事を認識した方が良いだろう。「パーティーの華」役ですのでお店側の認識も「それ用の人」です。


あ、ちなみにその昔オープン前にいろんなお店に顔を出して営業かけていたママがおりまして、そのキャンペーン中に実に4度もお会いしましたが、4度とも「初めまして」と挨拶されました。そんな方が働くお店は俺には必要ありません。もう潰れたけど(汗)。

韓流ブームとは一体何か?

2006-02-15 12:09:22 | コラム・批評
大嫌いな「とくダネ!」レポーター大村正樹はまたしても凡ミスしてたよ。小倉キャスターや笠井アナとの違いは「自分のコメント時間内にミスに気付かず訂正できない鈍感さ」にあると思う。VTRで「関西大学」て出た時点で間違いに気付くだろ、普通! ども、TOSHIBOUZです!


ヨン様を発端として世の「韓流ブーム」は予想外に長生きしております。これは一体なんなのでしょうか、理解に苦しんでおります。以前にも書いたかもしれないけれど基本的にカルチャーは言語圏の壁を越えにくいものだと言われてます。言葉を使ったカルチャーは細かなニュアンスなどが伝わりにくく、間違った解釈をされたりしやすいからです。これを凌駕するものの代表が「スポーツ」で、オリンピックやW杯や世界選手権など「世界統一フォーマット」があります。これはつまり「言葉を必要としないカルチャー」だからです。同じようなモノは「アート」とか「デザイン」とか「ファッション」とか「料理」がそうでしょう(ただし「広告」となるとコピーが入る場合があるので難しくなる)。この「言語圏の壁」のせいで「ミュージック」とか「映画」なんかは各国で微妙に評価が異なり、全世界ヒットは生まれにくい傾向にあります。

そんな中で「韓流」。俳優のルックスやファッションは言語を必要としませんので通じるのは分かりますが、俳優という職業柄「言葉」は付き物だと思います。なので本来はヒットしづらいカルチャーのハズだと思ってます。見た目は良いので一過性のブームはあるでしょうが、内容がわからないのでは定着しないのでは…というのが俺の読みだった訳ですが、予想外に長生きです。それどころか次々とスターが誕生していってます。極めて謎です。吹き替えや字幕があるのでドラマや映画の内容は分かると言っても、岩下志麻が「だまらっしゃいっ!」と言うのも仲間友紀恵が「は~い、みんな静かに~!」というのも英語の字幕になるとみんな「Shut Up!」になってしまうんですよ。抑揚の差はあれどこれは絶対ちゃんと伝わっている訳がない。

実は「ちゃんと伝わらないことがブームを支えている」のではないかと思っている訳です。つまり一人一人のオリジナルキャラクターが設定できないままなので、受け手側が「勝手にキャラづけ出来てしまう」ところが良いのか、と。そして本来プライドの高い欧米人俳優なら「あたしを誤解しないで欲しいわ~」とばかりに明確に否定するのですが、韓流スターはそんな不粋な事はせずに「にっこり微笑んで知ってる日本語で語りかける」だけ。受け手側のイメージは損なわれずに個々が勝手に自分のアイドル化できる。そのあたりがポイントではないかと思う。おばさんの夢を壊さない術を習得しているという訳だ。

別に韓国が嫌いな訳でもないけれど、そういう「微笑んでいるけれど実際何を考えているか分からない」というのは、その昔日本人がよく言われてたことだなぁなんて変に感心したりしてます。(その割に彼ら結構我強いけどね)恐らく日本における韓流ブームは、そんな位置づけなのかなぁと思う。


この「言葉の壁」問題、結構リアリティあるよ。同じ音楽でも歌詞を伴わない交響楽とかは全世界共通でしょ?ドラマはあまり模倣されないけどクイズ番組とかはすぐに似た奴ができる。格闘ゲームとかパズルゲームは全世界共通だけど、シミュレーションゲームとかアドベンチャーゲームはかなり困難。デザインでも広告になるとなかなか難しい。そういう意味で日本語しか使えないのはカルチャーに対するアンテナを随分制限してることになるなぁ。。。でも、無理ぽ(汗)。

正直必要な儀礼なのか?

2006-02-14 12:27:14 | コラム・批評
トリノオリンピック、激盛り下がってますね。笑ってしまうほど。スピードスケートまでこけてしまったらもうあんましないよね。 ども、TOSHIBOUZです!


はいはい、本日はバレンタインデーらしいです。ちなみに俺は甘いものが苦手なのでチョコとかもらっても全然嬉しくなかったりします。(ま、キモチ的にはヤなものでもないんですが)というか、スナック菓子の類は全般的に不得意なので、むしろ苦痛です。あ、ちなみに甘いものでも「濡れもの」系は大丈夫なんで、本命チョコと思しき「デーメルのザッハトルテ」とか「神戸フランツの生チョコ」とかだったらいただきます(←上から)。コーヒーとかシャンパンとイチゴなんかと少しつまむには美味しいと思う。

さて「義理チョコ」というバカバカしい風習があります。最近の統計では「義理チョコはもういいんじゃね~か?」という結果が出たそうですが、まさしくそんな感じ。供給があるからには需要があったのだろうとすれば、一体全体どいつが「チョコをねだる」行為を始めたのだろうか?モテてる訳でもないのに「モテた振り」をする必要性がどこにあったのだろうか?誠に不思議な話だ。

もちろん俺だってモテたいという欲求はあるけれど(それも人一倍、笑)、「しょうがなしに」もらったって全然嬉しくない。誰かが本命にチョコを渡しているのを見て嫉妬でもするんだろうか?そして「そいつ程のではなくても良いけど、グレードダウンした奴でいいから…」とか思ってるのだろうか?あまりにも哀れな感じがして、ちっとも嬉しかないやん。同情するなら金をくれ、の方が数倍マシだ。

さらにホワイトデーなる悪習まで引っ付いている。俺もゲイの端くれだから、あんまり適当な誤魔化し方はしたくない訳でさ、結局コストもかかったりする(ま、おかげで普段自分では買わないものとかもついでに買っちゃうんだけどさ)。正直言って、もらったものより「相当工夫して」返さないと気がすまない。


と、こんな記事をこっそり書きながら、まさにたった今いただいてしまった。こんな風習なくなってしまえば良いのに…。

携帯電話と一緒じゃん!

2006-02-06 12:26:59 | コラム・批評
「4代目麻宮サキこと博多あやや」だったら超ウケルんですけど、んな訳ね~か! ども、TOSHIBOUZです!


キャノンが勝訴したんだってよ~。何がってトナーカーットリッジのリサイクル品の製造についての特許権侵害。そ~そ~、トナーカートリッジって異様に高いよな。インクジェットプリンターのはまだしも、カラーレーザーの奴とか1本数万円とかするし、ランニングコストとしてバカにならない費用。で、今回のニュースで初めて知ったんだけど、プリンターメーカーの収益モデルってカートリッジ販売とかのメンテナンスフィーで成り立ってるんだね(知らなかった)。言われてみればプリンターってそんなに単価高い訳じゃないし、間違っても出荷台数はパソコンとかテレビより多い訳ないのに、業績が高いレベルで安定していると思ったら、そういうカラクリだったのね。これじゃ携帯電話の端末の廉価販売と同じやな。

このブログの初めの方にも書いたことあるんだけど、俺は「商品の本質には正当な金額を払いたい」性格。当たり前なんだけど、原価割れしてまで販売するモノには必ずウラがある。なかなか「妥当な金額」を自己判断するのは難しいけれど、なんだかよく分からないうちに別の方法で搾取されてるのはとても気分が悪い。ダマシの世界やと思うのね。そういう意味でプリンター業界ってちょっとガッカリした。

確かに最近はインクジェットなら1万円切るモデルも一杯あるし安いのはいいんだけど、変にカラーも6色とかになってて1色あたりのインク量が少なくてすぐに切れる。正直な話全色をキッチリ使い切ることなんて絶対不可能で、かなりのインクが無駄になってるハズ。ちなみに俺が最初に買ったプリンターはモノクロインクジェットで当時8万位した記憶がある(泣)。性能は抜群に良くなってるし、今の方が比較にならないほどキレイやけど、製品の価格としてはそのくらいした方が妥当なんじゃないだろうか?そのかわりインクは100均とかで売ってて欲しい感じ。

というか、冷蔵庫とか洗濯機とか家電製品って異様に安いと思わない?もちろん工場でオートマチックに製造されてて、材料は一括で大量に購入されてて、高度なSCMで在庫管理されてるから、年々安くなっていくのは分かるけれどそれ以上に付加価値も付いていってる訳やん?だから本来は「安くなった分高くなってる」ぐらいが正当な価値のような気がするんやけど、こうも安くなってくると「このプラスティック部分って一体原価いくらなん?」とか「このパッキンゴムはどんな単位で販売されてるん?」とか「この部分は手作業やんな?」とか変な部分に気が行ってしまうのは俺だけですか?

女王の貫禄

2006-02-05 03:12:21 | コラム・批評
東レパンパシフィックオープンテニスをテレビ観戦しました。実はヒンギスがすごく好きなのです。あきらかに「理詰めでテニスをしている」感じの戦術眼はアマチュアにも参考になるなぁ、と思う。決して体格に恵まれてないし強烈なショットもビッグサーブもない。ネットプレーもそんなに派手なわけではない。ただただ、タイミングの早いショットと球種の打ち分けと正確なコースを地道に打ち返す。その中で彼女以外の選手が凡庸に見えてしまうほどハイレベルなのは「最高レベルの読みと戦術眼」。対戦相手のシャラポワは人気者で勢いがあって体格に恵まれていて強烈なショットとビッグサーブの持ち主。まるで正反対。非常に楽しみな対戦だった。

彼女の真骨頂は第1セットの第9ゲーム。第8ゲームをアンラッキーなネットインでブレークされ、やや気落ちしたシャラポワは嫌なイメージを振り払うかのごとくファーストポイントを決め打ちで強烈なスーパーリターン。これで少し油断してたヒンギスのスイッチが入った。0-15からこの試合初めてネットダッシュしてシャラポワを揺さぶる。動揺したシャラポワは自滅のミスで30-15。圧巻はここからで、この試合初めてセンターへのフラットサーブでノータッチエース、40-15。プレイに迷いに迷ったシャラポワの心を見透かすようにもう一度センターへフラットサーブでエース。普通そのポイントでそこには打てない。それまで封印していた技をこのゲームで一気に使ってシャラポワを突き落とした。

もうあとはやりたい放題だった。勝利に貪欲で普段は切れそうになっても土壇場で復活してくるシャラポワだが、ヒンギスの前では無力だった。ミスを繰り返し自滅。たまに嫌な流れを吹っ切るように繰り出すスーパーショットを打った次のポイントでは、必ずといっていいほど「上回るスーパープレー」でお返し。復活してきそうな流れをブツブツに寸断。

ヒンギスと対戦するにはシャラポワは若すぎた。コンディションの問題もあるからヒンギスがツアーで優勝するのはそう簡単ではないとは思うが、はっきり言って彼女は「楽しんでた」。出場する試合を絞ってやれば、今年中にグランドスラムも取るかもしれない。それぐらい「次元が違った」。むしろここまであまり悩むことなく上ってきたシャラポワが、今後の試合で迷いが出て調子崩すかもしれない。今日の対戦では明らかに女王はヒンギスだった。

二重駐車の摘発より実利を取った

2006-02-03 18:02:17 | コラム・批評
小学生の時「グリーンスリーブス」のドリアンモードが理解できず(知らなかったので)音楽の先生に意見した結果、普通のハーモニックマイナーに変更させた事があります。音楽の先生的にそれで良かったのか未だに不思議です。(この意味分からない人はお近くのギター弾きにでも聞いて下さい→ちょっとした嫌がらせになるかもしれません、汗) ども、TOSHIBOUZです!


大阪は運転マナーが悪い(というか荒い&要領悪い奴は締め出される)事でも結構有名だと思いますが、基本的には運転自体は意外と上手い人が多いような気がします。東京とかサンデードライバーばっかでめちゃくちゃ判断悪いし、名古屋は方向指示器とか全然出さない(と思ってます)。そこそこに混雑しててそこそこに車で移動する人もいて、その上基本的に「イラチ」な人間性ですので「スマートな割り込み術」とかが必須だと思ってます(偏見)。このあたりの加減は他地域出身者にはわからないようで一律に「マナーが悪い」と言われますが、関西人の中では「今の割り込みはウマイッ、やられた!」とか「その割り込みはあかんやろ~、しばきまわっそ~、われ~!」とか「てめ~、一台入れてやったからって、お前までチョーシのってんじゃね~よ!」とかいう明確な区別があります(と思ってます)。

そんな土地柄の大阪の交通マナーでも有名なのが「御堂筋の二重駐車」。夜になると側道ではなく真ん中の方に二重駐車するという恐ろしい事態が発生するのですが、実際のところ意外と混雑感は感じません(知ってればね)。なぜかと言うと信号機の調整がめちゃめちゃ細かく設定されているからです。ちなみに梅田から御堂筋を時速60キロで南下すると1度も赤信号につかまることなく難波に到着するらしいです。実際には60キロを維持するのは難しいので何度か信号にはひっかかりますが、交通量と交差点の数の割には意外と早い。移動する端からどんどん青信号に変わっていくのはちょっとVIPっぽくて気分も悪くない(アフォ)。

そう、大阪府警は考えてるんです。恐らくマナー自体はなんぼ注意してもそう簡単には治りやしない。でも「イラっとくるポイント」自体は信号機の調整技術で解消できる。んで、この度何箇所か微調整やりまくったらしい、秒単位の調整を。すると渋滞率が14%削減したんだと。すげー!オフィスの近くの交差点なんか17分も渋滞が減ったらしい(笑)。

皆さんも一度体験してみー!大阪人の運転で(←これ重要)市内走ったら意外とスムーズよ。

「何か忘れてるセンサー」

2006-02-02 10:35:22 | コラム・批評
「桃の天然水」復活すんだね。「ヒューヒューだよ!」も復活みたい。今年の流行語は「ヒューヒューだね!PlayBack'06」でいかがざんしょ? ども、TOSHIBOUZです!


えーっと、恐らく神経質なのです。もしくは対人恐怖症(笑)。冗談です。でも他人に言わせるとかなり「ガード」張ってるみたいです。その最たるものがこのブログの初期にも書いた「道は端っこを半身で後ろを伺いながら歩く癖」。言っておきますが、俺の背後を音を立てずに取ったら命がなくなっても知りません(ゴルゴ風)。同じ理由で「傘は視野の確保ができなくなるから嫌い」「ヘッドフォンは注意力がなくなるから嫌い」です。も~、ビョーキだね(爆)。安らげる場所(人でもOK!)募集しております(汗)。

同様の癖?として「何か絶対忘れてるセンサー」も標準装備しております。この能力の欠点はその「何か」が一切感知できない事です。でもとにかく「何か忘れてる」という事だけは確実です。ちなみに今朝もセンサーが起動しました。答えは「ボールペン」でした。一応「重要度」は「高・低」の2種ぐらいで感知できるようになっておりますので、「低」の時は大抵ガン無視してそのまま生活を続けます。大体は「ボールペン」「名刺入れ」「タバコ」「電気つけっぱなし」とかそんなものです。ちなみに「高」の時は、「携帯電話」「財布」「チケット」「鍋に火かけっぱなし」「渡すべきプレゼント」「譜面」とかそんな感じ。このセンサーが発動した時はも~大変!かな~り焦ります。とは言うものの「鍋に火かけっぱなし」以外は、労力が要ったり手間がかかったり無駄足になるだけで、人生を左右するほどの事はないので良いのですけど。。。

そしてこのセンサーが発動しっぱなしで出勤とかしたら判明するまでは「超」キモチ悪い時間を過ごすことになり、仕事が手につきません。あんまり感度の良くないセンサーの方が精神衛生上は良さそうだなぁ(汗)。