発信者と受信者が同じなのは何人かに同報メールする時に全部BCCで送ろうとする場合、受信者を発信者本人にしたりしない?とか素朴に思うんだけど。メールのインデントだって転送したらメーラーの設定でそうなる事も多いと思うんだけど。要はその程度の情報で出回ってたって話なんじゃね~の?とか思う。 ども、TOSHIBOUZです!
さて、いまさら夢中になってある本というか分野を読みあさってます。「ゲーム理論」「複雑系経済学」です。仕事上である事がちょいと気になりまして論理的に分析する手段はないかな~てググってみたところ、上記の2分野が該当するらしくジュンク堂で立ち読みしたら思いのほか面白くて、そんな本をまとめ買いしてしまいました(無駄使いにならなきゃいいが)。どちらかというと「入門編」的な本にしたので、内容的にはライトな読み物といった感じなのですが、結構マネージメントとか心理分析とかテニスの試合とかで使えそうです(爆)。「ゲーム理論」の方は一時期流行ったけど、当時は題名に反して内容が難解で挫折した記憶があるんやけど、今売ってる本は非常に単純明快なのね。一応経済学の書棚にあったんだけど、普通のコーナーにあっても十分読み物として遊べるから、一度トライしてみたらいいと思う。
自分自身にゲーム理論を当てはめて考えると、結構無意識的に利用してるなぁと感じると同時に、この感覚を意外と持ってない人って多いかも…とか思ってしまった。前にも何かに書いたかもしれないけど、分析をする学問のほとんどは「何かのパラメータを固定(規定)すること」が前提になってて、他の変数の変化が全体に及ぼす影響を考えるのが一般的やと思うんだけど、「ゲーム理論」「複雑系経済学」では同時に変数が動き相互作用するという部分が、学問的には新鮮で現実社会的には「当たり前」な感覚。
もちろんこれらにも大前提が無い訳ではなくて大きい意味で「人間は常に自己の利益が最大化するように合理的な判断をする」という部分がある訳だけど、それはプレイヤー全員が同じ考えでゼロサムゲームだとすると、今度はミニマックス原理が働いて「被害を最小限にとどめる方法を選択する」というあたりは、いわゆる一般社会での「リスクヘッジ」とか「効率的運用」とかに通じるなぁ、などと。
ま、そんな小難しい話は置いておいて「ゲーム理論」の有名な「囚人のジレンマ」をご紹介しますので、みんなで考えてみよう!
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ある事件において、共犯と思われる二人の被疑者が別件逮捕で捕らえられた。決定的な証拠がない二人の被疑者は、完全に隔離された上で双方に同じく以下の条件が与えられた。
もし、あなたが自白し、もう一人が黙秘を続けた場合、あなたを司法取引によって刑を1年にしよう。ただし、もう一人は懲役15年だ。もし、あなたが自白し、もう一人も自白した場合、双方とも懲役10年だ。もし、あなたがこのまま黙秘を続け、もう一人も黙秘を続けた場合(別件の罪にしか問えないため)二人とも懲役2年だ。もう一人の方にも、全く同一の条件を伝えてある。
このとき、囚人がどちらを選択するのがよい戦略か?
さて、いまさら夢中になってある本というか分野を読みあさってます。「ゲーム理論」「複雑系経済学」です。仕事上である事がちょいと気になりまして論理的に分析する手段はないかな~てググってみたところ、上記の2分野が該当するらしくジュンク堂で立ち読みしたら思いのほか面白くて、そんな本をまとめ買いしてしまいました(無駄使いにならなきゃいいが)。どちらかというと「入門編」的な本にしたので、内容的にはライトな読み物といった感じなのですが、結構マネージメントとか心理分析とかテニスの試合とかで使えそうです(爆)。「ゲーム理論」の方は一時期流行ったけど、当時は題名に反して内容が難解で挫折した記憶があるんやけど、今売ってる本は非常に単純明快なのね。一応経済学の書棚にあったんだけど、普通のコーナーにあっても十分読み物として遊べるから、一度トライしてみたらいいと思う。
自分自身にゲーム理論を当てはめて考えると、結構無意識的に利用してるなぁと感じると同時に、この感覚を意外と持ってない人って多いかも…とか思ってしまった。前にも何かに書いたかもしれないけど、分析をする学問のほとんどは「何かのパラメータを固定(規定)すること」が前提になってて、他の変数の変化が全体に及ぼす影響を考えるのが一般的やと思うんだけど、「ゲーム理論」「複雑系経済学」では同時に変数が動き相互作用するという部分が、学問的には新鮮で現実社会的には「当たり前」な感覚。
もちろんこれらにも大前提が無い訳ではなくて大きい意味で「人間は常に自己の利益が最大化するように合理的な判断をする」という部分がある訳だけど、それはプレイヤー全員が同じ考えでゼロサムゲームだとすると、今度はミニマックス原理が働いて「被害を最小限にとどめる方法を選択する」というあたりは、いわゆる一般社会での「リスクヘッジ」とか「効率的運用」とかに通じるなぁ、などと。
ま、そんな小難しい話は置いておいて「ゲーム理論」の有名な「囚人のジレンマ」をご紹介しますので、みんなで考えてみよう!
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ある事件において、共犯と思われる二人の被疑者が別件逮捕で捕らえられた。決定的な証拠がない二人の被疑者は、完全に隔離された上で双方に同じく以下の条件が与えられた。
もし、あなたが自白し、もう一人が黙秘を続けた場合、あなたを司法取引によって刑を1年にしよう。ただし、もう一人は懲役15年だ。もし、あなたが自白し、もう一人も自白した場合、双方とも懲役10年だ。もし、あなたがこのまま黙秘を続け、もう一人も黙秘を続けた場合(別件の罪にしか問えないため)二人とも懲役2年だ。もう一人の方にも、全く同一の条件を伝えてある。
このとき、囚人がどちらを選択するのがよい戦略か?