それぞれの文化に生まれ育ち、その中で生活しているとそれが当たり前になる。
アメリカと言う異文化の中で生活して初めて見えてくる日本の文化、伝統もあることに最近気が付きました。
離婚した時の子の親権はどうなるのか?
私もアメリカでの離婚経験者です。離婚協議に入った時にはまだ日本の感覚で正直親権を半分得られるとは考えていませんでした。
日本ではよほどのことがない限り母親、女性のほうに全ての親権が渡るようです。
逆にアメリカではよほどのことがない限り父親、母親は親権を半分づつ持ちます。
元妻も親権は全部自分が持てる、と踏んでいた節があります。
子供のパスポートをどう管理するかが議題に上った時「親権者である私が持つべき!!」と叫んでいましたから。
彼女自身の弁護士から父親にも親権が半分ある、と諭されてようやく第三者である弁護士事務所に預けることに同意した経緯があります。
(これは私が彼女にパスポートを管理させて勝手に子供たちと国外に出国させたくなかったからです。)
父親に親権を認めることは裏を返せば例え離婚して夫婦生活が破綻しても子供に対する養育の義務は男性、女性の両方に負わせる、と言うことです。
父親と子供の面会権も保障され、母親が勝手に父親と子供との面会を拒否することは法律で禁じられています。
父親と子供の面会権、と書きましたがこれは父親の権利だけではなく、子供にも父親に会う権利がある、と規定されています。
先日大阪で若い母親が2人の子供を自宅に置き去りにして餓死させたと言う事件の記事を見ました。
この母親は殺人罪でこれからまた逮捕されるそうですが、どの新聞を見てもあの子供たちの父親に関する記事は見当たりませんでした。
育児放棄、虐待、これらの罪は全て親権者の母親に負わされるのが日本では普通なんですね?
親権者、ですから恐らく普通だし当然なのでしょう。
反対にそういう日本の民法を逆手にとって親権頂く、慰謝料がっぽり頂く、養育費頂く、けれども父親に子供は会わせない、と言う母親が存在することも事実です。
まあこれは少数派だとは思いますが…
あと海外で国際結婚をした日本女性と外国人男性が海外で離婚して父親に親権を半分現地で認められているにもかかわらず日本に帰国して父親の親権を踏みにじることも実際にあるようです。
これも男性の側からの意見ですのでそうしている人にはそうせざるを得ない事情もあったかもしれませんが、こちらでは立派に誘拐と言う犯罪です。
日本では子供を育てるのは女性の特権なんでしょうね。結婚している男性に育児を推奨することはあっても離婚した男性には育児させなくてもいい世の中みたいですから。
離婚してから養育費も送られず母親だけで育児に奮闘している家庭も普通のこととして見過ごされています。
今回の大阪の事件にしてもあの子達の父親は子供たちに会いたいと思わなかったのだろうか?
育児が面倒だったから?子供がいない方がいいと思ったから?
だったらあの母親と全く同じじゃない?
もしかして子供に会いたいと思って居場所を元妻に尋ねてはいたけど教えてくれなかった?
だとしたらあの母親が全面的に悪い。
行政のせいじゃない。
児童相談所のせいじゃない。
近所の人間関係のせいじゃない。
親になる準備の出来ていない人間が親になってしまったことが悪い。
子供にご飯を準備できなくなったら親としておしまいだ。
死ぬほど頑張ってみたけど子供に今日のご飯を準備できない、こんな時には行政に相談すればいい。
日本には食べる物なんてそれこそ捨てるほど今はあると言うのに。
貯金があるから親になる準備が出来ているわけじゃない。
子供にどんなことをしても今日のご飯を食べさせよう。
例え自分の身を削っても。
その決意だけ。
日本の民法にはもう一つ特徴的なことがある。
親が子供を殺した時と子供が親を殺した時には同じ殺人でも罪の重さが違うと言うこと。
1990年代にこれに関する法律は改正されたとは言うが伝統としては残っている。
親が子供を殺すのは仕方のない時代もあった名残らしい。
私にも日本の伝統、文化は染み付いているしそれに誇りも持っている。
けれども時代と共に変わってゆくものもあるはずだ。
いや、変えないといけないものがあるはずだ。
アメリカと言う異文化の中で生活して初めて見えてくる日本の文化、伝統もあることに最近気が付きました。
離婚した時の子の親権はどうなるのか?
私もアメリカでの離婚経験者です。離婚協議に入った時にはまだ日本の感覚で正直親権を半分得られるとは考えていませんでした。
日本ではよほどのことがない限り母親、女性のほうに全ての親権が渡るようです。
逆にアメリカではよほどのことがない限り父親、母親は親権を半分づつ持ちます。
元妻も親権は全部自分が持てる、と踏んでいた節があります。
子供のパスポートをどう管理するかが議題に上った時「親権者である私が持つべき!!」と叫んでいましたから。
彼女自身の弁護士から父親にも親権が半分ある、と諭されてようやく第三者である弁護士事務所に預けることに同意した経緯があります。
(これは私が彼女にパスポートを管理させて勝手に子供たちと国外に出国させたくなかったからです。)
父親に親権を認めることは裏を返せば例え離婚して夫婦生活が破綻しても子供に対する養育の義務は男性、女性の両方に負わせる、と言うことです。
父親と子供の面会権も保障され、母親が勝手に父親と子供との面会を拒否することは法律で禁じられています。
父親と子供の面会権、と書きましたがこれは父親の権利だけではなく、子供にも父親に会う権利がある、と規定されています。
先日大阪で若い母親が2人の子供を自宅に置き去りにして餓死させたと言う事件の記事を見ました。
この母親は殺人罪でこれからまた逮捕されるそうですが、どの新聞を見てもあの子供たちの父親に関する記事は見当たりませんでした。
育児放棄、虐待、これらの罪は全て親権者の母親に負わされるのが日本では普通なんですね?
親権者、ですから恐らく普通だし当然なのでしょう。
反対にそういう日本の民法を逆手にとって親権頂く、慰謝料がっぽり頂く、養育費頂く、けれども父親に子供は会わせない、と言う母親が存在することも事実です。
まあこれは少数派だとは思いますが…
あと海外で国際結婚をした日本女性と外国人男性が海外で離婚して父親に親権を半分現地で認められているにもかかわらず日本に帰国して父親の親権を踏みにじることも実際にあるようです。
これも男性の側からの意見ですのでそうしている人にはそうせざるを得ない事情もあったかもしれませんが、こちらでは立派に誘拐と言う犯罪です。
日本では子供を育てるのは女性の特権なんでしょうね。結婚している男性に育児を推奨することはあっても離婚した男性には育児させなくてもいい世の中みたいですから。
離婚してから養育費も送られず母親だけで育児に奮闘している家庭も普通のこととして見過ごされています。
今回の大阪の事件にしてもあの子達の父親は子供たちに会いたいと思わなかったのだろうか?
育児が面倒だったから?子供がいない方がいいと思ったから?
だったらあの母親と全く同じじゃない?
もしかして子供に会いたいと思って居場所を元妻に尋ねてはいたけど教えてくれなかった?
だとしたらあの母親が全面的に悪い。
行政のせいじゃない。
児童相談所のせいじゃない。
近所の人間関係のせいじゃない。
親になる準備の出来ていない人間が親になってしまったことが悪い。
子供にご飯を準備できなくなったら親としておしまいだ。
死ぬほど頑張ってみたけど子供に今日のご飯を準備できない、こんな時には行政に相談すればいい。
日本には食べる物なんてそれこそ捨てるほど今はあると言うのに。
貯金があるから親になる準備が出来ているわけじゃない。
子供にどんなことをしても今日のご飯を食べさせよう。
例え自分の身を削っても。
その決意だけ。
日本の民法にはもう一つ特徴的なことがある。
親が子供を殺した時と子供が親を殺した時には同じ殺人でも罪の重さが違うと言うこと。
1990年代にこれに関する法律は改正されたとは言うが伝統としては残っている。
親が子供を殺すのは仕方のない時代もあった名残らしい。
私にも日本の伝統、文化は染み付いているしそれに誇りも持っている。
けれども時代と共に変わってゆくものもあるはずだ。
いや、変えないといけないものがあるはずだ。
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