
病室の窓から。 iPhone6, Pastelで撮影,加工。
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月曜日に退院しました。
胸腔鏡下手術で肺がんの切除手術を受け、早期退院できました。わずか8日間の入院生活でした。
肺の20%強を切除したので、息切れが予想以上です。道のアップダウンが堪えます。高低差が恨めしい。
電話で会話をしていても、徐々に息苦しくなってしまいます。
来週から職場復帰の予定ですが、会議の進行とか打ち合わせで喧々諤々なんて当分無理そうです orz。
「歩いてください。それが一番のリハビリです。(ニコッ)」と美人担当医に言われました。
息苦しさも徐々に良くなると信じて、がんばります。
というわけで毎日更新できるか分かりませんが、ブログを再開します。
今後ともよろしくお願いします。

池袋, RICOH GR
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このブログのスタートは2005年3月でした。
多分どなたかが見てくれているであろうと思って、ここ何年間かほぼ毎日、ブログの更新をしていました。
下手な写真でお目を汚していたと思うのですが、訳あって少しの間、更新ができなくなりました。
実は勤め先の健康診断でがんが見つかり、入院加療することになったからです。
自他共に認めるヘビースモーカーだったのですが、タバコをやめて14年、まさかの肺がんになってしまいました。
切除手術を受けて、放射線や抗がん剤を使っての治療はしない予定です。
特に自覚症状も無いのでイマイチ現実感に乏しいのですが、朝には入院です。
無事に復帰できればブログを再開します。その節はよろしくお願いします。

大手町, E-M1, G VARIO 12-32/F3.5-5.6
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新宿に写真展を見に行ったのですが…。大外れ。
何でこれを展示するかというレベルのつまらない合成写真ばかりで、展示をOKにした理由をギャラリーの責任者に聞きたい酷さでした。
口直しに訪れたニコンサロン、こちらは大正解でした。
島田悠吾写真展「Tokyo」。
よく知っている場所なのですが、少し高いアングルと被写界深度のある構図が新鮮で、ヴィンテージカラーにプリントされた東京が印象深いです。
大坪晶写真展「Shadow in the House #01/#02」。
室内を計算された構図と綺麗なコントラストで撮影した緊張感漂う作品となっています。プラハの邸宅が美しい。
ニコンサロンが主催する若手の公募展 juna21、ふたつとも見応えがありました。

板橋, E-M1, G VARIO 12-32/F3.5-5.6
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齋藤亮一さんの写真集 「monologue / monochrome」を買いました。
「デジタルをやる前のモノクロが凄い」ということを知り、興味を持ったからです。
本当に凄い写真集です。水墨画のように綺麗な濃淡で表現されたネパールの写真は息を呑むような美しさです。
霧がでているせいなのでしょうか、遠近が見事に濃淡になっているのです。こんな写真は初めて見ました。
またシチリアの老父婦の後ろ姿やアイルランドのポートレートも美しい…。
一番好きな写真は、表紙の二眼レフを覗く若い女性のスナップ。こんな写真が撮れたらなぁ……。
サイトウオフィスから直接購入すると消費税がサービスされるのですが、齋藤さんご本人からの手紙も同封されてました。
写真集を買っただけなのに、達筆で丁寧なコメントまで頂き恐縮してしまいました。

神谷町, E-M1, M.25mm/F1.8
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ターミネーター:新機動/ジェニシスを吹替3Dで観てきました。
時間の制約があって観られる作品がこれだけだったのですが、大正解。玄田哲章さんの吹替も最高でした。
内容はどうしようもないのですが、ターミネーター、ターミネーター2をリスペクトしたショットや演出が随所に見られます。
かつてオリジナルや2を観て、熱く語った経験のある人にはとっても面白く観られる作品になっています。
愛すべき駄作だといえるでしょう。この作品は3部作の1作目らしいので、いくつかの謎がそのままで映画が終わっています。
でももう止めておいたほうがいいと思いますよ。劇場、ガラガラで10人いませんでしたし…。