さんぽの時間。

~その、ひとつ先の角まで~

Moleskine 復活

2005-08-26 | チラシの裏

今年から Moleskine を再び使い始めている。それも2冊。トリビア的なメモや行きたいShop情報、料理のレシピの集約先はルールド。見開きワンテーマにしている。インクの乾きが早く、気にするほどの裏写りもないので、ラミーで書き込んでいる。もう一冊の Moleskine はダイアリーだ。

私の大好きな池波正太郎は、三年連用日記に食べた食事だけを記していたという。そこで Moleskine を食べ物日記兼小遣い帖にしてみた。毎食のメニューとその日に使った小遣い、それに気になる新聞の見出しなどを書き留めている。ご馳走を食べているわけではないのに、ホントに慣れるまで5品ぐらいの我が家の晩飯でさえ思い出して書くのに難儀した。次回の参考のために、自分で作ったおかずの反省点や上手くできたポイントも書き加えている。今日までのところ、一日も欠かさずに書き続けられている。



過去に日記を書こうとして途中で挫折した経験は、ある。それも何回も。原因は簡単だ。勤め人をしているといやなことも多い。最初のうちは反省点なんかを書いていても、段々と愚痴が多くなる。仕事の愚痴を日記に書いていると気持ちいい。でもそれが毎日となるとつらくなる。ほんとは忘れたいのに、わざわざ日記に書くことで逆に気分が落ち込んでしまうのだ。そこまでして書き残さなければいけない日常を送っているわけではない。
いずれにせよ、Moleskine のダイアリーに勤め先の愚痴やカミさんの悪口を書くつもりは無い。第一、こんな小さなスペースに書ききれるものか。



soniaのコインケース

2005-08-19 | チラシの裏



雑誌でフィレンツェにあるsoniaという店のコインケースが紹介されていた。休暇旅行の予定先だったので、現地で探して買い求めた。使い始めてもうすぐ3年目になる。微妙なRが手に馴染んで使いやすいし、存在感があるので失くさない。お土産に渡して、後日使いやすいと喜ばれた一品でもある。
自販機大国、小銭大国の日本だからこそ、馬蹄形のコインケースは便利だと思う。最近はこのタイプを使っている人が多い様な気がする。裏蓋にザッと出すことで、目的の硬貨をすぐに探せる。コインケースひとつで小銭を探す煩わしさから開放されるなんて思いもしなかった。

フィレンツェは皮革製品が有名らしく、ブランドショップから怪しげな露店まで革を扱う店は多い。そんな中、お薦めはサンタ・クローチェ教会付属のレザースクール。ガイドブックにも載っている。白衣を着た学生(?)が熱心にバックや小物を作っていて、バック類だけでなく革のジャケットやコートまで売っている。もちろん小物しか買わなかったけど、街中で買うより2~3割は安いようだ。



ちなみに sonia は、ベッキオ橋へまっすぐ向かうポル・サンタマリア通り沿いにある。気さくなおばさんが、引き出しからコインケースをいろいろ出して勧めてくれた。もちろん、店を入ってすぐのところに「紹介記事のページ」が貼ってある。雑誌に紹介されたのがちょっと自慢げなおばさんであった。