続 『とろ』のトロント奮闘記

カナダ人の旦那(相棒)&生粋日本人のワタクシ(とろ)プラス猫(Bobo)のトロント生活

たらいまわし

2014年08月04日 | 仕事

今日は、3連休の最終日。

私には連休も関係ないので、ずーっと仕事。

しかし、薬局はかなり静かでした。

それでも、救急からの処方箋がやってきます。

ある女性が母親の処方箋を持ってやってきました。

「もういくつもの薬局をまわっているけど、どこもこの薬を持っていないって言うの。ここにある?」って。

見ると、存在しない薬が書かれていた。

で、ドクターに確認して変更しないといけないって話すと、、、

「えーっ!!!誰もそんなこと言ってくれなかった。うちにないっていうから他にはあるのかと思って、すごい数の薬局を回ってきたのよ。」と。

病院に電話してみたが、そのドクターはもう帰ったから明日になるって。。。他に医者はいないのかって聞くと、FAXしてくれれば、他の医者に確認してもらえるって言うんだけど、、、返事がくる可能性は低い。

その女性は、「じゃ、私が直接救急に戻るから、どうしてもらえばいいのか教えて。」と言って、病院に戻りました。

その病院とうちの薬局までの間に6件以上の薬局があるのに、その女性は戻ってきてくれました。

「あなただけ、ちゃんとした説明をしてくれたら、ここに戻ってきたよ。」って。

ありがたや。

どうやら、すい臓がんだと診断されたらしい。

きっと腹痛がして救急にいったんだろうね。英語を話せないお父さんらしく、娘が付き添いで一日付いていた様子。

母親が痛み止めを飲めたのは夜の9時ごろになったはず。。。

なぜに誰もちゃんとした説明をしなかったのか?

なぜにドクターはちゃんとした処方箋が書けないのか?

辛い状況、ショックなニュース、たらいまわしにされ、どれだけ精根疲れ果てたことだろうか。

自分の仕事にもっと責任をもたないとなっ!


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