都立に入る!

直前期に伸びるのは理科

[2021年2月2日 更新]
今日は都立推薦入試の発表日。

受かった子へ。
「おめでとう。これで心置きなく、今日から高校の予習ができる。一般入試組よりも3週間多く予習ができるんだから、高校入学後に相当リードしているはず」

不合格だった子へ。
「残念だが、不合格も覚悟の上での受験だったはず。2月21日が本当の勝負だと思って訓練を続けよ。不合格理由の分析は、今することではない」

◆必要な知識があれば、誰でも70点を取れるのが理科
都立入試本番まで3週間を切った。残り期間で何をやれば点が上がるか。
これは受験生の学習震度によって異なるのは分かるだろう。
だがあえて言う。理科で70点を取れないなら理科を学べ

このブログでも言ってきた。理科は社会と比べて覚える量が少ない(≒都立で出やすいものが決まっている)
数少ない暗記事項がアタマに入っていれば大問1,2は特に点が取れるようになる。過去問を解き、何が問われるのかを知る。その問題で正解ではない選択肢や問われるものと解答が逆になるケースに注目するのだ。
全く同じ問題はめったに出ない。

一つ例を見せよう。
これは2018年度入試の大問1。

こちらは2016年度入試の大問1だ。

両問とも凸レンズの実像の問題である。
2018年度は距離が分かっていて、像の映り方を問われている。
2016年度は逆。像の映り方が分かっていて、光源とレンズの距離を問われている。
2016年度の問題を解いた際に「次は光源が固定されていて、スクリーンの位置が変わるのではないか」と想像できればあっさり正解できる。

漫然と過去問を解くのではなく、次は何が問われるかを考えながら解くのだ。
そうすれば何を覚えればいいかなど自然と分かってくるだろう。


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