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夏休みダラけた中学1年生にならない3つの方法

[2021年7月13日 更新]
あと2週間足らずで中学校は夏休み。

中学3年生はそろそろ学習計画を固めなければならない。無計画で40日間を過ごすなんて無謀だ。
キミたちにとって最も貴重であり、均等に与えられているのが時間である。
十二分に活用するも、ドブに捨てるのもキミ次第。
信頼している塾に通う者は、そのカリキュラム(学習計画)に従えばいい。
「信頼する」と決めたのなら、指示されたことを1から10までやってみたらいい。

しかし今日の話は中学1年生向け。

◆夏休み 中1の多数はダラけて過ごす
中1の多数は夏休み、勉強はそこそこに遊んで過ごす。勉強時間ゼロの日も少なくない。
これは長年の塾講師経験から言えることだ。

なぜ勉強しないか。
理由はシンプル。勉強しなくても、当面は困らないと思っているからだ。
受験があるわけでもない。
定期テストまでは1~2ヶ月ある。新学期が始まってから勉強しても間に合うでしょうという感覚なのだろう。

これは間違いだ。断言する。

百歩譲って、中学受験をくぐり抜けてきた中1なら中1の夏休みくらいは多少ダラけてもいい。部活三昧でもいい。
今まで何年間も夏休みを勉強に費やしてきたのだから。その権利はあるだろう。

だが中学受験をせず、小学生時代の夏休みも遊んで過ごしてきたのならもういいだろう。間違いなく高校受験があるのだから「いま理解しておくべきことは、今のうちにできるようにしておくべき」だ。

理解しておくべきことは
数学
・正負の数の計算(特に分数)
・文字式の計算

英語
・be動詞と一般動詞の違い(特に疑問文と否定文)
・単語を書けて、発音できるようになること。(特に一般動詞、曜日や月などスペルが長い単語)

この2つは絶対。
放っておいても「何とかなる」わけではなく、余計にひどくなっていくだけ。
虫歯の放置と一緒。
「まずい」と分かっているなら、徹底的に治療しておくべきだ。

中1の一学期は4か月弱しかない。このくらいの学習の遅れなら夏休みで充分取り戻せる。たとえ小学校時代の分数計算、小数計算が怪しいとしてもさかのぼる時間はある。

ただし、この夏休みを終えてしまうと取り戻せるチャンスは永遠にないと思った方がいい。
冬休みになれば、それまでに学習した内容はとうぜん増える。復習にも時間がかかるのに休みは2週間しかない。春休みも同様だ。
中2の夏休みは時間が取れるが、それまで1年4ヶ月も放置してきたことを40日間で取り戻せるだろうか。100%不可能ではないが、私は不可能だと思っている。

そんな努力ができる奴なら、そもそも中1夏休みにやっている。
努力する意思のない奴に期待はしない。

◆中1の夏休みはチャンス
2学期になると中学校は「できる奴」と「できない奴」に2分割される。
後者になったら前者になることは不可能だと思っていい。
前者から後者になることはあり得るがね。

「できる奴」でいれば、中学校の授業も定期テストもそれほど苦ではなくなる。高校進学後も同じだ。
「できない奴」なら授業は苦行の時間。定期テストは毎回、苦しみへのカウントダウンを味わわなければならない。高校に行ってもそれはリセットされず、むしろもっと苦しむことになる。

どっちがいいか。
キミがこの夏に選べばいい。
私だったら「できない奴」の苦しみを5年半味わうのはご免だ。
夏休み、たかだか2~3時間勉強するだけで今後ハッピーになれるならそっちを選ぶがね。

1学期の復習「数学」と「英語」
あとは「毎日同じ時刻に起きる」
これだけやっておけばまずは問題ない。

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