[2020年5月4日 更新]
先日、以下のTweetをした。都立青山高校、今春の大学"進学者数"を発表した。
これが我々の最も知りたい情報である。うれしい
多くは大学"合格者数"を見せる。これは目安にしかならない。
お利口な子ひとりで早慶上理の合格を5つ6つ稼ぐ。生徒の上位1割を鍛えれば見かけの合格実績は作れるからね。
http://aoyama-h.metro.tokyo.jp/site/zen/content/000390180.pdf…
午前11:30 · 2020年4月27日·Twitter Web App
まず「進学者数・進学実績」と「合格者数・合格実績」の違いはご存知だろうか。
知らない人は過去記事を読まれたい。
<過去記事:大学進学実績 と 大学合格実績は違う>
はっきり言って、「合格者数」なんてどうでもいい数字だ。
保護者が知りたいのは
その高校に入った後、ウチの子はどんな大学に行けるのかだろう。つまり「進学実績」や「進路実績」だ。
以下の高校は「卒業してどういう道に進んだか」、つまり進学実績を明確に公表している。
この点は、学力レベルの高くない高校の方がオープンなようだ。
"自称進学校"はまず100%、合格実績を出すからね。
大森高校
よく見ると、進学実績がすべてわかる。
青山高校
合格実績、進学実績どちらも載せている。この方法が最もありがたい。
千歳丘高校
一般入試での合格なのか指定校推薦なのかも細かく載っていてGood。
惜しむらくは、最新情報が2017年度入試という点。
深沢高校
「※合格実績ではなく、進学実績を記載」と明記している。
練馬高校
就職先とその職種も詳しく載っている。
田柄高校
いい。大学は入試形式も載っている。
就職先・職種だけでなく、就職経緯(学校経由か縁故かなど)も詳しく載っている。
井草高校
合格者数と進学者数の併記だけでなく、実合格数を出している。
例えば青山学院大は17の合格があるが、合格した人数は14名。複数回合格した生徒がいたということ。
板橋高校
いい。大学は入試形式も載っている。
男女別になっているのがなお良い。
足立新田高校
専門学校や就職先もすべて書いている。
竹台高校
葛飾野高校
目黒高校(5/4追加)
◆最悪のケース
「進学実績」「進路実績」と言っておきながら、「合格実績」を載せているのは最悪。
・見かけの数を大きく見せようとしている
・進学実績と合格実績の違いを知らない
のどちらかだから。
合格数や合格延べ数を見せても、進路を見せたことにはならない。
例:A大学に3名が2学部ずつ合格した。合格数6。だが3名とも別の大学に入学した。進学数0。
駒場高校
向丘高校
上野高校
江北高校
足立高校
渕江高校
足立西高校
青井高校
城東高校
墨田川高校
飛鳥高校
忍岡高校
◆別の意味でがっかり
小松川高校のHPはがっかりした。
「令和2年度(2020年度)大学入学等の結果PDF(192.6 KB) 」を見てほしい。
わざわざクリックさせて、これはない。
篠崎高校
平成28年度、30年度は載っている。29年度は何があったのか。
今春の結果はまだしも、2019年春の結果すら載っていない高校もあった。
自分の通っている高校がそうだったら、キミが言ってあげて。
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