都立に入る!

本を読むということは〇〇 つづき

[2023年7月5日 更新]
前回に続き、本を読むことのメリットをお伝えする。
当たり前だが、中学生のキミが本を読もうと読むまいと私には一切の影響はない。
年寄りのざれ言と思って読まれたい。

◆理由2 文を読むスピードが速くなる
高校受験の合否はテストのデキで決まる。
その入試問題を解くためには長い文章を読まねばならない。文を読むスピードが速いほど、考えたり計算したり字を書くための時間を確保できる。端的に言えば速く読めるとテストで有利になる。
反論の余地はあるまい。

速く読むためのトレーニングとして読書してもいいが、難しいことを考えずに本を読めばいい。多く読む経験を積むほど、徐々に読むスピードは上がっていく。
速読トレーニングの読書は面白くない、と私は考えている。


◆理由3 知らない世界を知る
本の世界は広い。文化、自然、科学、娯楽、ビジネス、宗教など世界中の情報を手軽に知ることができる。自分の世界が広がるのだ。
現在のことだけでなく、戦前のこと、明治時代、江戸時代…など過去のことも知れる。
また普通に暮らしていたら自分には縁の無いような世界も知れる。王侯貴族、ストリートチルドレンがどう暮らしているのかなども。

全ては事実とは限らない。
本であってもウソは混じっているし、そもそも作り話(フィクションという)もたくさんある。
自分で「何が自分の信じるものなのか」を考えられるようになる。これが存外に大きい。

ネットで見聞きした情報を大量に入手し、「知っていること」を自慢する人間がいる。
私はそれよりも「自分で考えられること」ができる人間の方が、よっぽど重宝がられると思っている。

自分で考えるためには教養がいる。
本は教養を身につけるのに、現時点では最適なツールではないだろうか。

本。
こんな便利なものをわずか1,000円前後でいくらでも買うことができる。
あまつさえ図書館に行けば無料で読み放題。家に持ち帰ってもいい。年に何十冊も借りたとしてもおとがめなし。

読まない理由が、私にはさっぱり分からない。
私は引き続き、本を読み続けるだろう。

都立に入る! Twitter そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ

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