都立に入る!

ウサギとカメ

[2021年4月6日 更新]
私が4月、受験生にしている話を今回は皆さんにお伝えする。

◆ウサギとカメ
「ウサギとカメ」という童話を聞いたことがあるだろう。

ではなぜウサギが負けたのか。
「競走相手のカメが遅いので、ウサギが油断したから」
悪くない回答だ。

では、なぜカメが遅いとウサギは油断するのか。

ウサギはカメに勝つことを目標にしたからだ。
カメのことばかりを気にして、ゴールを全く見ていなかった

一方、カメはどうだろう。
対戦相手のウサギを見てはいない。ただゴールだけを見て進んだ。
ゴールに到着することを目標にしたのだ。
カメは相手がウサギだろうがチーターだろうがカタツムリだろうが関係ない。自分のゴールだけを見て、努力し続けた。結果として競走に勝っただけ。

◆都立高校受験は競争ではない
都立高校受験は、300名程度の定員に400~500人の受験生が集まる。
だから他の受験生に勝たなきゃダメじゃないかと思うかもしれない。でもそれは違う。

都立高校受験は受験日が決まっている(来春の日程は未公表だが、おそらく2022年2月21日だ)
そして、合格するためのおおよその総合得点(調査書点+テストの点)も分っている。ゴールは見えているのだ。

だったら、キミは周りの子を見る必要はない。
受験日にその総合得点を超えるような準備を、今できることからやればいいだけ。
今できることとは、1学期の通知表で目標とする調査書点を超えることだ。

だから、今の時点で志望校がないのは異常。
仮でもいい、複数あってもいい。志望校を決めろ。

そうすればゴールとなる調査書点の目安が分かる。
その目標に到達しようとする意欲もわく。


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