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塾の宿題を忘れたら22時まで居残り

[2022年10月12日 更新]
塾講師の方に質問。
皆さんの塾では、生徒が宿題を忘れた場合にどのような対応をされるだろうか。
・叱りつける
・優しくたしなめる
・見逃す

こういったところだろうか。
その上で、
・居残ってやらせる
・翌日に提出させる
・次回の授業時に提出させる
・放置
といった対応を取るのだろう。

今回はウチの塾での対応とその理由をお話しする。

◆塾法にのっとる
私の塾では「塾法」がある。
大抵の塾では教室のルールがあるだろう。「遅刻をしない」とか「携帯電話を使わない」とかそういったものだ。

ウチの塾は違う。あらかじめ「塾法」というものが存在し、それを犯したものは、それに応じて定められた罰を受けることになる。

あえて罰という。
成績を上げるためのことと反対のことは「塾法」に触れる。
触れた場合は、多少はマシになるであろう処置をする。

例えば、宿題に関しては以下の塾法が適用される。
(1)宿題を忘れた場合、その理由にかかわらず提出期限の直後に居残って完了させること。22時を過ぎても終わらない場合は翌登校日までに提出する。翌登校日も提出できない場合はその日の22時まで実施する(以後くり返し)
(2)授業欠席した場合は、翌登校日までの提出でよしとする。そこでも提出できない場合は(1)を実施すること。
(3)指定された範囲まで終えていない、中途半端なものは宿題をやったこととは認めない。指示された通りに実施すること。
(4)保護者から「宿題をやらせないで欲しい」という申請があった場合は、この限りではない。申請は文書、メール、LINE等の文面のみ許可する。口頭での申請は不可。
この場合「宿題をやらせてほしい」という撤回は、塾長が認めた場合のみ有効とする。
(5)宿題の実施状況を鑑み、塾長から「宿題を出さない」という処置をすることがある。3回連続での宿題忘れ、またはそれに類する行為にて発動する。
保護者、生徒はこれを拒否できない。


塾に入る前に塾法は説明する。
塾に入った際にこの書面をお渡ししている。
他にも「遅刻について」「進路調査について」「復習テストについて」「定期テストについて」など100以上のルールを明文化している。

理由は簡単。マトモにやらない子の対応が面倒だからだ。
時間は有限である。ならばマトモにやっている子に時間を割きたい。
そうでない子の対応に時間を使うのはお互いに不幸だから。

塾に入る前に本人、保護者が同意しなければ入塾はお断りしている。
この程度でひるむような覚悟なら、どうせ長くは続かない。

お互いに幸せになるために塾法は必要だと思っている。

アナタの塾には、明文化された塾法はありますか?

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