[2020年4月9日 更新]
区立中学校はいずれも、新学期の開始を5月7日以降に延期した。
どたん場での決定であり、中学校の先生もてんやわんやだっただろう。
入学式を延期したところもあり、4月早々いったい何をしたらいいのか分からない中学生が大量にいるはず。
今どんな勉強をしておくべきか。
1か月後、中学校生活を最高の状態で始めるための方法を話したい。
困った中学生の顔など見たくないから。
◆予習せよ
普段なら、忙しい中学生が予習をするなんてほぼ不可能だろう。
が、今ならできる。
特に英語は音読と単語を書けるようにしておくだけでいい。
この2つがばっちりなら、通知表が3以下になることはまずない。
加えて数学。
どの学年も1学期は計算中心。これをより速くより正確に。そしてより美しくできるようになっておきたい。
中3なら
因数分解や乗法公式の展開は、書くスピード以上の速さで答えを出せるように。
√の簡約(√20を2√5にする、など)も即答できるように。
それぞれ1日で充分可能だ。
そしてその能力は高校受験まで有効。やらない手はない。
◆理科・社会は後回し!?
結論から言えば、理科・社会・国語は後回しでもよい。その分の時間を英語・数学に割く。
暗記科目はテストに近い時期の方が時間を有効活用できる。
テスト直前期に英語数学をやらなくても済むくらい、今のうちに力をつけておこう。
◆何をやるか
中学校のワーク・ドリルがもらえたならそれを最優先。
それも終わったら教科書の問題を解いておく。
ただし、回答のない問題集ならやらない方がいい。採点できなければ問題を解くのは時間のムダだから。
さらに時間が余るのなら、スタディサプリなどの通信講座でどんどん先取りをしてしまえばいい。2学期内容に入ることだって可能だ。
スタディサプリは2週間ならタダなので、2週間だけ使いまくって解約しても構わない。
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