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新宿高校と国分寺高校の今後

[2020年4月7日 更新]
都立の進学指導特別推進校である新宿高校と国分寺高校。
7つある進学指導特別推進校のうち、単位制で自校作成校なのはこの2校だけ。

しかし、倍率には大きな差がある。
その最大の理由は「通いやすさ」だろう。

その名の通り、新宿高校は新宿にある。
新宿駅と言えば世界一の乗降数を誇るターミナル駅。
JR線、東京メトロ丸の内線、都営地下鉄、京王線、小田急線が乗り入れる。巨大な駅だ。
JRだけで16番線まである。 
西武新宿線の西武新宿駅からはやや遠いが、通えない距離ではない。

国分寺高校も国分寺駅が最寄駅。
国分寺駅はJR中央線と、西武多摩湖線・国分寺線が通っている。
とは言え、通いやすさで比べれば新宿の圧勝だろう。

◆倍率は下落の一途

過去9年間の一般入試、実倍率をまとめた。
都立全体の倍率が下降気味であり、新宿も国分寺も順当に(?)倍率を下げている。
2020年度の実倍率は、過去9年でワースト。


グラフにすると、こんな具合。
2017年度でやや盛り返したが、そこからはイマイチ。
隔年現象で2021年度は倍率アップも考えられる。

それも、今春の大学合格実績に影響されるだろう。
残念ながら、まだ両校とも今春の結果は発表されていない。
西高校や国立(くにたち)高校はもう発表していますよ。
待ってます。

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