いつもはひっそりとしている唐崎神社だが、この日ばかりは大勢の参拝客が。。。
唐崎神社は日吉大社の摂社(本社ゆかりの神様が祀られている神社)で近江八景「唐崎の夜雨」や松尾芭蕉が詠んだ「辛崎の松は花より朧にて」の松で有名ですが、ちょうど近所の市民センターから無料送迎バスが出ていたので、毎年7月の28,29日に行われる「みたらし祭」に行って来ました。 普段から俗世にまみれて生活をしているので、たまには気分だけでも清らかにならないと・・・という訳です。
ちの輪。 先ず左回り、次に右回り、最後に正面に抜けるのが正しいくぐり方。
この唐崎神社は「下の病」の予防、治癒に霊験があるといわれていますが、みたらし祭の両日は境内に「ちの輪」が設けられており、折角なのでこの「ちの輪」をくぐって身を清め、この夏を元気で乗り切れるようにお祈りしておきます。 だいたい神社関係はお守りなども有効期間は1年とされているので、一度のお参りでこれからずっと元気で・・・などと強欲なお願いをせず、毎年、一年の感謝を込めてお参りにこないといけないということのようです。
神社の前には「かぎや庄兵衛」というみたらし団子屋があって、この日は商売繁盛。
芭蕉の句碑と後ろに見えているのが唐崎の松