Color Pencil

大人の塗り絵と写真、減塩生活

『フラワーズ』花のモチーフ:ホルベイン アーチスト色鉛筆 パステルトーンセットを買ったので

2019-08-19 16:47:04 | 大人の塗り絵

 

 

日本製の色鉛筆として評価が高いホルベイン アーチスト色鉛筆から、

パステルトーンセットが12色と50色の2種類出ています。

ホルベインの色鉛筆は使ったことがなかったので、お試しも兼ねて

12色のパステルトーンセットを買ってみました。

なかなか使う機会がなかったのですが、今日から始まるはずの

仕事の予定が後ろにズレて、急に暇になってしまったので

ジョハンナさんの『フラワーズ』から、簡単な図柄を塗ってみました。

(実は、昨日の夜から取り掛かってましたがw)

上の絵は、この12色だけを使って塗りました。

 

塗り心地というか、描き心地は、評判どおり滑らかで、芯も折れにくいのですが

私自身が柔らかい芯の色鉛筆の使い方がヘタ(&ちょっと苦手)なので、

びっくりするほど使いやすいとまでは思いませんでした。

でも、混色や重ね塗りがしやすくて、濃い色の上に薄い黄色なんかもよく乗ります。

軸の色と実際に塗った色とに大きな差もなく、悩むこともありません。

 

 

パステルトーンセットのケースは、こんなです。

 

中はこんな ↓ です。

上の絵を塗るのに、ダーウェントのスーパーポイント ミニ シャープナーを

使って削って、上の絵を塗り終わった後の状態です。

ホルベインの色鉛筆は、単色で買うことができるので、パステルトーンに限らず

例えば、基本色を買って、あとは好きな色を買い足すということもできます。

カワイイ系やふんわり系な図柄を淡い色合いで塗りたいときは、12色でも

間に合いそうですが、50色セットは眺めてるだけでうれしくなりそうです。

 

 

ごくごく個人的な感想ですが、このセットがもうすこし淡い色のセットだと

いいのになー、と思います。

 

 


ホルベイン 色鉛筆12色パステルトーンセット
ホルベイン画材
ホルベイン画材

 

ホルベイン 色鉛筆 パステルトーンセット 50色 紙函 20936
ホルベイン画材
ホルベイン画材

 

フラワーズ 花を彩るぬりえブック
西本 かおる
グラフィック社

 

ダーウェント スーパーポイント ミニ シャープナー 2302000
Derwent
Derwent

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


『フラワーズ』睡蓮鉢(かな?):リラ・レンブラントポリカラー

2019-08-16 16:46:05 | 大人の塗り絵

 

夏休みの宿題wじゃありませんが、お盆休み中に

1つはなにか仕上げようと思っていた一枚ができました。

何か夏らしい図案がいいなと思ったので、金魚の図案と少し迷って、

『フラワーズ 花を彩るぬりえブック』の睡蓮鉢(かな?)にしました。

ちょっとオリエンタルな雰囲気にしたつもりw

 

使った色鉛筆は、先日購入したリラ・レンブラントポリカラーです。

この色鉛筆の試し描きも兼ねた一枚です。

 

この色鉛筆は、芯が細めでしなやかなので、細かい部分も塗りやすいです。

どちらかというと、ダーウェントのような硬くてカサカサした

描き味ではなく、プリズマカラーやポリクロモスに少し似ている感じ。

色によって多少違いますが、意外にペッタリ付いて塗りやすいです。

見た目からすると、ほんとに「意外に」と言いたくなるんですw

色合いは、プリズマカラーほど派手ではなく、ダーウェントほど渋くなく

ポリクロモスほど優等生ではないといった印象です。

 

ただ、使っているときに、芯の色と実際に塗った色とが

違う色が多いですw

白木の軸に、お尻の部分だけ色が付いていますが、

その色もあまり当てにならないw

不便といえば不便ですが、その点は使って慣れるしかないと思います。

が、しかーし、とても気に入りました。

気持ちよく色が付いていく感じや、全体の色がまとまっていて

使いやすいところや、それぞれの色も好きなところ、などなど。

次はまた、ぜんぜん違う雰囲気の絵も、これで塗ってみたいと思います。

 


 

LYRA リラ・レンブラントポリカラー高級耐水性色鉛筆 72色セット No.2001720 [並行輸入品]
LYRA
LYRA

 

フラワーズ 花を彩るぬりえブック
西本 かおる
グラフィック社

 

 

 

 

 

『若冲 ぬりえ どうぶつえん: Jakuchu Zoo Coloring Book (小学館アートぬりえBook)』

2019-08-11 14:05:47 | 大人の塗り絵

 

 

本日、最後は若冲です。

この本だけは、他の3冊(ミュシャも入れてね)とは構成が違っていて、

「『鳥獣花木図屏風』がぬりえになった!」と書かれているとおり

この一枚の絵をいくつにも分割して、各部分の格子の大きさ(つまり縮尺)も

変えてあります。

なんだか不思議な構成です。

どうしてこうしたんだろう?と思います。

きれいに切り離せる本なので、各部分が全部同じ縮尺なら、

全部塗り終えたときに一枚の絵としてつなぎ合わせるとか

(やるかやらないかは別としてw)

できただろうに、と思わなくもないです。

 

それはともかく、各部分の線画は升目の上に描かれているので

升目を使って遊ぶ塗り方もできると紹介されています。

 

塗り絵のページは、こんな感じ。

 

 

 

 

実は、この本の中身を画像検索したときに、虎の顔のドアップのページばかり

いくつも見つかっていたのですが、まさかこういう構成とは知らず…。

この本が届いた後に、あの絵は間違いなくこの本だったのねと思った次第。

若冲として、ではなくて、独創性を試される塗り絵wとして見ると

面白いかもしれないなと思います。

 

さて、お盆休み、一枚ぐらい何か仕上げられるでしょうか。

 


若冲 ぬりえ どうぶつえん: Jakuchu Zoo Coloring Book (小学館アートぬりえBook)
山本 毅
小学館

 

 


『国芳 ぬりえワンダーランド (小学館アートぬりえBook)』

2019-08-11 13:54:58 | 大人の塗り絵

 

 

お次は歌川国芳でございます。

猫や蛙や金魚がいっぱい出てきますw

 

こちらも、最初のページはシール。

 

そして収録されている絵の紹介ページ。

 

そして塗り絵のページ。

 

 

 

暑気払いに良さそうなヒーロー絵やゆるキャラ絵の数々。

それから、猫好きの方々に好まれそうな絵も収録されています。

 


 

国芳 ぬりえワンダーランド (小学館アートぬりえBook)
小学館
小学館

『北斎 ぬりえミュージアム: The Hokusai Museum Coloring Book (小学館アートぬりえBOOK) 』

2019-08-11 13:41:56 | 大人の塗り絵

 

先日のミュシャの塗り絵本があまりに良くできていたので、

北斎、若冲、国芳も買ってしまいました。

3冊もあるので、ざっくりのご紹介。

 

まずは、北斎から。

最初のページにシールがついています。

なんでシール?

 

収録されている絵の数々を紹介したページ。

 

 

そして塗り絵ページ。

 

 

 

 

このシリーズは、本当に紙も印刷も線画も素晴らしいです。

塗り絵をしなくても、本好きの人は食指が動くかも。(←本好きの人w)

本の名前に英語のタイトルが入っているのは、

海外の北斎ファンを視野に入れてるのでしょうか。

 


北斎 ぬりえミュージアム: The Hokusai Museum Coloring Book (小学館アートぬりえBOOK)
高橋 亜弥子
小学館

 


キャンプの絵、右側をリラ レンブラントポリカラーで

2019-08-07 16:59:03 | 色鉛筆とその周辺

 

先日からボチボチと塗っていたキャンプの絵、

(本は『Mein Spaziergang durch die Jahreszeiten: Ausmalen und durchatmen. Die schoensten Motive』)

左側をプリズマカラーで塗っていたのですが、

最近買ったリラ レンブラントポリカラーの試し塗りを兼ねて

この絵で使ってみたくなって、右側をリラで塗ってみました。

背景に3つ山があって、その真中の山から大体右側が

リラで塗った部分です。

左側は、キャンプファイアーの炎が少し映った感じを

出してみたくて、黄色を重ねたりしているのですが

あまり上手く行ったとは言えないw

右側は、リラの色合いを探りつつ、ベタ塗りです。

 

左側(↓)は、随所でプリズマカラーの柔らかさが

仇になってるなと思いますが、実際の本は小さいので

実物ではあまり目立たないかもw

 

右側(↓)は、左側よりこじんまりとまとまっている感じ。

 

 

色のビビッドさというか、くっきり感では、やはりプリズマカラーに

軍配が上がると思いますが、リラの方がアラが目立たないw

 

でも、やっぱりというべきか、予感どおりというべきか

リラ レンブラントポリカラーがすっかり気に入ってしまいました。

硬さは、ダーウェント アーチストとダーウェント カラーソフトの

間ぐらいで、芯が細いのに弾力性があるのか、ツンツンに尖らせて

使っていたのに、一度も折れませんでした。

芯が細いので、細かい部分や線の際は塗りやすかったです。

 

色合いですが、とても不思議な色が2本ほど。

グレーグリーンという色とスカイブルーという色は、

芯の色から期待する色よりずっと薄い色が付きます。

上の絵で言うと、一番右の山の地の部分がグレーグリーンで、

一番右の雲の縁取り部分がスカイブルー。

色が出ないのではなくて、やたらと薄い色なのですが

あえて言うなら蝋多めな感じというか、塗っているときの

感触が他の色とすごく違います。でも、使いやすい色です。

他の色も、素直でストレートな色合いというよりも、

ほんの少しひねりの入った色という感じがします。

 

あ、1つ難点を言えば、色によって芯の硬さが多少違います。

(どんな色鉛筆でも、多少ありますが)

あと、軸に色が塗られていないので、色を選びにくい場合が

あるかもしれません。

(私の場合は、芯を上にしてマグカップなんかに立てて

使っているので、あまり関係ない)

 

それから、実は先日は気がつかなかったのですが(笑)

リラは72色セットの色鉛筆に、SPLENDER(スプレンダー)

という無色のぼかし用と思われる鉛筆が2本ついてきます。

説明を読んでみると、色を塗った上からこれでこすると

艶が出る的なことが書いてあるのですが、試してみても

いまいちはっきりした効果はわかりませんでしたw

ブレンダーのような感じもするのですが、たいして混ざらないw

そのうち、これだ!という使いみちがわかる…かどうかw

次は、リラでミュシャかお花系を塗ってみようと思います。

 


LYRA リラ・レンブラントポリカラー高級耐水性色鉛筆 72色セット No.2001720 [並行輸入品]
LYRA
LYRA

 

Mein Spaziergang durch die Jahreszeiten: Ausmalen und durchatmen. Die schoensten Motive
Rita Berman
Luebbe

 

 

 

 

 

 


『ミュシャ ぬりえファンタジー (小学館アートぬりえBook)』

2019-08-07 15:11:57 | 大人の塗り絵

 

 

アルフォンス・ミュシャの塗り絵本を買いました。

ミュシャ ぬりえファンタジー (小学館アートぬりえBook)』です。

ミュシャの塗り絵本は、他にも何冊か出ているようです。

届いた本を開いて、思わずうっとりしてしまいました。

紙はどうかというと、厚手で滑らか、水彩でも大丈夫そうな

上質の紙が使われています。

 

もう、印刷も本の作りもとても綺麗。

塗り絵は切り離せるようになっている右側だけに印刷されていて、

その裏には絵の説明。

本当に、とーっても綺麗な本です。

 

最初の数ページには、ミュシャの紹介や収録されている絵が

掲載されています。

 

塗り絵は、こんな感じ。

 

 

 

上の絵の裏には、下の写真のように絵の説明が書かれています。

 

1枚1枚のページは、簡単に外せる(切り取るのではなくて)ので

気をつけないと、全部ハラハラと分解してしまいそうですが、

あまりにも綺麗な本なので許す(笑)

 

後ろの方には、ポストカード、しおり、ビスケットの箱なども

塗り絵として収録されています。

それから、スラブ叙事詩の絵が2枚、見開きのサイズで

収録されていて、それらも裏側は塗り絵になっていますが

これは塗るためと言うより、そのまま飾るためかも。

 

カラーページのオリジナルを参考にして塗るのもよし、

オリジナルに関係なく、自由に好きな色で塗るのもよし、

「ミュシャは嫌い」という人でなければ、塗り絵が好きな人

みんなにお勧めしたい1冊です。

 

同じ「小学館アートぬりえBook」シリーズで、若冲、北斎、

国芳も出ているので、全部買ってしまおうと思いました。

いつ、どんなふうに塗るかは、後で考えるーw

 


ミュシャ ぬりえファンタジー (小学館アートぬりえBook)
小学館
小学館

 

 

 

 

 


LYRA リラ・レンブラントポリカラー高級耐水性色鉛筆 72色セットを買いました

2019-08-03 15:33:55 | 色鉛筆とその周辺

 

前からほしいなと思っていた色鉛筆を買いました。

今日は、前からほしいなと思ってた特集なのかw

リラ・レンブラント・ポリカラー 72色、ドイツ製の色鉛筆です。

ドイツ製といえば、ファーバー・カステルが有名ですが、

こちらの色合いの方が好みに合いそうに思えたので

前々から、いつか買おうと思っていました。

 

上の紙箱を外すと、下から金属の箱が出てきます。

 

質実剛健なというか、シンプルな銀一色の金属の箱です。

こういうのに色鉛筆が入っているというセンスは好き。

 

しかーし、残念なことにこの箱の表面がボコボコ。

何か四本脚の重いものを置いていたのでしょうか。

それから左上の角も凹んでいます。

こういうの、とってもがっかりしちゃうんですが…。

気を取り直して蓋を開けると、少し細めの軸の色鉛筆が

2段になって入っています。

 

 

実はまだ試し描きをしていないのですが、この色合いは

(私としては)多分、使っていて楽しくなると思います。

グリーン系とブルー系が充実してる感じも嬉しいです。

前の記事で紹介した『Enchanted Fairies』の絵や

ファンタジー系の絵に合いそうに思います。

暑さでダダ下がりしているモチベーションが、この色鉛筆で

ググッと上がってくれるといいんですがw

ということで、レビューはまた後日改めて。

 

いやもう、ここのところ、本当に暑いですね。

熱中症にならないように、どうぞ涼しくしてお過ごしくださいね。

(末尾になりましたが、↑ 暑中お見舞の挨拶でした)

 


 

LYRA リラ・レンブラントポリカラー高級耐水性色鉛筆 72色セット No.2001720 [並行輸入品]
LYRA
LYRA

 

 


洋書塗り絵『Enchanted Fairies Coloring Book』Josephine Wall著

2019-08-03 14:38:50 | 大人の塗り絵

 

 

暑さで何をする意欲も低下中の今日このごろ。

前々から気になっていた洋書塗り絵を買ってみました。

『Enchanted Fairies Coloring Book』、著者はJosephine Wallさん。

この表紙の絵を見て、綺麗だけどこんな絵ムリーと思っていた一冊です。

値段も、少々高めだったし。

実際に手にしてみると、思っていたのとはかなり違いました。

紙はわりと厚手でなめらか。洋書によくあるやや黄色がかった紙です。

絵は右側の片面だけに印刷されていて、左側にはその絵の説明が

書かれています。

塗り絵は全部で45枚で、ざっと見たところでは細かい図案が多いです。

 

写真は細い線がボケてしまいましたが、中はこんな ↓ ふう。

 

 

表紙の絵は、塗り絵としてどうなっているのかというと、これ ↓ です。

 

 

なんか、すごーく違う(つまり塗り方が上手)と思いましたが、

表紙の絵だけ見ると無理そうに見えても(塗り絵本に見えませんw)

細かい部分まで描かれているのなら、塗るのも不可能ではないっ!

 

著者の画集やカードなんかも出版されているので(Amazonで入手可能)

表紙の絵のように塗りたい場合は、それらをお手本にして

塗るのもアリかと思います。

 

他の絵は、下のような感じです。

 

 

 

 

これ ↑ も細い線がボケていてわかりにくいのですが、

(なんだか、今回の写真はこんなのばっかりですみません)

すっごく細かい図案ですが、でもちゃんと塗り絵になっています。

裏表紙は、こんな ↓ です。

サンプルのように並んでいる絵は、何で塗ってあるんでしょうね?

パステル?かな?(自信なし)

 

 

妖精たちの顔は、そのまま塗るとのっぺりしそうな線画なので

ちゃんと凹凸を考えて塗らないと、やたら大顔になったりしそうです。

(妖精の塗り絵なので、毎ページもれなく妖精が描かれています)

ファンタジー系の絵が好きな私としては、好みの絵も多くて

どれから塗ろうかな、と楽しみな一冊です。

 

1つだけ気になったのは、長い間陳列棚にでも置かれていたのでしょうか

ほんのり、うっすら、紙の周囲が黄ばんでいるように見えることです。

先日の中国塗り絵ほどじゃないんですけど…。

古書ならともかく、新品の本はちゃんと黄ばんだりしないように

保管してほしいものです。

 


 

Enchanted Fairies Coloring Book
Josephine Wall
Llewellyn Worldwide Ltd