減塩醤油と酢と辛子に椎茸の戻し汁なんて使えば、冷やし中華のタレは
美味しく作れそうですが、昨年は食塩無添加の中華麺が見つからなかったので、
冷やし中華は保留にして、よく素麺を食べてました。
麺類は、作るときにけっこう食塩を使うそうで、素麺もなかなかの塩分です。
乾麺に含まれている塩分は茹でるときに溶け出して、1~5割程度に減るそうですが、
それにはたっぷりのお湯を使わないといけないんだそうですが…。
できれば暑い夏には、火を使う時間をできるだけ短くしたい。
そこで、昨年は食塩無添加とか食塩不使用とかの素麺が活躍しました。
もちろん今年も、すでに活躍しています。
昨年の夏は、まだペースメーカーを入れて3~4か月の頃で、薬も調整中でしたし、
1日3食ちゃんと食べていましたが、あれこれレシピを考える余裕もなく、
塩分を考えずに茹でて食べられる素麺と、塩分がわかっている減塩出汁醤油と
冷水とか椎茸の戻し汁で作るつけ汁は、暑い時期にとっても助かったのでした。
減塩素麺の味はどうかというと、食塩なしでよくぞここまでと思える麺です。
メーカーさんの技術力にバンザーイ!なのですが、つるつるっとしたのどごしは
少し物足りないかもしれません。
そして茹でて冷水で締めると、ちょっと固くなる感じ。
あくまでも個人的感想ですが、それも氷水でよく冷やせば、あまり気になりません。
で、今年はナスを半分ほどゴマ油で炒めて、それに椎茸の戻し汁、減塩の出汁醤油を加えて、
減塩つけ汁を作るのが気に入っています。
ナスを炒める前に千切りにした生姜を入れたりもします。
ナスと鶏胸肉とか豚肉と椎茸と生姜なんていうのも美味しいです。
具を色々入れるときは、前日に作って冷やしておくと具材に味がしみて美味しさ倍増!です。
減塩出汁醤油を割る椎茸の戻し汁や冷水の量は、お好みで~ですが、
私は大体、減塩出汁醤油の2~4倍にしています。
私が常備している減塩出汁醤油は、鎌田醤油の「低塩だし醤油」で塩分8%。
これを一人前20cc(大さじ1+小さじ1)使うと、塩分1.6グラムなので、
素麺が食塩不使用なら、ナスや鶏肉を炒めるときに、ほんのひとつまみの塩を使っても、
1食2グラム以内におさまります。
ものすごーくお腹が空いている場合、食塩不使用の素麺なら何束食べても大丈夫です(笑)
ただし、1食2グラム以内にするのであれば、つけ汁がなくなっても足してはダメです。