※長～いソフトクリーム、600円。なかなか美味だったのでオススメだけど、早く食べちゃわないと溶けてきて大変よ。
「めざめの方舟」で思いっきり脱力感を味わったあと、今度は外国のパビリオンを見て回ることにした。もちろん、入場待ちの列ができているところは飛ばす。入ったのは、サウジアラビア館、カタール館、イラン館、バングラデシュ館、パキスタン館、スリランカ館、中国館、ブータン館、中央アジア共同館、ネパール館、インド館、キューバ館、ドミニカ館、国連館（書き忘れてるところもあるかも）。はっきり言って「単なる物産展ちゃう？」「文化祭の模擬店レベルじゃん」と思えるものもあった……というか、それが過半数だった。でもまあ、そういう素朴な雰囲気は決して嫌いじゃない。というか「めざめの方舟」を見たあとなら何でも楽しめる。
インド館の2階は、まさに土産物売り場。高価なのかどうか分からない彫刻物や宝飾品が幾つも並んでいる。おかしかったのは、どう見ても生粋のインド人さんが流暢な日本語で「はい、いらっしゃいませ～」と呼び込みしていたこと。アンタ、それは逆効果だって。わざとでもいいからカタコトで話さにゃ。
ドミニカ館では、陽気な音楽に合わせて人々が踊っていて、その後ろに売店があるだけ。簡素だけど楽しそうな雰囲気だ。しかし、その売店で「冷凍マンゴー」を買ったら、売り子のお姉さんが無愛想すぎ。疲れてたのかな？ 冷凍マンゴーの味も今ひとつ好みに合わず。
そのあと、あわよくば「大地の塔」に入ろうかと思ったが、やはり整理券配布は終わっていた。「冷凍マンモス」は券がなくても並べば見られるとのことだったが、長蛇の列ができていたので即座に引き返す。延々と並ばされるのは、とことん真っ平なのだ。
そろそろ瀬戸会場へ行こうか。で、それからまた戻ってきて、残りの海外館を見て回ろう。そう思った僕らは、長久手会場と瀬戸会場を結ぶ「モリゾー・ゴンドラ」の発着場へ向かった。そして、この日一番のスリリングな体験をすることになる。
＜つづく＞
