●WEAVER
ボーカル兼キーボード、ベース、ドラムの3人組バンド。なんとギター不在だけど、サウンドに物足りなさは感じられない。メロディアスでありながらパンキッシュな面もあって、なかなかの存在感。
3人とも、いかにもフェミ男（って死語？）っぽい外見なのだが、演奏している姿は力強くてヤンチャっぽい。すぐにブレイクするかも。ただ、このバンド名、ちょっと覚えにくくない？
●近藤夏子
登場した途端、会場のあちこちから「可愛い！」という声。「木村カエラみたい」という声も聞こえた。うん、確かに似ている。というか、ほとんど同じ髪型じゃない？
キーボードを弾きながら元気いっぱいに歌う曲はどれもポップで明朗で、特に女性から支持されそう。『リハーサル』（この曲だけは僕も知ってた）を歌います、と言った時には女性の歓声がいくつか聞こえたので、彼女目当てで来ていた女性ファンも何人かいたんだろうね。
帰り際、物販コーナーに本人がいたので、最新アルバム『コンドウマニア4』を買っちゃいました。
●阿部真央
言うまでもなく、僕にとっての真打ち。今年中にもう一度ナマで聴けるなんて、もうそれだけで幸せですわ。しかも、いきなり『ふりぃ』！ この曲に出会えたことが今年一番のうれしい出来事だった……かも。続く『人見知りの唄』は、世の人見知り族全員が共感するであろう名曲。アルバムの曲順通りに聴けたこともうれしい。
新曲『いつの日も』は、しっとり聴かせる切ないラブソング。そして、ナマで聴くのは初めての『マージナルマン』。挑発的な歌いっぷりが最高にカッコいい！
『貴方の恋人になりたいのです』で再び会場がしっとりとしたムードになったあと、ラストはポップな『I wanna see you』。みんなでピョンピョン飛び跳ねながら阿部真央のライブは終了。楽しかったけど名残惜しい〜。
客席での知名度はイマイチだったようだけど、あちこちから「すごい」「上手い」という声が聞こえた。そして、本人退場後に司会者さんが「まだ19歳」と言うと、「えーーっ」というどよめき。ふっふっふ、阿部真央のスゴさを思い知ったか。
＜曲目＞
ふりぃ／人見知りの唄〜共感してもらえたら嬉しいって話です〜／いつの日も
マージナルマン／貴方の恋人になりたいのです／I wanna see you
あ、そうだ。途中で阿部真央が客席に配ったマシュマロ、幸運にもゲットできました。うれしい〜。記念に保存しておこうかと思ったけど、傷んだりしたらナンなので食べちゃいました。
●キマグレン
外は冬なのに、ステージ上は真夏のビーチ、もしくはリオのカーニバル、という感じ。とにかくもう、メインボーカル氏の満面の笑顔がまぶしい！ 盛り上げ上手でノセ上手のお祭り男集団でござんした。
●馬場俊英
ザ・誠実。ミスター善良。そんな風に呼びたくなるほど、優しく丁寧な歌声と喋り口調。物腰もひたすら柔らかく謙虚。ファンから強烈に支持されている理由が、よーく分かりました。男も惚れちゃう男ですね。
＊ ＊ ＊
というわけで、今年行ったライブは下記の通り。どれも楽しゅうござんした。
2／7（土） 甲斐バンド（日本武道館）
2／14（土） 小山卓治（名古屋・クアトロ）
2／21（土） 黒葛原りつ（ギター：田中一郎）（名古屋・アスナル金山） ※無料
4／18（土） クノシンジ（名古屋・テレビ塔の下） ※無料
5／30（土） ＜サカエスプリング2009＞（名古屋・栄地区のライブハウス）
歌姫楽団／ズータンズ／ジン／オレスカバンド／HALCALI／Michi／阿部真央
6／26（金） 吉井和哉（名古屋・センチュリーホール）
7／25（土） 小山卓治（名古屋・クアトロ）
8／16（日） ＜東海ラジオ開局50周年記念イベント＞ ※無料（抽選で招待）
松山千春／伊勢正三／下田逸郎／甲斐バンド／井上陽水／財津和夫
9／25（金） 福井大輔／鎌田ひろゆき／小山卓治 （名古屋・りとるびれっじ）
9／27（日） Perfume （名古屋・レインボーホール）
10／16（金） ＜回帰なロックンロールショー＞ （名古屋・クラブロックンロール）
ひらのあやか／ワゴンズ／トランプ／歌姫楽団／レッサーホース
12／24（木） ＜FM-AICHI開局40周年記念イベント＞ ※無料（抽選で招待）
WEAVER／近藤夏子／阿部真央／キマグレン／馬場俊英
