５年生になりました！

皆さんご無沙汰ぶりです・・・
前回のエントリーから気がつけばもうすぐ１ヶ月。

どーしてこんなに時が経つのが早いの
と、絶叫しそうなとんとんです。

さて、新しいカテゴリー【学校生活５年生】が加わりましたが、ぶーちゃんついに５年生に進級しました
クラスメイトは、変わらず。そしてクラス担任は去年ぶーちゃんのいる重複クラスに配属されていた、ピチピチ新任先生（２年目）が付いてくれる事になりました。

ピチピチ先生・・・去年の４月に新任で入ってきた時にはまともに挨拶も出来ず（どうも緊張しまくっていたらしい）、その後は長い事ぶーちゃんの洗礼を受けていた。

ぶーちゃんの洗礼っていうのはですね・・・実はぶーちゃん、凄く相手を見て態度を変えるんですよね。
ぶっちゃけ、教育実習で来る学生さんのように【若い】人は、自分より下と見なすのか全然いう事聞かなかったりするんですよ

そして、このピチピチ先生は非常に若く、可愛いタイプの先生でしてね。
ぶーちゃんは【このひと、いうこときかなくていいひと】と思っちゃったらしいのです。

そのこと自体は連絡帳などで話を聞いていたのですが、６月の授業参観で実際にぶーちゃんがピチピチ先生のいう事を無視したり、イラッと来て手を出したりするのを目の当たりにして、【アイタタタ～】と思った訳です。

ただ、確かにぶーちゃんに舐められる要素があったのも事実なんです。
誉める時は大げさに、怒る時は少し声を大きくして厳しめに・・・と、多少表現に変化が無いとぶーちゃん達の様な子には伝わりにくいんだけど、そういう意味でのメリハリがちょっと足りない感じがしたからかなぁ。

その事も含めて、あまりにぶーちゃんの態度が悪かったらちゃんと止めてもらって欲しいと、その後の個人面談の時に当時担任だったベテラン先生に打ち明けたんです。
もちろん、担任の先生も分かってはいました。でも、

「ぶーちゃんがピチピチ先生を無視したり、手を出したりする態度を私達が止めるのは難しくは無いんです。でも、そういう時の対処を覚えていくのも新人の先生にとっては大切な事だから、あえて私達は様子を見るようにしています。」

と、言っていたんです。

先生だって育てなきゃ一人前にはなれないんですよね。
そういう風に「育ててあげよう」と思う先生の一本芯の通った話を聞いてなるほど・・・と思いました。
そして、ピチピチ先生にとってはとても大変だろうけど、でも後で振り返ればとても貴重で大切なものを教え込まれた一年だったって気づく大切な一年になるだろうと思ったんです。

その後も、ピチピチ先生は個別の課題を作ってはベテラン先生にだめ出しされ、ぶーちゃんたちには振り回され・・・と、この一年あっちでも、こっちでもしごかれていました。

でも、少しずつ変化は現れる。
私が学校に迎えに行った時、私が「先生さようならは？」と言っても最初の頃は振り返りもしなかったぶーちゃんが、少しずつピチピチ先生にも頭を下げるようになり、何かを言われても手を出す事が減っていった。

そして２年目の今年。
クラス担任として挨拶をしたピチピチ先生は、1年前とは全然雰囲気も変わりとてもフレッシュでやる気の満ちあふれた顔をしていました。

ぶーちゃんを含めた３人を、ピチピチ先生は１人で今教えています。
この一年頑張った成果が出ているのか、最近の連絡帳に「私が用事を頼むと【あっ】と声を上げながらちゃんと手伝ってくれます。嬉しいです。」と書かれていた。

ほら、ちゃんと頑張った成果が出たでしょ？
先生良かったね

そんな風に新しい春を迎えたぶーちゃんです。
今年一年もたのしく過ごしてくれるといいなぁと思っています♪