最近、ぶーちゃんと似たようなのんびり成長中の息子さんを抱えるママさんのブログを見付けて足繁く通っていた私。
この間のエントリーで、もう少しで1歳半になる息子さんの今後の進路について保健士さんと相談したと書かれていました。
うちと同じで随分早くに診断が下ったようなので、ママとしても出来る限りのことはしてあげたいって思っていらっしゃるようなのです。
子どもの成長のために少しでも為になることがあったら、色々やってあげたい。通わせてあげたいって言うのは親として当然の気持ちだし、私も似たような気持ちでずっといたので痛いほどその気持ちが分ります。
でも、想像通りなかなか自分の思うようには事が進んでいかない様子です。
障害が重い子が優先、年齢の大きな子が優先、働いてないと駄目。
専門家の指導を早く受けた方がいいという意見をたくさん耳にするのに、なかなかそうは上手くいかないのです。
実は私もそうでした。
以前のエントリーでも書きましたがぶーちゃんが専門家の指導の元リハビリに通ったのは3才を過ぎてからのことでした。
それまでは特にそういうのを受けていなかったんですよね。
最初に地域の通園施設に行ったのは1才半の頃。
ここでは軽いカウンセリングの後、結果的にはやんわりとお断りされました。
理由は2つ。
1つは、「まだ小さい事」
通園施設はある意味集団生活の中で刺激を与えて発達を促すところなのですが、まだ1才半では集団による発達よりも親子での密接な繋がりによる刺激の方が子どものためにも良いだろうって事らしいんですよね。
2つめは「ここに通うと忙しすぎる」って事だったんです。
私は7ヶ月頃からぶーちゃんの発達に役に立てばと思い、月3回のリトミック教室に通っていました。
その他に、近くの児童館で子ども達にやっている「お遊び教室」に月3回。
要するに、一週間のうち既に2日間ぐらいは何かしらの「お遊びサークル」に通っていたんです。
で、たまたまだったのですが、週3回その通園施設に通うためにはリトミックを辞める必要があったのです。
そしてリトミックを辞めて通園に行くことになると、週に3回の通園+週に1回のお遊びサークル・・・週に4日はなんかしらの用事で出掛ける形になる。
この状況を知ると、やんわりと先生が止めに入ったんですよね。
まだ1歳半の子どもにこのスケジュールは忙しすぎるって。
地域の公園で遊べる、そしてサークルにも参加している。
それだけでも充分な刺激だから、そういうことを辞めてまでここに来る必要はないって先生は言うのです。
特別な事をする必要はまだないって言うことらしいんです。
「刺激を与える」という意味で、リトミックでもこの通園施設でもやっていることはそんなに変らないから、無理して環境を変える必要はないんじゃないかって事でした。
(ま、実際まだ1~2才のクラスはただ先生達と一緒に手遊びしたり体を使ってリズムをとったりとかって感じだけだったのでね。)
結局こうして唯一通ったのは2ヶ月に1回の言葉の教室(というよりは単なるカウンセリング)を受けるだけで、3才まで過ぎていきました。
結果的には良いこともあれば悪いこともありました。
悪いこととしては、地域の療育施設にまるっきり通わなかったので、私達には同じ様な悩みを持った友達が地域には一人もいません。
故に、地域での障害者に対する情報(お勧めの幼稚園や施設)などがとっても手に入りにくいです。
あと、同じ悩みを分かち合えないのが辛いところですね。
でも、その辺はネットを利用して顔が見えなくても同じように悩んでいる方々の話を聞くことで解消できたので何とかなりました。
良いこととしては、変な話ですが近所にママさん友達が出来ました。
近所の公園やサークルで知り合ったのですが、親同士が仲良くなったので子どもを抜きにしても楽しくしゃべれるのが凄く楽しいです。
確かにぶーちゃんと他のお友達はなかなか一緒に遊べないし、大きくなるにつれて子ども同士の関係は難しくなってきています。
それでも、一人の人間として身近に新しくできたお友達はなかなかにいいものです。
そしてぶーちゃんのことを小さい頃から知っているので、障害あるなしにかかわらず小さい成長も一緒になって喜んでくれます。
どうしても好奇の目で見られがちな私達ですが、体温を感じる場所に他の温かい目があるって事に凄く癒されることがあります。
これもぶーちゃんと一緒にあちこち参加していたお陰かな(笑)
そうやって考えると、ぶーちゃんにとって何か良いことがあったかと思えばそうでもないし、だからといって悪かったかと思えばそうでもないような気がする。
成長するのはぶーちゃんだけでなく、私もそうなのだ。
二人含めての成長の中で、私達が辿ってきた道は決して最高のものではないが、最悪のものでもないと今は思えるのです。
リハビリや保育園に入るタイミングが早ければ、私達は地域で孤立したままだったし、だからといって何もしなかったらぶーちゃんの発達を促すこつが私には全然分らずに終わってしまったと思う。
そして5才になった今、そこそこ成長を感じつつ暮らすことが出来るのだから、あの時無理して色々な物を捨てて通園しなくてもまぁよかったんだろうと思うのです。
ま、今だから言えることなんでしょうがね~(苦笑)
この間のエントリーで、もう少しで1歳半になる息子さんの今後の進路について保健士さんと相談したと書かれていました。
うちと同じで随分早くに診断が下ったようなので、ママとしても出来る限りのことはしてあげたいって思っていらっしゃるようなのです。
子どもの成長のために少しでも為になることがあったら、色々やってあげたい。通わせてあげたいって言うのは親として当然の気持ちだし、私も似たような気持ちでずっといたので痛いほどその気持ちが分ります。
でも、想像通りなかなか自分の思うようには事が進んでいかない様子です。
障害が重い子が優先、年齢の大きな子が優先、働いてないと駄目。
専門家の指導を早く受けた方がいいという意見をたくさん耳にするのに、なかなかそうは上手くいかないのです。
実は私もそうでした。
以前のエントリーでも書きましたがぶーちゃんが専門家の指導の元リハビリに通ったのは3才を過ぎてからのことでした。
それまでは特にそういうのを受けていなかったんですよね。
最初に地域の通園施設に行ったのは1才半の頃。
ここでは軽いカウンセリングの後、結果的にはやんわりとお断りされました。
理由は2つ。
1つは、「まだ小さい事」
通園施設はある意味集団生活の中で刺激を与えて発達を促すところなのですが、まだ1才半では集団による発達よりも親子での密接な繋がりによる刺激の方が子どものためにも良いだろうって事らしいんですよね。
2つめは「ここに通うと忙しすぎる」って事だったんです。
私は7ヶ月頃からぶーちゃんの発達に役に立てばと思い、月3回のリトミック教室に通っていました。
その他に、近くの児童館で子ども達にやっている「お遊び教室」に月3回。
要するに、一週間のうち既に2日間ぐらいは何かしらの「お遊びサークル」に通っていたんです。
で、たまたまだったのですが、週3回その通園施設に通うためにはリトミックを辞める必要があったのです。
そしてリトミックを辞めて通園に行くことになると、週に3回の通園+週に1回のお遊びサークル・・・週に4日はなんかしらの用事で出掛ける形になる。
この状況を知ると、やんわりと先生が止めに入ったんですよね。
まだ1歳半の子どもにこのスケジュールは忙しすぎるって。
地域の公園で遊べる、そしてサークルにも参加している。
それだけでも充分な刺激だから、そういうことを辞めてまでここに来る必要はないって先生は言うのです。
特別な事をする必要はまだないって言うことらしいんです。
「刺激を与える」という意味で、リトミックでもこの通園施設でもやっていることはそんなに変らないから、無理して環境を変える必要はないんじゃないかって事でした。
(ま、実際まだ1~2才のクラスはただ先生達と一緒に手遊びしたり体を使ってリズムをとったりとかって感じだけだったのでね。)
結局こうして唯一通ったのは2ヶ月に1回の言葉の教室(というよりは単なるカウンセリング)を受けるだけで、3才まで過ぎていきました。
結果的には良いこともあれば悪いこともありました。
悪いこととしては、地域の療育施設にまるっきり通わなかったので、私達には同じ様な悩みを持った友達が地域には一人もいません。
故に、地域での障害者に対する情報(お勧めの幼稚園や施設)などがとっても手に入りにくいです。
あと、同じ悩みを分かち合えないのが辛いところですね。
でも、その辺はネットを利用して顔が見えなくても同じように悩んでいる方々の話を聞くことで解消できたので何とかなりました。
良いこととしては、変な話ですが近所にママさん友達が出来ました。
近所の公園やサークルで知り合ったのですが、親同士が仲良くなったので子どもを抜きにしても楽しくしゃべれるのが凄く楽しいです。
確かにぶーちゃんと他のお友達はなかなか一緒に遊べないし、大きくなるにつれて子ども同士の関係は難しくなってきています。
それでも、一人の人間として身近に新しくできたお友達はなかなかにいいものです。
そしてぶーちゃんのことを小さい頃から知っているので、障害あるなしにかかわらず小さい成長も一緒になって喜んでくれます。
どうしても好奇の目で見られがちな私達ですが、体温を感じる場所に他の温かい目があるって事に凄く癒されることがあります。
これもぶーちゃんと一緒にあちこち参加していたお陰かな(笑)
そうやって考えると、ぶーちゃんにとって何か良いことがあったかと思えばそうでもないし、だからといって悪かったかと思えばそうでもないような気がする。
成長するのはぶーちゃんだけでなく、私もそうなのだ。
二人含めての成長の中で、私達が辿ってきた道は決して最高のものではないが、最悪のものでもないと今は思えるのです。
リハビリや保育園に入るタイミングが早ければ、私達は地域で孤立したままだったし、だからといって何もしなかったらぶーちゃんの発達を促すこつが私には全然分らずに終わってしまったと思う。
そして5才になった今、そこそこ成長を感じつつ暮らすことが出来るのだから、あの時無理して色々な物を捨てて通園しなくてもまぁよかったんだろうと思うのです。
ま、今だから言えることなんでしょうがね~(苦笑)
ぶ~ちゃんは、とんとんさんの愛情のもと、のびのびいい感じで成長されてますね。
親子で気持ちよく過ごすのが基本で、その安定の中で子供の発達を促していければ一番だと思ってるんです。
とんとんさんのブログを読むと、ごく自然体でそういう育児をされてる感じがして・・・
ご存知の通り、最近はもどかしいことも色々ありモヤモヤしてましたが。
子供のためにどうすることがベストなのか・・・なんてホントは誰にもわからない。わかんないのに、それを探ろうとして苦しくなっちゃう・・・それも、親なんだから仕方ないですよね。
それにこの子のためにと思う親の焦りのせいで、結局無理をさせちゃ本末転倒なんですよね。
もう一度肩の力を抜いて、楽しみながら「今出来ること」をコツコツやっていきたいと思ってます。
とんとんさんにはご近所にお友達がいらっしゃるんですねー
最近まで同じくらいの子を見るのが正直つらかった部分があったり、デイサービスに通園してて時間がなかったりで公園に行くコトも少なくて、近所にママ友と呼べる人はいないです。
それでもたまに行く公園やマンションのエレベーターで会うママさんたちにこれから息子のコトをどう伝えていったらいいのかなーって思っちゃったりします。
聞かれもしないのにイキナリ「自閉症」ですっていうのもナンだし、「反応ないし変だな?」と影で思われつつ黙ってるのも気持ち悪いし。
私が構えすぎなんでしょうねえ。
元々口下手だし、人付き合いも得意じゃないのでそういう些細な事に余計気が滅入ります。
強く、いい意味で鈍感になりたいなーと思う今日このごろです・・・
先日は突然お邪魔したのに長々と語ってしまい、申し訳ありませんでした
しかも折角コメント頂いたのにレスが遅いし・・・
こんなのんびりものの私ですが、宜しければまた遊んでやってくださいね。
私も本当に少しだけのんびりさんのママとしてのキャリアが長いだけで、実は毎回毎回小さいことで悩んでいるんですよね。
子どもを守る為に強くありたいし、為になることなら何でもやってあげたい。
そんな風に理想はたくさんあるけれども、でも現実は上手くいかないし、自分の気持ちやモチベーションも強く保てないものなんですよね。
そのジレンマたるもの、何とも言えず嫌~なものなんですよね・・・。
だからどんぐりままさんの言っていることは本当によく分りますよ~
>もう一度肩の力を抜いて、楽しみながら「今出来ること」をコツコツやっていきたいと思ってます
本当にそうですよね!
私も今やっている事が正しいかどうか分らないけれど、出来る事をこつこつと厳しく教えながらも互いに楽しんでやっていければと思っています。
>それでもたまに行く公園やマンションのエレベーターで会うママさんたちにこれから息子のコトをどう伝えていったらいいのかなーって思っちゃったりします。
これもまた1つの試練ですよね・・・。
私の場合は公園とかでたまに会う人やマンションの人には自分からは言いませんでした。
ただ、相手から聞かれたときには「ちょっと発達が遅れていて~まだよく分ってないんですよね」と、ぼかして説明した位かな。
(例えば「あれ、まだお喋りできないのかなぁ~」とか直に言われたりとか、挨拶に全然答えなかったりして向こうの方が明らかに?って顔をしたときとかですが・・・)
正直、どんぐり君の年代だと例え「自閉症だ」とかいっても「でも成長すれば良くなるかもよ」とかあまり本気で捕らえてもらえない様な気がします・・・。
実際うちも幼稚園の問題が出る辺りまではそんな風に言われ続けたのでね。
その度正直「勝手な事言わないでよ~」って感じで八つ当たりも込みで自分で勝手に凹んだんですよ。(苦笑)
だからなかなか難しい問題だと思うんですよね。
どうやって説明しようかと悩んでそれが負担になるぐらいなら、敢えて自分から言わなくてもいいと思いますよ。
きっとそのうち、そう言う事も理解してくれて側にいてくれる人が見つかると思いますから・・・。
お互い色々悩む事はあると思いますが、元気で楽しく育児していきましょうね♪
また遊びに覗いますので、その時はどうぞ宜しくお願いします♪
ではではまた