同業種の人とは、
お友達になりにくいので、同業種の友達がいない私。
(おつきあいはあるけれど)
なので、私のいるこの業界ならではの、デリケートなウラの話を見聞きすることがほぼない私。
みんな、どうしているんだろう?と思っていたら、
夫の山の友人で、しかも、私と同年齢同業種の人の話を聞けた!
その彼は、最近、仕事をやめてしまったのだ。
彼は独り身だし、多少の自分勝手はできるだろうけれど、
すっぱりさっぱり、この業界にはもうなんの未練もないらしい・・・・と聞いた。
「できるようになっちゃったから」
わかるよ。
興味が尽きちゃうんだよね。
そしてこれ、致命的。
出来なかった頃は、夢中で努力したし、それがパワーになってた。
しょっちゅう相手とイザコザ起こしながら、
ジタバタやっているうちが「花」なのです。
「できるようになっちゃった」ら、もうそこが終いなのです。
最近やっと、わかってきた。
皮肉だけれど、
「経験」はむしろジャマになることが多い。
丸くなったら、終いです。
丸くなったわたくしは、終いを受け入れるべきなのです。
これ自然の掟なのです。
まず色々手離して、空っぽににしないと、
新しいものが入ってこない。
人生100年時代だし。