ガゼヒギマチダ
熱は、こんなダルいのに、37度
風邪薬切らしてるので
とにかく、寝るが一番。
子どもの頃、よく扁桃腺腫らして、
高い熱をだしたものだ。
38度、39度と、熱があがると飲まされた
熱冷まし(解熱剤)
病院で処方されるそれは、いつも粉状で、
紙の袋を切って、ザラザラーと口に含み
お水で流し込む。
子どもには、苦い、嫌な薬。
それを飲んで、さらなる苦行が課せられた。
毛布と掛け布団を、首までしっかりかけられて、
汗をドップリとかかされる。
少しでも、布団をはごうとすると、
「熱がさがらないわよ」と
母に見つかり、蒸し風呂状態で、1時間か、2時間か、寝かされる。
やがて背中から、足から、お尻から
汗が吹き出てきて、グッショリマックスになる。やっと、ここで釈放。
パジャマも下着もシーツも、全とっかえ。
熱は、36度代後半まで下がって、
たしかに、スッキリするけど、このやり方、
けっこう、過激だったんじゃないかと、今にして思うけど、どうなんでしょうね?
うちの子の時代では、38度後半になったら
飲ませて下さいと、解熱剤処方されるけど、
布団で、包み込んで、あんなに汗かかした覚えはないな・・・・
細菌を殺すための熱っていう認識が、
昔は、一般的に、なかったんでしょうね。
熱は悪いものだから、下げる、みたいな感覚でしたね。
熱のある小さな子どもは、脱水しやすいので、
毛布なんかに、しっかり包んで、病院つれてこうものなら、怒られますからね、今は。
いやあ、過激に熱下げてたなぁ、昔。